概要
埼玉県鴻巣市出身のプロ野球選手。
ポジションは投手。左投左打。
プロフィール
性別 | 男性 |
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生年月日 | 1999年6月20日 |
出身地 | 埼玉県鴻巣市 |
身長 | 178cm |
体重 | 90kg |
経歴 | 本庄東高等学校-新潟医療福祉大学-阪神タイガース(2021年ドラフト3位) |
背番号 | 47(2022年〜) |
経歴
2021年秋のドラフト会議で阪神タイガースから3位指名を受けプロ入り。背番号は47。
ドラフト指名後の平成国際大学戦ではリーグ史上初の完全試合を達成し、さらには自身の持つ奪三振記録を更新する19奪三振を記録している。
2022年は新人ながら開幕3試合目にプロ初登板・初先発するも、6回途中3失点で敗戦投手に。その後も援護の無さも相まって0勝3敗、防御率5.02でシーズンを終えたものの、2軍では6勝を挙げ防御率0.72と抜群の安定感を誇った。
2023年は開幕こそ2軍スタートであったが、5月26日の読売ジャイアンツ戦で今季初登板を果たすと、7回1失点10奪三振の好投でプロ初勝利を達成した。しかし、次の登板となった6月5日のロッテ戦で5回途中4失点に終わり2軍落ち。その後は1軍から遠ざかっていたものの、7月に行われたフレッシュオールスターで9回に登板し三者凡退の好投を見せたことでリリーフ適正を見出され、後半戦はリリーフへ配置転換となった。その後は左のワンポイント、回跨ぎ、セットアッパーなど様々な役割をこなす大車輪の活躍でリーグ優勝・日本一に大きく貢献。岡田彰布監督からも「スペードのエース」と絶賛された。
2024年は開幕1軍スタート。開幕3戦目で6回無失点の好投をみせた先発才木の後を引き継ぎ7回を三者凡退に抑え込み、8回に味方が得点したため今季チーム初の勝ち投手となった。
その後もシーズン通して右の石井、左の桐敷と言われる2大セットアッパーとなった。
体調不良で一時ベンチ外となる試合もあったがリーグ最多の70登板をしながらも被本塁打0、失点14(甲子園では僅か1失点)、防御率1.79、40ホールド、43ホールドポイントを記録し中日の松山晋也と並び自身初となる最優秀中継ぎのタイトルを獲得。
人物
選手としての特徴
最速151km/hのストレートやツーシーム、スライダー、フォーク、チェンジアップを投じる左腕。
2023年に奪三振率8.93を記録するなど奪三振能力も優れている。
余談
- 名字の「桐敷」は、日本全国で約120人しかいない非常に珍しい名字とされる。本人曰く「キリシマ」と間違えられることも多かったという。
- ネット上ではルーキー桐敷と呼ばれることも。詳しくは「予祝」の記事を参照。先輩の西勇輝投手から「ルーキー桐敷、意味分かるか?」と声を掛けられたことをきっかけに永遠のルーキー扱いを受けるようになった。(2023年の日本シリーズ第4戦でチームがサヨナラ勝ちした際にチームの勝利の嬉しさと失点した悔しさで泣き崩れたが、ベンチ裏での記念撮影の際に、岩崎優投手から「ルーキー桐敷」と茶化してることから阪神内でも浸透してる模様)