池田七三郎
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いけだしちざぶろう
池田七三郎は、新撰組の隊士であり、数ある隊士の中でも最後の生き残りである。
幕末で京都を中心に活躍した会津藩預かりの治安組織『新撰組』の隊士の一人。
中でも彼は昭和の世まで生き残った最後の隊士でもある。
上総国山辺郡田間村(現:千葉県東金市)の商人の子として生まれ、元治元年(1865年)に武士となることを希望して江戸に渡り、道場で剣術を学んで旗本の家臣となった。
その後、慶応2年(1867年)に新選組に入隊し、翌年から始まった鳥羽・伏見の戦いに参戦して甲陽鎮撫隊にも参加し、甲州勝沼の戦いでは重傷を負うも農民に助けられたおかげで一命を取り留めて会津戦争へ出陣し、三番隊組長の斎藤一らと共に戦う。
戊辰戦争の終結後は1年の謹慎を経て放免となり、 その後は本名の「稗田利八(ひえだりはち)」を名乗って商人に戻り、日本橋材木町にあった父の木材屋を継いで働く傍ら、新撰組の語り部として知っていることや覚えていることを、多くの取材で話している。
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