「もちもちもちもちもち…」
概要
東京喰種:reにて登場した、喰種集団「アオギリの樹」所属の喰種。レートはA+。
細身で縞模様の服を着ている。マスクは半壊(?)しており、ほぼ顔を隠していない。
言葉を発する際、語尾に記号が付く。
月山家使用人の叶によって雇われ、クインクスを始末しようと承正やホオグロ、墓盗りと共に襲撃。
謎のローブの大男に弾き飛ばされ、その場を立ち去る。
不知吟士の遺体回収に貢献する。
流島編
アオギリの樹が拠点としていた流島に視察をした鉢川率いる鉢川班にオウルと共に襲撃。
オウルとのコンビネーションもあり、鉢川を殺害。その後、捕食する。
穂木歩と六月透に対し、追い打ちをかけるようにして赫子を放つが、回避されてしまう。
赫子を出す際に目の下に独特な痣を出す。
正体 (ネタバレ・スピンオフ作品の情報を含む)
その正体は、CCG捜査官キジマ式を継ぎ接ぎだらけの風貌にした元凶でもある、SSレート喰種のリオ。通称「ジェイル」。
アオギリの樹の襲撃によって鯱、ロマと共にコクリアから脱獄したSSレート喰種のひとりであり、ゲーム「東京喰種 JAIL」の主人公でもある。
作品内で直接的な説明はなされないものの、服装や赫子の性質、台詞からもその同一性が考えられる上、キジマ式の元部下でもある旧多からは未だにリオと呼ばれている描写がある。
アオギリの樹のメンバーであるエトによりコクリアから救出されるも、そのエトにより洗脳・改造を施され現在の死堪へと変貌した事が、前述ゲームのシナリオブックより推測できる。
その後
ロマと行動を共にすることが多くなり、流島では嘉納の身を守るために、本土では証拠隠滅のため戦闘を行った。
本土で瓜江と対峙した際にCCG本局のビルから下に落とされ死亡したかに思われたが、最終話にて生存が判明。
竜戦から6年後、「竜遺児」の細胞を取り込み赫者化しており、彼が正気を取り戻すことがないまま、人間と敵対して多数の一般人や保安官を捕食・殺害する最悪の喰種に成り果ててしまった。
多くの登場人物が報われるか、もしくは希望のある状況に置かれていることが分かる最終話において、唯一明確に絶望的な結末を迎えている人物である。
余談であるが、ゲーム「東京喰種 JAIL」と本編の物語とはコクリア襲撃から分岐したパラレルワールドの関係になっており、いわば死堪(リオ)がコクリアからカネキらあんていくメンバーによって救出された世界線がゲーム版、エトらアオギリの樹によって救出され死堪となる世界線が本編である。
ゲームにおいてリオはあんていくのメンバーを代表とした様々な人との交流によって成長していくのだが、前述したような本編の世界線は死堪(リオ)本人にとっても救いようのない最悪なルートであったと言える。