死神(ウルトラマンガイア)
しにがみ
- 身長:不明
- 体重:不明
- 演:堀内正美
「人間に、ウイルス如きに何が出来る?
ハッ、ハッ!アハハハハハハハハハハ!ハーーッハハハハハハハハハハハハハ!」
第47話「XIG壊滅!?」
第48話「死神の逆襲」に登場。
吉井玲子を拉致し、藤宮博也をモキアン内部の異空間におびき寄せると「進化しすぎた人類はウィルスとなって宇宙を蝕んでおり、主はその苦しみを治癒しようとしている」と説明して自分たちの行為の正当性を主張することで藤宮とアグルを再び人類の敵にしようと企んだ。
だが、それに失敗した挙句モキアンを破壊されると自ら破壊に乗り出して「ウルトラマンを差し出せ」と人類に迫った。
ウルトラマンアグルに変身した藤宮を自らの手で始末するために最後はゼブブに変身した。
なお、身体を貫かれたアグルのピンチに我夢が思わず「藤宮!」と叫んでしまったことで我夢=ガイアという事実が(元から知っていた石室コマンダーを除く)XIGのメンバーにバレてしまったため、主人公の正体バレを引き起こす要因となった。
第47話・48話の監督を務めた北浦嗣巳は、西洋的な死神のイメージでは面白くないと考え、菩薩のイメージとした。
着ぐるみではなく、俳優に特殊メイクを施して表現されている。また、当初は俳優の顔が分かる薄いメイクとする予定だったが、その話が挙がってきたのが撮影の直前だったことから「直しきれない」と言うことで、結果的に完成作品でのデザインとなった。この件に関して、北浦は演じた堀内氏への謝罪の思いを述べている。
死神を演じた堀内氏は後に『ウルトラマンネクサス』で松永要一郎役を演じている。
なお、堀内氏と、『ガイア』の主役である吉岡毅志氏とは誕生日が同じである。
ゲーム『スーパーヒーロー作戦ダイダルの野望』でも役回りは原作と同じなのだが、ゼブブへ変身する事はなくそのままの姿でアグルを倒したり、コッヴを呼び寄せてガイアと戦ったり、ガイアとファイターチームの総攻撃で木っ端微塵になる(しかも専用カットイン)などネタには事欠かないキャラクターとなっている。