「まったく…恥ずかしがり屋さんなんだから、んもぅ~♡」
「やる気・元気・勇気!」
プロフィール
年齢 | 14歳 |
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誕生日 | 2月20日(うお座) |
身長 | 145cm |
体重 | 42kg |
BMI | 20 |
血液型 | A型 |
出身地 | 東京都 |
趣味・特技 | ゲーム、ネット荒らし、速読、将棋 |
長所 | 頭の回転が早い |
好きなもの | 甘い物、イケメン |
苦手なもの | 水泳、球技、歌 |
概要
主人公・朝霧彩が出会ったサイト管理人・漆の運営する魔法少女サイトや、雨谷小雨が出会ったサイト管理人・捌の運営する魔法少女サイトとは別の、ひょっとこのサイト管理人・弐が運営する魔法少女サイトと出会った魔法少女の一人。
ぐるぐる目とギザ歯、ギザギザに切り揃えた前髪に薄黄緑色のおかっぱが特徴的な中学3年生の少女。
肌は不健康そうな色白で、自分の容姿に謎の自信がある。
サイト管理人の凶弾に倒れた雫芽さりなを自身のステッキの力で救って以来、彼女と行動を共にし、小雨が発案したサイト管理人捕獲計画に協力する魔法少女の一人として動いている。
しかし、他人の嫌がる顔を見るのが好きなお調子者かつ飄々とした掴み所のない性格で、下ネタも平気で口にする故、小雨はおろか水蓮寺清春たち仲間の魔法少女にはひどく嫌われているが、魔法少女達の中でもトリックスター的な存在。
元情報屋である潮井梨ナ以上の優れた情報収集力の持ち主で、彩たち魔法少女の過去や経緯も殆ど調べあげているが、絵のセンスは壊滅的であり、自分の絵を他人に下手などと指摘されるとキレる。
現在はあるマンションに暮らしているが、家具はあまり置いていない(本人はあくまでも物が不必要なだけであり、ミニマリストではないらしい)。
また、ごーやねこという体がゴーヤになっている猫のキャラクターがお気に入りである。
球技は苦手だが、卓球部に所属しており、卓球の腕前は見事なものだったりする。
ステッキ
ステッキの使用で出血する場所は不明だが、髪色は紫に染まる。
1分間限定の時間逆行により、一度は死んでしまった者も死ぬ前の時間に戻って復活することが可能で、アリスは時間を戻す前にステッキとは別に所持する普通のスマホで時間を戻す前の一部始終(管理人に殺されるさりなの姿など)を収めている。
ただし、自身や奴村露乃が持つ時間操作能力のステッキは寿命の減りが一番速いのが弱点。
来歴
過去
母親はアリスを公園のトイレで産んだ直後に自殺、父親は消息不明である(そもそも誰が父親なのかはわからないとのこと)。
その後預けられた施設で死ぬほどひどいいじめに遭い、施設を脱走。たまたま逃げ込んだ先のある家主の好意により、現在はその家主が所有していたマンションの一室で一人暮らしている(アリス自身は特に自分の過去を気にする様子は全くない)。
その壮絶な過去を辿った故に魔法少女サイトからステッキを与えられ、魔法少女となった。
さりなとの出会い
小雨のサイト管理人捕獲計画に協力してはいたものの、元々独りでいるのが好きだったために普段は単独行動を取っていたが、さりなが引き起こしたマンション崩落事故を魔法少女の仕業に違いないと踏んで現場に出向き、その跡地からステッキを回収するさりなの姿を見つけ、尾行したアリスはテンペストの矛盾に気付いたさりながサイト管理人・漆に殺され、ステッキを奪われる一部始終を目撃。
自身のステッキの力でさりなが管理人に殺される前の時間へと戻した直後、管理人と遭遇する直前のさりなの前に現れ、「このままサイト管理人と遭遇すれば殺され、持っているステッキを全て奪われる」と、これから降りかかる身の危険を教え、彼女の命を救うこととなる。
それ以来、黒マントを纏ったさりなと共に水面下で行動を共にするようになった。
その行動の最中、さりなが回収していたシャーペン型ステッキによる防壁で清春の指輪型ステッキによる通信を一時的に断絶(本人曰く「思考を管理・洗脳する能力ってなんかキモい」からとのこと)し、マンション跡地から梨ナが所持していた杖型ステッキと「さつりく帳」を苦心の末で見つけ出した。
小雨と清春も知らぬ間に通信が途切れたアリスがやられてしまったと思っていたが、「彼女がやられるわけがない」と言わしめていたため、どこかで生存していることは確信していた。
