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概要

物語第16話。 土屋博士の手によって修復されたソニックマグナムを手にした大神博士プロトセイバーJBに再戦を挑む。

大神から『お前たちもレーサーならプロトセイバーのスピードを手に入れたいと思わないか?』と一度はスカウトを受けるが、烈は『僕たちはミニ四レーサーだ、マシンの力は自分達の手で生み出す! 【機械仕掛けのJB】なんか…いらないんだ!』と言い放ち、再戦を行う。

ただの再戦ではなく【本当のミニ四駆の走り】【真のセイバー】の称号をかけた土屋製フルカウルマシンと大神製フルカウルマシンの戦い。

スタートの合図とともに三台は一斉に走りだし、ゴールを目指す。

ソニックとマグナムは、JBの空気砲の攻撃を受けるが あきらめず走り続ける。

『勝負は、これからだぜ!!』

レース中盤

プロトセイバーの空気砲を受け続けたダメージが強くなり、ソニックはウイングをマグナムはフロントバンパーの一部とローラーを失うも停まることなくゴールを目指して走り続ける。

『諦めるな、最後まで…!最後まで…!!』

『頑張れソニック!! 頑張れマグナム!!』

ゴール付近になるとソニックは更に空気砲を食らってしまうが これを利用しマグナムと連携しプロトセイバーを追い抜いた。 前に出たことで、ブロックされる側からブロックする側になり 最後までセイバーを信じ続けた烈と豪はゴールを目指して走り続ける。

ある恐怖に駆られるJは、抜き返そうとするが突破できず。 これを見た大神博士は、BB弾発射装置を起動させ妨害にでる。(無粋な真似を…

この雨に耐え切れず速度が落ちてしまったソニックとマグナム、プロトセイバーは再び前へ出て空気砲で吹き飛ばした。

コースアウトしてしまったソニックとマグナムを救出に向かう。

『待ってろよ、マグナム! 今、助けてやるからな!!』

自らの危険を顧みずマシンを救出しようとする烈と豪を見て

『マシンなど放っておけ! 死にたいのか!?』

と静止する大神。 しかし、共に時間を過ごした大事な存在を簡単に切り捨てることをしない行為を『…くだらん』と一蹴する。

あと少しでセイバーを助けられる!   と手を伸ばす

【これより先、この物語の結末に触れる内容が含まれているため閲覧には注意されたし】

が…僅差で届かず溶岩へと落下していくソニックとマグナム、散っていく様子をただ見ていることしかできなかった烈と豪は慟哭をあげるしかできなかった

ちなみに

  • このレースと並行して、土屋博士は「Vプロジェクト」を発動させ【次世代セイバー】を生み出している。
  • 原作では、コースを支えるシャフトに引っかかり一命を取り留めるが 【あと一歩の所で空気砲の攻撃を喰らって初代ソニックと初代マグナムは溶岩に落とされる】という二段構えの絶望を生み出した。その後に烈と豪が育て上げたVマシンをお披露目しプロトセイバーを打ち破る。
  • 原作者こしたてつひろ氏をはじめ、ファン一同にとってトラウマとして語り継がれている。
  • 星馬豪を演じた池澤春菜氏は、この物語の収録中にガチ泣きしてしまい収録が停まったという…
  • 同じミニ四駆作品であるダッシュ!四駆郎でも、アニメ16話で主人公機であるエンペラーが雷の直撃を受けて大破してしまった。この時四駆郎は「エンペラーが…死んだ…」と呟いている(ただし、こちらでは後に修復された)

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火山口の死闘!セイバー絶体絶命!
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