概要
北海道庁の広域行政事務補助機関(出先機関・出張所)の一つ。
2010年4月の支庁改編にあたり、旧檜山支庁に代わって創設された。
「檜山」という地名については、現在の管轄地域南部の山間部に群生していた「ヒノキアスナロ」(アスナロ)という樹木の材質がヒノキに似ている事に由来すると言われている。
管轄地域の市町村(自治体)
※全て町である。
北部
(久遠郡)
町名は合併前の旧瀬棚町に由来。
海岸線は奇岩が連なる。
(瀬棚郡)
内陸部にあり、男爵いも(ジャガイモ)の産地。
(奥尻郡)
南部
(爾志郡)
- 乙部町(おとべ)
海岸線沿いは「シラフラ」と呼ばれる巨大な白い断崖がそびえ立ち、内陸は丘陵が連なっている。
(檜山郡)
振興局が入る合同庁舎所在地。
江戸時代から明治時代にかけて北前船とニシン漁で栄えた港町で、蔵や商家が並んでいた。
民謡の江差追分や旧幕府軍の軍艦開陽丸難破の地としても知られる。
- 厚沢部町(あっさぶ)
内陸部にあり、メークイン(ジャガイモ)の産地。
地域の南端に位置し、後の松前藩藩主一族の祖先が道内進出の礎を築いた。
夷王山山頂からは市街地と日本海を一望できる(メイン画像)。