※アニメ版では、さりながテンペストに関する矛盾点を追求せず、漆に脅される程度で済んだため、アリス本人は未登場になるのかと思いきや、最終話のラスト近くのあるシーンで(写真のみだが)一瞬登場している。
その後
穴沢虹海の死去及び朝霧要の失踪後、さりなからステッキを返された彩の前に姿を見せ、もう誰一人犠牲者を出さないと誓う彩のある考え(詳細は本人の項を参照)に一度賛同することとする。
虹海の告別式当日、管理人が葬儀場各所に仕掛けた爆弾によって彩たち魔法少女が爆殺された際、ステッキの力で時間を戻し、彩のステッキの力で葬儀場から離れたある廃墟へと移動して管理人強襲を逃れた。
そして、打倒魔法少女サイトの作戦としてマンション跡地から見つけた「さつりく帳」と自身の情報収集力で「ステッキの配布は市区町村ごとによって管轄エリアが決まっている」、「魔法少女サイトやステッキの存在が都市伝説としてネット上で密かに囁かれている」などといった情報から、「サイト管理人が少女の元に新たなステッキを与える瞬間を狙い、奇襲を仕掛ける」…という作戦を発案。そこで都市伝説でステッキの存在を知り、魔法少女サイトと出会った住倉湯華の元へステッキを与えようとするサイト管理人・弐に狙いを定め、仲間と共にサイト管理人捕獲計画へと動くこととなる。
サイト管理人の正体
決行したサイト管理人奇襲作戦は、湯華の通う中学校に自身と小雨・清春・燐賀紗雪・滝口あさひ、湯華の自宅周辺に彩・奴村・梨ナ・さりな、そしてその上空から泉ヶ峰みかりと、それぞれサイト管理人を待ち伏せして奇襲を仕掛けた結果、さりなと梨ナの連係プレーで学校内に現れたサイト管理人・弐を仕留めることに成功するが、自分達が倒した管理人から少女が現れたことに驚愕した。
作戦後、管理人が下駄箱に潜めた周囲の酸素を取り込むペットボトル型ステッキ、紗雪が斬り落とした管理人の片足、そして自分達が倒した管理人から姿を現した少女の遺体(遺体はアリスが自宅の冷蔵庫に隠していた)を回収。アリスがそれらを調べた結果、経緯や仕組みこそはまだ判明してはいないが、サイト管理人=元魔法少女であることを突き止める。
管理人の正体を突き止めたことで、次からも管理人奇襲作戦を仕掛け、不可解な事件で失踪した不幸だった少女を探し出して自分達がまだ掴めていない情報を見つけることを目的としていく。
…しかしアリスには、何か“別の目的”があるらしく、その目的はさりなしか気付いていない様子である。
「何言ってんだよさりな…。お前も、
ナカマじゃないか」
関連タグ
魔法少女 不思議ちゃん トリックスター 画伯 死亡フラグクラッシャー 禍沼アリス生誕祭
奴村露乃 穴沢虹海 水蓮寺清春:自身と同じくチート系ステッキを持つ魔法少女達。
※以下、ネタバレ注意!!
サイト管理人奇襲作戦第二弾、品河区在住の魔法少女候補の少女の自宅周辺にサイト管理人・捌からステッキを与えられた小雨たち、世多谷区在住の魔法少女候補の少女が通う学校にサイト管理人・漆からステッキを与えられた彩や奴村たちとアリスが待機し、ステッキを届けようとする管理人を待ち構える。
しかし、サイト管理人達は魔法少女達に倒されたサイト管理人・弐不在の経過報告会議で何かに感付いた漆から「今度からステッキを与える際は用心した方がいい」と警告されていたことから、品河区に現れたサイト管理人・拾肆は擬態を利用して身を潜めていたことで懐中電灯型ステッキを回収しようとしたみかりを抹殺、みかりを殺された紗雪とあさひは逆上して拾肆に立ちはだかるも深手を負ってしまう。清春はこれまでステッキを酷使し過ぎたせいで寿命があとわずかとなって倒れ、小雨はすぐさまステッキで清春を助けようにも既に手遅れだった。
そして彩たちも世多谷区に現れたサイト管理人・拾に苦戦を強いられ、さりなや梨ナは満身創痍の虫の息となり、頼みの綱と言うべきアリスは忽然と姿を消してしまう。
実はアリスは、「ステッキの使用で寿命を使い果たした元魔法少女がサイト管理人の正体ではないか?」と密かに察していたらしく、別の場所からステッキで寿命を使い果たした奴村の身体に異変が起きる様子を観賞していた。
一方、漆の協力者である美炭貴一郎による監禁から抜け出し、病院へ運ばれた要が虹海のパンツ型ステッキと一緒に握りしめていた写真には、美炭の隣にアリスが写っていて…!?(※アリスは施設から逃げ出した後に出会ったあるマンションの家主の好意で部屋に住まわせてもらっていると語っていたことから、恐らくその家主が美炭である可能性が高い)
“A”の正体?
