概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場回はTC18巻収録「大氷山の小さな家」。
こて型のひみつ道具で、これを使用すると氷を自由に溶かして色々な形に加工したり、氷の中に部屋を作ることが出来る。
平らなこて(メイン画像左)は主に氷を溶かす為に使用する。下に向けて氷をどんどん溶かせば通路になり、前後左右を溶かせば部屋にすることが出来る。
細いこて(メイン画像右)は主に氷細工を作る為に使用する。こてで氷に触れるだけで、好きな形に加工することが出来る。
上記の初登場エピソードでは、ドラえもんとのび太が「どこでもドア」で大海原を漂流している氷山へ行き、この道具を使用して氷山の中に部屋を作ったり、椅子や電灯といった氷細工を作っていた。
『南極カチコチ大冒険』バージョン
映画『南極カチコチ大冒険』に登場したバージョン。こちらは原作とは違い1本のこてだけで色々な作業を行うことが出来る。
原作の「氷ざいくごて」で出来ることはもちろん、他にも新たに氷を生み出して上下左右に伸ばすことで氷の建築物を作ることも可能で、更には作成した氷細工に好きな色を付けることも出来る。
関連道具
- 氷が石みたいにかたまってとけなくなるスプレー
これを吹き付けると「氷ざいくごて」で作った氷細工が石のように固まり、長時間経過しても溶けないようにすることが出来る。
原作での名称は不明で、上記の名称は水田わさび版アニメで暫定的に設定されたもの。
- ふかふかスプレー
これを吹き付けると「氷ざいくごて」で作った氷細工がふんわりと柔らかく固まり、長時間経過しても溶けないようにすることが出来る。
原作での名称は不明で、上記の名称は『南極カチコチ大冒険』で設定されたもの。