概要
2000年3月16日発売。対応ハードはプレイステーション。2001年2月9日にはWindows版も発売された。
シリーズで初めて蒸気機関車にフィーチャーし、電車を運転しないためタイトルも汽車でGO!になっている。
本作独自のシステム
- 汽車操作
過去作品のようにマスコン1本ではなく、逆転機と加減弁を調整しながら運転する。ブレーキも圧力を調整しながら減速する。
また勾配区間では車輪が空転することがあり、対策として砂を撒く必要がある。一定時間空転するとシリーズおなじみの超強力非常ブレーキが作動する。
シリーズおなじみの「電車でGO!操作」に設定を変更することも可能だが、隠し要素を全て開放するには汽車操作でクリアする必要がある。
- ドレイン操作
発車時及び特定の場所でドレインを操作すると加点される。
- 機関助士
シリーズ初の二人同時プレイが可能。2P側は機関助士として石炭をくべる。
収録路線
磐越西線、信越本線は1997年時点で収録区間に存在するすべての駅に停車、京浜東北線は品川を出ると田町、東京、秋葉原、上野に停車。
実際には蒸気機関車の運行実績がない京浜東北線(東京~横浜間の開業当初より電化済み)および信越本線横川駅~軽井沢駅間(碓氷新線、旧線時代に電化済み)の運転が可能。横川駅では『電車でGO!2』以来恒例のEF63を連結するボーナスゲームをプレイできる。
信越本線磯部駅は「磯辺駅」と表記されている。
磐越西線は中山宿駅のスイッチバックが存在していた当時を再現しており、引き上げ線に停車させるボーナスゲームをプレイできる。
余談
C58が登場しているが、実際にC58が運行されている秩父鉄道は収録されていない。
資料館には真岡鐵道のC11・C12も収録されている。PSにおける前作『名古屋鉄道編』のムービーにゲスト登場した大井川鐵道共々収録してほしかったとの声もあった。