第2部の主人公・湖村花夜は2年前、「黄金井市少女リンチ殺人事件」で鴉間・最原・久松の不良少年グループに当時8歳だった妹・愛里を殺された過去を持つ。しかし、酒木さくらの発言や服役中の父親の証言から、その事件の裏や妹の死に魔法少女サイトのステッキが深く関係していることや最原達グループにステッキを渡したという、謎の人物・“A”の存在が明らかになった。
黒マント姿に能面の面を被った出で立ちで、「魔法の使者」と名乗り、魔法少女の一人である霰矢冬子も1年ほど前に“A”からステッキを与えられたが、魔法少女サイトの名前を伏せられながらステッキを受け取ったために魔法少女サイトの存在を知らなかった。
“A”の正体は謎に包まれているが、一部ではアリスがその“A”の正体でないかと囁かれている。
- 「アリス」を英語表記にすると、「ALICE」になる(“A”=ALICE)。
- アリスの紋章であるⅣを組み換えてみると、“A”になる(ⅣのⅤを逆さにし、Ⅰを付け足す)。
- サイト管理人の協力者である美炭と2年前当時の花夜の父は同じ刑事職。
- 事件が起きた当時の2年前、美炭は26歳、アリスは12歳(中学1年生)。
- 犯人グループを尾行していた花夜の父が懐から取り出した拳銃が第54話で美炭が所持していたものと同じ。
- 花夜の父は3人を尾行していた後からの記憶が曖昧(本人曰く「娘の仇を討つことで頭がいっぱいだった」)であり、“A”か魔法少女サイト関係者によって記憶を操作された可能性がある。
- 花夜の父に惨殺され、首を切り落とされる直前に命乞いをしていた最原は“A”のことを「あいつ」と呼んでおり、“A”の正体がアリスだとすれば、梨ナ以上の優れた諜報力を持つ彼女に何か弱味を握られていた可能性も不自然ではない。
現時点でサイト管理人・漆と繋がりを持つ美炭とアリスの関係性は明らかになっていないものの、アリスも美炭と同じようにサイト管理人と何か関わっている可能性があるのか、或いは美炭とアリスが二人で一つの名前を共有し、“A”を名乗っているのか、その真相は如何に…?
第2部において、さりながアリスと行動を共にしていた頃に纏っていた黒マントは元々アリスの物だったと明らかになる他、美炭とアリスの関係も衝撃的な事実が判明した→???。
第2部における彼女の経緯や動向などについては、正体のページを参照。
第2部にて
第2部35話(通算第90話)話以降のネタバレ注意!!
彩達を裏切ってからのその後の消息については謎のままであったアリスだが、実はステッキで死を偽装した花夜・酒木さくらの仲間になっていたらしく、花夜はアリスのステッキをコピーしていたことで、魔法少女達の命を救った。
テンペストがあと10日と迫り、彩や花夜達が管理人との過酷な戦いに挑む中、一人呑気にゲームをやっていたアリスだが、管理人が魔法少女達の家族・友人の暗殺に動き出し、清春の母が殺されたことで彼女達が彩のステッキでアリスの元(アリスは彩達を裏切ってから引っ越したのかは不明だが、以前とは別のマンションに移り住んでいた模様)へと瞬間移動する。
彩たち魔法少女チームからすれば、アリスはみかりを見捨てて逃げた裏切者も同然であった為、さりなや梨ナは彼女に強い殺意を剥き出しにし、あさひに至っては絞め殺そうとアリスを押し倒していた。
それでも尚、アリスは彼女らに対し、自分のステッキの力が無ければ何も出来なかった事を指摘した上で、「軽ぃんだよてめーらの命は…!わたがしみてーになァ」「逆ギレしてんじゃねぇよボケマヌケども」等と居直り彼女達を罵倒する。
そして、アリスは彩たちに対しもう協力する気が無い事を改めて告げると、それを見通していた彩の拳銃型ステッキの瞬間移動能力により、携帯電話型ステッキを奪われてしまう。当然アリスは逆上して彩に殴り掛かるも、さりなに右頬を殴られ返り討ちに遭った。その後、彩たちはステッキで時を数分前に戻すことで清春の母が殺される前の時間に戻り、これまでの記憶を仲間に共有させることで事なきを得た(なお、以前まで時を戻せるのは1分間だけであったが、ステッキの特性から数分前まで戻せるようになったらしい)。
時間が戻された後は、彩たちとの遣り取りが無かった事になった為か、自身のステッキが突如消えた事に困惑していた。
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