概要
アニメ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』に登場。
ガンダムEXとの戦闘でザクⅡ F型を失ったイリヤ・ソラリとニーランド・ルショーンのために、旅団支援コマンド所属のメカニックであるアルフィー・ザイドスが、リサイクル・センター内のジャンクパーツを組み合わせて作成した機体。
どちらの機体にもレッド・ウルフの特徴である赤いスパイク・アーマーが装着されている。イリヤ機の頭部には2本のアンテナが設置されており、寄せ集めパーツの機体でありながらも、アルフィーの尽力によって通常機と同等の性能を有している。またビーム兵器を少しでも防ぐための措置として、戦車用履帯などから流用した素材が各部に張り付けられている。
武装
ザク・マシンガン
おなじみの口径120mmドラムマガジン採用の実体弾型マシンガン。
ヒート・ホーク
ビームサーベルと並ぶ程有名なザク用の格闘兵器。
作中で唯一ビームサーベルを止めて鍔迫り合いができる武装。非使用時は腰部にマウントする。
シールド
右肩部に固定装備されたシールド。ソラリ機は真っ直ぐ伸びた形で二枚重ねた形をしており、二枚目には四つのミサイルが搭載されている。ルショーン機は純来のザクと同じL字型のシールドとなっており、左腕にも戦車用履帯付のシールドを装備している。
腕部/脚部3連装ミサイル・ポッド
腕部と脚部にそれぞれ装備されたミサイルポッド。ソラリ機の脚部に搭載された物にはジムのビーム・スプレーガンを防いだ対人兵器の散弾、ルショーン機の脚部には閃光弾が搭載されていた。
立体化
立体物は現在2種類が公開されている。
ガンダムユニバース
一般店頭発売でソラリ機が24年に発売予定。
HGRFV
通販サイトプレミアムバンダイにて、「ザクⅡ F型 ルショーン機」と「無識別型ザクⅡ ルショーン機」の2体セット、チャブス機 & ケイル機の2体セットにはソラリ機を再現できるパーツが付属している。※但し、ソラリ機を再現するには未組立て状態の『ザクII F型 ソラリ機 』(※店頭販売商品)が必要。又、ソラリ機とショーン機の一部パーツには接着剤が必要な為、組立ての難易度が高い。因みに、HGキットの前例としてはHGUC『ザクⅠ・スナイパータイプ ヨンム・カークス機』、HGUC『リバウ』の組立てに接着剤を使用する。