流し台

ながしだい

人工物の一つ。排出口を内蔵した容器のこと。

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目次 [非表示]

1 概要

1.1 基本的な使い方

1.2 pixivでは

2 関連項目

2.1 別名・表記ゆれ・下位分類

2.2 関連タグ

2.2.1 流し台の役割

2.2.2 流し台の設置例

2.2.3 その他

概要

基本的な使い方

　人工建造物における備品の一つ。底板と側板を組み合わせた(メイン画像は完全に一体化している構造)容器の形をしており、この中に液体を流すかたちで使用する。底板ないし側板の底面と接する位置に液体を捨てるための穴が開けられており「排出口」(水道の場合は「排水口」)という。

　材質はステンレス鋼といった錆に強い合金のものや木材を組み合わせたもの、樹脂を固めたものなどがある。

　排水口に栓を嵌めることで、液体を一時的に溜めることができるように設計されているものが多い。その型式で特に据え置き型の流し台の場合、てっぺんから液体が溢れることのないよう、上部に「オーバーフロー」という窪みや開口部が設けられている。オーバーフローを通った液体は捨てられるが、排出口へ流すものと、そのまま床や地面に垂れ流すものもある。後者は随時使用者が拭き取ったり、バケツで回収するなどの方法で液体を取り除く必要がある。

　流し台の「液体の外部への飛散を抑える」「液体を溜める」という機能を正しく使いこなすことで、掛け流しで無駄になる液体の量を節約したり、望ましくない場所に飛び散った液体に起因する災害を未然に防ぐことができる。

　流し台を設置したり、撤去したりする一連の作業、及びその工程を『工事』という。

　「流し台」は文法的には、日本語の固有名詞に属する。また、普通名詞「流し」「台」の2語からなる連語である。