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「朝霧さんには笑顔でいてほしいんだ」

「僕はずっと朝霧さんの味方だから」

概要編集

主人公・朝霧彩と席が隣同士のクラスメイトで、可愛らしい雰囲気を持つ短髪の少年。

彩に密かな好意を抱いている心優しい純粋な性格で、常に彼女のことを気にかけている。

奴村露乃よりも以前から彩の味方となって精神的に支えている唯一の存在であり、彩自身も火本に対して惹かれている。

彩への密かなその想いは洞察力の鋭い奴村にも見透かされており、彼女と彩が魔法少女サイトを通じて親しい関係を築くようになってからは、「朝霧さんと一番仲が良い」という印象を抱くようになった。


雫芽さりなを中心とした女子グループからの酷いいじめに苦しむ彩を心配しているものの、「大丈夫?」と陰で声をかけて気にかけることしかできず、いじめから助ける勇気が出せない自分を不甲斐なく思い、強い罪悪感を抱いていた。

その反面、奴村ほどではないにせよ、彩をいじめるさりな達を「人間のクズ」と軽蔑して嫌っており、不運に見舞われる彼女達(後述)に対してあまり目もくれようとせず、「朝霧さんをいじめていた天罰」としか見ていなかった。


アニメ版では第1話にて一瞬登場しているが、残念なことに彩との絡みが一切カットされてしまった。

また、教室の席順も原作と大幅に異なっており、彩とは席が離れていて、しかも自分の前の席に座っているのが、いじめグループの一人である川野愛なためにいじめに苦しむ彩のことを気にしようにも気にすることができなかったと思われる(ちなみに火本の後ろの席に座っているのは奴村である)。


来歴編集

心を痛めていた毎日編集

彩が自分のクラス(2年B組)に転校してきて間もない頃、転校生の彼女に密かな一目惚れをし、人との会話が苦手な性格ゆえにクラスに馴染めずにいた彩に声をかけて優しく励ましたが、彩はその直後からさりな達グループによるひどいいじめを受けるようになり、火本はいじめに苦しむ彩を助けようにもさりな達の前に強く出る勇気が出せないために助けることができず、心を痛める日々を送るようになってしまう。


しかし、魔法少女サイトと出会った彩が瞬間移動能力を持つ拳銃型ステッキを与えられたその日、いじめグループの一人である貝島えりかが学校内でも特に評判の悪い不良生徒と共に彩のステッキの力で悲惨な事故死を遂げ、その翌日にさりなもステッキの力で時を止めた奴村に首をかっ切られて病院に運ばれたことから、一人取り残された川野が彩に強い恐怖心を抱き、いじめは収まることになった。

さりな達によるいじめが収まったその後、ある日の放課後に「一緒に帰ろう」と彩を誘い、今まで助けられなかったことを懺悔する上で励まして以来、少しずつではあるが彩に対して積極的になり、彩自身も気兼ねなく自分のことを気にかけてくれる火本をより意識し始め、二人の仲も進展しつつある様子を見せていた。


クラス内での異変編集

芸能活動を休止し、クラスに転校してきた元アイドルにして魔法少女の一人・穴沢虹海の急逝後、彩が不登校になってしまった際は奴村から住所を教えてもらい、ノートや配布物のプリント等を届けに彩の家に足を運ぶようになるが、虹海の死が世間に公となってからはクラスメイトと共に彼女の死を悲しんでいた。

いずれも魔法少女サイトやステッキが関連しているとは言え、自分のクラスで二人のクラスメイトが急死し、首に傷を負って病院に運ばれたさりなが退院直後に失踪するなどといった不審な事件が多発したことから、その日を境にクラスが一時休講になると同時に学校はそのまま夏休み及び臨時休校となった(しかも虹海の転校先の学校が(名前こそ表明されてはいないが)ネット上で明らかになっていたために「呪われた中学校」として悪評を集めるようになってしまう)。


虹海の告別式前日、クラスが一時休講になったその日までの授業内容をまとめたノートを届けに彩の家を訪れるが、彩の母は娘のクラスメイト(えりかと虹海)が突然亡くなる上、が行方知れずになってからはも気落ちし、家庭崩壊に苦しんでいることを知り、部屋のドア越しから彩に慰めの言葉をかけた。その場を後にしようとすると、「ありがとう…」と彩から感謝の言葉をかけられ、優しい笑みを浮かべながら彩の家を後にした。


備考編集

  • 本作では『魔法少女・オブ・ジ・エンド』と比べると男性キャラの登場比率は少ない方であり、本作に登場する男性キャラはクソ兄貴にじみんラブのドルオタヤンホモ刑事…といった難癖揃いであるゆえ、火本や第2部における主人公・湖村花夜の幼馴染みである拓馬は数少ない男性キャラの中でも、唯一まともな良心である。
  • 魔法少女やその関係者の名前には、霧や露などの水や液体に関係した漢字が一文字入っているのに対し、火本やサイト管理人の協力者・美炭貴一郎には、火や炭といった火に関係した漢字が一文字入っているが、詳しい関連性は不明。

関連タグ編集

魔法少女サイト

天使 良心

朝霧彩 奴村露乃 雫芽さりな 穴沢虹海 潮井梨ナ

水蓮寺清春:少年魔法少女(男の娘)にして腹黒という点を除けば、火本と同じ男性キャラの中ではまともな人物である。

池股みかど:虹海の親友である魔法少女。魔法少女サイトからステッキを与えられる以前から心の支えとなっていた点が火本と共通している。


児上貴衣:物語序盤で同級生からいじめに遭う幼馴染みを助けようにも、陰惨な過去を辿ったゆえに助けられずにいた主人公。

苗木誠日向創ダンガン主人公コンビ):カップやきそば現象


カップリングタグ

火彩


※以下、ネタバレ注意!!編集

※単行本未収録になるネタバレも含まれていますので、ご注意下さい!!







「よかったね… 最愛の人と再会できて」








先人類の王の覚醒によってテンペストが遂に始動した中でサイト管理人及び以外の管理人全てを倒し、ステッキの酷使で寿命を使い果たしたさりなの犠牲と引き換えにに変貌していた奴村を取り戻した彩の前に現れたのは、優しい笑みを浮かべる火本だった。


彩は自分や仲間達の家族がテンペストの始動によって王に吸収されたにも拘らず、魔法少女サイトやステッキに関わっていないはずの火本が現れたことに激しく戸惑うが、火本自身が消息不明だった彩と奴村の実の父親だったという衝撃の事実が判明。


彩と奴村の実父である火本はステッキ、またはステッキとは別の力によって姿を変えていたことが明らかになったが、何故生まれて間もないはずの二人の前から姿を消し、「火本真」として生きていたのかはまだ明らかになっていないが、彩はステッキで火本から寿命を分けて貰うと同時に知識と記憶を貰い、全人類の吸収を終えて地球(ほし)の宮ごと別の惑星へ移動し始めようとする王の前に立ち向かおうとする。


即ち彩は、奴村だけではなく、彼女以前よりも心の支えになってくれた火本とも運命で繋がっていた。

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