有原翼

ありはらつばさ

「八月のシンデレラナイン」のメインヒロイン。アニメ版では単独で主人公を務める。

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目次 [非表示]

1 概要

2 プロフィール

2.1 経歴

2.2 プレースタイル

2.3 性格

3 その他

4 余談

5 広告騒動

6 関連イラスト

7 関連タグ

CV:西田望見

概要

野球経験者であり、女子野球部で甲子園に行くことを目指している。

河北智恵とは幼馴染で親友。

勉強は苦手であり、野球部の「成績ワースト5」の一員である。

茶髪ロングで、左耳の上を黄色いリボンで結ぶのが特徴（ただし右向きの時は画像が反転するので右耳の上に付いている）。

アニメではゲームと異なり甲子園は目指しておらず、有原自身が野球を楽しむために高校でも野球を続けている。

プロフィール

誕生日	3月3日	運動経験	硬式野球経験者、中学時代は陸上部にも所属(アニメでは陸上部に所属していた描写は無い)
星座	うお座	趣味	練習、特訓
血液型	Ｏ型	特技	野球、短距離走
身長	160cm	体重	52kg
スリーサイズ	84/62/83	好きなもの	野球、友達
学年/学級	1年3組→2年2組→3年4組	苦手なもの	勉強(但し野球に関する内容を除く)
ポジション	遊撃手(ショート)	好きな食べ物	和菓子、特に「ぴょん太焼き」
投打	右投げ右打ち	嫌いな食べ物	辛いもの、特に山椒系の辛さ
打撃フォーム	オープンスタンス	一人称	わたし
投球フォーム	スリークォーター	ネットでの呼び名	翼、翼ちゃん、有原

上記はゲーム版のプロフィールであり、アニメ版は設定が一部異なる可能性がある。

経歴

同作の前身ともいえるシンデレラナインに登場する有原ゆい・有原みさの妹で、姉たち同様に小さい頃から野球を経験している。

甲子園出場を目標にしており、リトルリーグでは全国優勝チームの主将と肩を並べるほどの凄腕プレイヤーだったが、「女子だから」という理由で高校野球の監督からは全く注目されず、自身も夢を諦めて高校では野球を離れて陸上部に入ろうとしていた。

そこで有原が「あなた」を見つけたところからこのゲームは始まる。

日米野球では主将を務める。

野球部を立ち上げたころは遊撃手と投手の二刀流だったが、選手が増えてからは遊撃手に専念し、3年生になると倉敷舞子の卒業もあってか二刀流を再開、それに集中するため大学選抜と対戦する高校選抜のメンバー入りを辞退する。

アニメではゲームとストーリーが異なり、監督＝プレイヤーが登場せず、甲子園出場を目標にしていない。

第4話の中学生時代の回想ではリトルシニアの全国大会で活躍し優勝した有原はチームメイトの男子には高校で別の目標(甲子園)ができたと知り、一緒に野球が続けられないと悟った有原は優勝した満足感もありチームをやめてしまう。

河北との猛勉強の末、同じ市立里ヶ浜高校(アニメでの校名)に合格した有原は合格発表の帰り道で河北に野球への想いを断ち切れていないと指摘され河北に高校で野球を再開することを約束した。

そして第1話で有原自身が再び野球を楽しむため、女子野球部のない市立里ヶ浜高校に河北と二人で「女子硬式野球部」を立ち上げる。

第6話では喧嘩した河北と和解した際に二人で「親友でも戦友でもない」関係になることを誓いあった。(視聴者的には友達以上の関係に見えるかもしれない…)

プレースタイル

ポジションは遊撃手。走攻守全てが優秀な万能型プレーヤーであり、特にミート、走力に優れる傾向が強い。そのため、クリーンナップあるいは上位打線向きの試合性能になっている。

投手としてもスライダーを武器に三振の山を築くエースとして活躍しており、イニングイーターとしても機能できて、東雲と共に最強レベルの選手とされている。主に先発向きだが、抑え投手のカードもある。

「楽しく野球をプレイすること」を第一にしており、試合においてどんなに苦しい場面でも前向きにプレイ出来るメンタルの強さを持つ。

アニメではリトルシニア時代の回想も含めて投手としてマウンドには一度も立っておらず遊撃手専門である。

性格

天真爛漫でまっすぐ。裏表がない。

ポジティブでストレートに感情を表すタイプ。

基本的にアホの子であり、「募集の募を幕にする」「因数分解が分からない」「凄絶が読めない」「宿題終わらないよお…」など「成績ワースト5」の名に違わず勉強が苦手であることがしばしば描写されている。

持ち前の明るさでチームを引っ張るが、調子が優れないことがあったりキャプテンとして優柔不断なところを見せたりとまだまだ未熟な点も目立つ。

投手としても打者としても天才的な選手であることが描写されているが、本人曰く「投げる方よりもむしろ打つ方が好きかな」とのことである。

河北智恵にのみ「ともっち」と愛称で呼び、同年齢や下級生に対しては苗字にさん付け、上級生には先輩をつけるが、ストーリーが進むと数人のチームメイトに対してはちゃん付けで呼ぶようになっている（野崎夕姫、鈴木和香、宇喜多茜、初瀬麻里安など）。

最後までさん付けのままのチームメイトは東雲龍のみ。

アニメではキャプテンとしての責任感も強く、キャプテンシーがゲームより優れており第10話でランナーコーチが務まらず落ち込む宇喜多を激励する場面もあった。

また河北の指導のおかげとはいえ補習受けるシ－ンがアニメでは一度もないため、学力も多少ではあるが補習受けるシーンが度々見られるゲームより優れている可能性がある。

その他

本作の主人公であり実装SSR数、実装カード数も他のキャラに比べてずば抜けて多い。

そのため、特に内野手は「有原個人軍」（有原のカードが複数人スタメンにいること）になるプレイヤーが少なからず存在している。

またその強すぎる個性と実力から多くのキャラクターからライバル心や劣等感など特別な感情を受けており、いろいろな意味で今作は有原を中心に回っているといえる。

余談

プロ野球の贔屓チームを公言しているわけではないが、大阪チュリオーズのレプリカユニフォームを着て椎名ゆかりとチュリオーズ戦を見に行っていること、幼少期に関西の屋外球場（おそらく甲子園）で西宮アリスと会話したことが示唆されていることから、ライト層（どこかと言われればチュリオーズ、程度のもの）ではあろうがチュリオーズファンの可能性もある。