解説
一般的には乳児の身体を洗う行為を指すが、本項では宗教的な儀式の一つについて解説する。
ピクシブでは水浴びとほぼ同義で用いられているが、そちらの解説は水浴びの項目を参照のこと。
「沐」という漢字は日常会話では馴染みが無いが、頭から水をかぶることを指す。「浴」は文字通り水に身体を浸ける事を指すため、多くの場合は水やお湯を使って身体を清める。
宗教的には聖地に入る際、聖なるものに触れる際に俗界の穢れを落とす為に行われる事が多い。
入信の際に行われる洗礼は代表的な宗教的沐浴である。頭部に水を注ぐ、または水滴を付けるなどの儀式が行われる。
沐浴が罪を流し、功徳を増すと信じられており、毎朝沐浴を行う。ガンジス川で沐浴する光景は非常に有名である。
沐浴のことをグスルと呼ぶ。性行為の後、出産後などに行う事が義務づけられている。
日本では
神道における禊や密教などで行われる水垢離(みずごり、滝行など)、冷水をかぶり心身を清浄にする。
また、神社に参拝する際に手と口を濯ぐが、これも沐浴と同じ目的の行為である。
関連イラスト
※上述のようにピクシブでは沐浴≒水浴びという意味合いでタグが使われる事に注意されたい。
水に身体を浸けるという性質上R-18イラストが多い。