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湖村花夜

こむらかよ

『魔法少女サイト』第2部の主人公。
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「あたしに力があったら…なんて」
「どうしてあたしだけにこんなひどい試練を与えるのッッ」

概要

美鷹市第八中学校に通う中学2年生(2年C組在籍)。魔法少女サイトと出会った魔法少女の一人。
ウェーブがかった紫髪に前髪を斜めに分けた、ボーイッシュ風なショートヘアの少女。

刑事であった父親が2年前に殺人事件を起こしたことから、第1部の主人公・朝霧彩と同じように学校ではひどいいじめに遭っているが、いじめや虐待を受けながらも優しさを忘れない彩とは対称的に、「もし「力」があったら自分をいじめるクラスメイトを殺してやりたい」という強い殺意を秘めている。しかし、「父と同じような人間にはなりたくない」とその殺意を抑え続けている。

幼馴染みである拓馬からは毎朝スカートめくりをされながらも、花夜自身は彼を危ない目に遭わせたくない一心から、自分がいじめに遭っていることを隠し、もう「犯罪者の娘」である自分に関わらないよう促しているものの、差別や偏見もせずに自分を気にかけてくれる拓馬のことを大事に思っている。

ステッキ

触れた魔法少女の能力をコピーできるコンパクト型。紋章は太陽。ステッキの使用で出血する部分はから。
魔法少女に触れることでコンパクトに付属しているボタン(全部で10つ)に紋章が現れ、それを押すとその魔法少女が所持するステッキに変化する(コピーしたその能力は一度しか使用できないのが難点であるが、同じ魔法少女に再び触れることでその能力を使うことができる)。

さつりく帳

花夜が魔法少女から魔法をコピーするよう、コンパクト型ステッキと一緒に受け取ったノート。酒木や穴沢虹海をはじめとする魔法少女達の写真が貼られており、花夜はさつりく帳で酒木が魔法少女であることを知り、後に酒木と共に虹海も魔法少女の一人と知った。
第1部で潮井梨ナが所持していたものと同一であるかは不明。

来歴

過去

2年前、妹の湖村愛里(当時8歳)が、鴉間巽最原竜我久松翼冴の3人の不良少年(当時15歳)にリンチされた末に惨殺されてしまう「黄金井市少女リンチ殺人事件」が発生。
両親と共に妹の死を悲しみ、犯人である3人は後に逮捕されるが、全員容疑を否認する上、愛里の遺体には「明らかに人間が手を下した痕があるのに調べても“触れられた形跡”が全くない」「犯人達が妹に危害を加えた痕跡が見当たらない」などといった、不審な点がいくつかあったために証拠不十分として釈放されることになってしまう。しかし、当時刑事であった父親が犯人達を殺害して首を切り落とすという残虐な復讐制裁を下し、父が持ち帰った犯人の生首を母と共に見せられた時は恐怖のあまり失禁してしまった。

妹を殺した犯人に壮絶な復讐を遂げた父はこの事件で逮捕され、母はそのショックで病床に臥せてしまい、家庭崩壊する一途を辿っていくのだった。
また、父が逮捕された後に花夜と母は別のマンションに引っ越した模様である。

魔法少女サイトとの出会い

学校では「犯罪者(殺人犯)の娘」として、帰国子女のクラスメイト・蜜白メリッサ麻衣奈と彼女の取り巻きである双子の厚江レイ厚江メイのグループから陰惨ないじめに遭い、他のクラスメイトからは嘲笑われるという不幸な日々を過ごし、心の中でクラスメイトへの殺意と憎悪を日に日に募らせていた。
14歳の誕生日に母が倒れて昏睡状態となり、自分の人生に絶望して呪っていた時、自分のスマホに繋がった謎のwebサイト「魔法少女サイト」と出会い、コンパクト型ステッキとさつりく帳を与えられ、魔法少女となった。

ステッキと一緒に与えられたさつりく帳に唯一いじめに荷担していないクラスメイトの酒木さくらの写真が載っていたことで彼女が魔法少女であると知り、彼女のステッキの能力をコピーして試しに使ったことで、自分が魔法の力を手にしたことを実感する。
そんな中、メリッサ達に拉致された拓馬が彼女の知人である筋骨隆々な男色家の男から暴行されそうになり、ステッキを取り出すが、ステッキの特性上失敗に終わってしまう。それでもなお、メリッサの脅迫やレイとメイからの暴行に屈せず、身を挺して拓馬を守ろうと決死の抵抗をした末にステッキを手にした酒木に救われ、拓馬を守り通すことができた。

