概要
大阪府交野市私市3丁目にある京阪電気鉄道交野線の駅(KH66)。
信貴生駒電鉄枚方線の駅として開業し、同線が京阪へ移管されたあとは交野線所属になった。
駅の所在地は私市だが、駅名自体はすぐ隣の集落である森集落に由来する。また、大阪市旭区に自社の本線の森小路駅があることから、旧国名の河内が付けられた(森小路駅がある辺りは既に旧摂津国)。大阪府下には他にも、貝塚市(旧国名は和泉国)に水間鉄道の森駅が存在する。
京阪電気鉄道所属の駅で、旧国名を持つ駅名は意外にもここ河内森駅のみである。
当駅の北側でアンダークロスするJR片町線(学研都市線)の河内磐船駅は、乗り換え駅に指定されているが、徒歩連絡になるばかりか、当駅からは300mほどの距離があり、荒天時には長く雨ざらしになるため注意を要する。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅。ホーム有効長は19m車5両分だが、現在は4両編成のみが停車する。
本線直通列車が運行されていた頃は、種別を問わず停車していたが、交野線の全面ワンマン化にともない、線内折り返しの普通列車のみの停車駅になっている。ちなみに前述の河内磐船駅は快速停車駅。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は11,320人である。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 10,748人 |
2009年(平成21年)度 | 10,836人 |
2010年(平成22年)度 | 10,846人 |
2011年(平成23年)度 | 10,709人 |
2012年(平成24年)度 | 10,370人 |
2013年(平成25年)度 | 10,658人 |
2014年(平成26年)度 | 10,975人 |
2015年(平成27年)度 | 11,129人 |
2016年(平成27年)度 | 10,789人 |
2017年(平成29年)度 | 11,126人 |
2018年(平成30年)度 | 11,143人 |
2019年(令和元年)度 | 11,320人 |