概要
東京都出身のサッカー選手
在日韓国人4世で韓国語読みではイ・チュンソン(이충성、Lee Chung-Sung)。
小学校は朝鮮学校に通いながら少年サッカーチームに参加、小5のときに横河電機ジュニアユース(現・東京武蔵野シティFC)に合格。高校は東京都立田無高等学校に進学しFC東京U-18に加入。国体にも出場。
2004年FC東京のトップチーム入りし、U-20韓国代表に選ばれるも「パンチョッパリ(在日韓国人を本国で育った韓国人が見下す言葉)」と悪口を言われるなどの差別を受け、日本への帰化を決意。これには絶縁するといいだすほど反対をした親戚もいたが、2007年2月9日付で帰化申請が許可されたのを機械に名前の読みも日本風に改めている。
こうした経緯から、自分のことを韓国人あるいは日本人と単純に定義するような言動を避け続けている。
2005年に柏レイソルに移籍、2008年北京オリンピックに出場。
2011年のアジアカップでの豪州との決勝戦で決勝ゴールを決め一躍ヒーローとなった。
その後サンフレッチェ広島、イングランド2部のサウサンプトンFCなどを経由し2014年に浦和レッズに移籍。
2018年に横浜F・マリノスに移籍した。
2019年、京都サンガF.C.へ移籍。
2021年、アルビレックス新潟シンガポールへ移籍。
2023年9月14日、今季限りの現役を引退することが発表され、「いつも誰かに支えられて本当に素晴らしいサッカー人生を送ることができました」などのコメントを残した。