妹の死の真相

さつりく帳の存在を知った酒木からそれを見せるよう要求された花夜はメリッサ達からの暴行で深手を負った拓馬を病院へ運んだ後、自宅で酒木にさつりく帳を見せる中で妹のリンチ殺人事件が魔法少女サイトのステッキと深く関係していることを聞かされて驚き、彼女から魔法少女やステッキに関する秘密を教えられた。
普段は誰とも慣れ合おうとしない酒木だが、顔も名前も知らない“ある魔法少女”(さつりく帳には載っていなかった模様)を探しており、花夜への協力を申し出る上で彼女のステッキによる能力のコピー(魔法少女の捜索)にはある程度手伝うことは約束するが、「これ以上の世話はしない」とのこと。
後日、その日はメリッサ達が欠席していたことで花夜はいじめを受けずに済み、拓馬も無事に回復して元気な姿を見せ、変わらずに花夜のことを気にかけるが、メリッサ達からの暴行を受けて意識が薄れる中、魔法少女サイトの存在に気付き、更に花夜を心配するようになった。

妹の事件のことを詳しく聞き出すため、再び父の面会へと訪れて聞いた話によると、2年前の当時に証拠不十分として釈放された犯人達を尾行していた父は、犯人達が幼い妹を殺して逮捕されたにも関わらず、反省の色を全く見せずに再犯を目論んでいたことに憤慨し、3人を拉致して徹底的な拷問を行う中、泣いて命乞いをしていた最原が殺される直前に言い残した話で妹殺害には自分達にステッキを渡した“A”という謎の人物が何かしら関係していたとのこと。
ただし、父も犯人達を尾行していた後からの記憶は曖昧(本人曰く「娘の仇を討つことで頭がいっぱいだった」)であったが、その“A”こそがリンチ殺人事件の黒幕及び、自分達家族の人生を狂わせた全ての元凶であると知る。

休戦協定

父との面会後、爆発を操るステッキを持つ魔法少女・霰矢冬子の襲撃を受け、窮地に追い込まれるが、コピーしていた酒木のステッキの能力で霰矢を撃退することに成功。そんな中、黒マントを纏った魔法少女らしき謎の人物が現れるが、酒木が駆けつけると同時に姿を消してしまう。

その後、酒木との尋問で霰矢は“A”ではなく、“A”からステッキを与えられた魔法少女で、魔法少女サイトの存在を知らなかったことや弟のために治癒能力を持つステッキを探していたことを知り、花夜はリンチ殺人事件の黒幕にして、自分や家族の人生を狂わせた全ての元凶である“A”を探し出すべく、“A”の情報を握る重要参考人として、霰矢と休戦協定を結ぶことになった。

対人関係

  • 拓馬

幼馴染み。幼い頃はよくキャッチボールで一緒に遊んでおり、花夜の誕生日プレゼントに野球ボールを贈った。
学校ではクラスは別だが、周囲からは「犯罪者(殺人犯)の娘」として蔑まれても、変わらずに自分のことを気にかけてくれる拓馬のことを大事に思っており、彼がメリッサ達に拉致・暴行を受けた時は必死に抵抗し、拓馬を守った。

  • 花夜の父親
元刑事。2年前に妹の愛里を殺した犯人グループを惨殺し、現在服役中。父本人は今でも自分が引き起こした事件に強い後悔と罪悪感の念を抱き、罪の意識に苛まれており、家族のことを心配している。
時折父の元へ面会に赴く花夜だが、父のことは「あんた」「あいつ」と呼んだり、「自分や母の生活を滅茶苦茶にした猟奇殺人犯」として強く恨んでいるが、父の東京拘置所への移送と死刑執行の日が近いことを知った時は複雑な顔を見せていた。

クラスでいじめに荷担していない唯一の存在。
ステッキと一緒に与えられたさつりく帳で酒木が魔法少女であることを知るまでは特に彼女と関わっていなかったが、メリッサ達の脅迫と暴行から助けられたのをきっかけに酒木と関わるようになり、彼女の然り気無い優しさに触れてからは次第に友情を感じるようになる。

クラスにおける花夜いじめの中心である帰国子女の少女と双子の取り巻きによるいじめグループ(ただしメイのみ、クラスは別)。
日々心の奥底で自分にひどいいじめを行う彼女達3人や自分を嘲笑うクラスメイトに強い殺意を募らせており、いじめに荷担していない酒木も「単純にうるさいから」とメリッサ達のことを毛嫌いしている。

関連タグ

魔法少女サイト
魔法少女 悲劇のヒロイン/ダークヒロイン 黄金の精神
酒木さくら 霰矢冬子
朝霧彩:第1部における主人公。
潮井梨ナ:第1部におけるさつりく帳の所有者。
燐賀紗雪:自身の罪を被った母親が刑務所に収監され、時折面会に赴いており、母との関係は良好に続いている。
水蓮寺清春:花夜同様、学校でひどいいじめに遭い、自分を虐げる者達への殺意をうち秘めている男の娘。

児上貴衣:『魔法少女・オブ・ジ・エンド』の主人公で、かつては母親と共に父親からの家庭内暴力に苦しみ、母の自殺後、父は窃盗で何度も刑務所に収監された末に獄中で自殺している。
加賀美あつ子森沢優/クリィミーマミ:元祖魔法のコンパクトを持つ魔法少女。

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