「お前らやめろ…叩っ斬るぞ」
「地の底で眠ってな…クソおかめ」
プロフィール
年齢 | 15歳 |
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誕生日 | 4月14日(おひつじ座) |
身長 | 156cm |
体重 | 47kg |
BMI | 19.3 |
血液型 | A型 |
出身地 | 東京都 |
趣味・特技 | 茶道、剣道、弓道、空手、テコンドーなどのスポーツ全般 |
長所 | 忍耐強い・運動神経がいい・美白 |
好きなもの | 読書、カフェ巡り |
苦手なもの | 雷、犬 |
好きな芸能人 | 的場浩司 |
CV | M・A・O |
概要
雨谷小雨と同じ中学に通う中学3年生。そして、小雨と同じく“もうひとつの”魔法少女サイトと出会った魔法少女の一人。
極道「燐賀組」組長・燐賀玄庸(りんが げんよう)の娘で、黒服の護衛達が立つ荘厳な門構えの屋敷に住んでいる。組員達から「お嬢」、泉ヶ峰みかりからは「さゆちゃん」と呼ばれており、紗雪の家を幾度か訪れている小雨は組員達から可愛がられるアイドル的存在。
また、邸宅の大浴場には無料の自販機が設置されている。
腰まで届く黒髪ロングの姫カットで、規定の制服を着用せず、短ランに黒いロングスカート(所謂学ランスカート)の出で立ちで、胸にサラシを巻いている。
肌は透明感のある驚くほどの綺麗さでスタイルも良く、仲間同士の海水浴では、みかり同様中々際どいものを着込んでいた。
非常にクールかつ冷静沈着な性格で、幼い頃からあらゆる格闘技を心得ており、学内及び近隣の学校の中でも群を抜いて喧嘩が強く、居合い抜きの達人。しかし、ネット用語などの世間の流行には少々疎いところがあり、BD/DVD初回限定版特典の書き下ろしコミックスでは、携帯の使い方もわからないらしく、大抵の連絡手段は小雨が燐賀組に電話をしている(ただし、穴沢虹海や『いぬあそび。』のことは知っていた)。
ステッキ
ステッキの使用で出血する部分は爪の間(両手・全部の指)、髪はダークパープルに染まる。
斬った物体を硬化させる他、極限まで集中力を高め、寿命をより削ることによって本体にも硬化を侵食させることも可能。
来歴
魔法少女サイトとの出会い
1年もの間、敵対する「我照院(がしょういん)組」に捕らわれ、監禁生活を強いられていたが、魔法少女サイトと出会い、与えられたステッキで自分を監禁した組織の組員二人を斬り殺し殺害、駆けつけた両親と再会を果たした。
しかし母親が虫の息だった組員の一人にとどめを刺し、自ら罪を被って警察に連行されてしまい、紗雪自身は現在もそのことを悔いているものの、「錬馬刑務所」に服役中の母との関係は今も続いている。
魔法少女となってからのその後、自分と同じ魔法少女である小雨と出会い、彼女が発案したサイト管理人捕獲計画に協力するようになった。
サイト管理人の強襲
小雨がステッキの使い過ぎで意識不明だった潮井梨ナ、朝霧彩、奴村露乃を自分のステッキの力で復活させたその翌日の放課後、小雨や仲間と共に彩達3人や虹海と対面し、サイト管理人捕獲計画に関する旨を伝えた。
その直後のサイト管理人強襲では、みかりや滝口あさひと共にサイト管理人・捌に襲われそうになった小雨や水蓮寺清春と合流、みかりと共に捌と交戦するが、無数に分裂する捌に苦戦しつつもステッキの力を有効に使ったことで危機を脱した(その際、ステッキの斬撃によって道路に空いた巨大な穴はニュースでも大きく報じられていた)。
事態がどうにか収まったその数日後、彩が思い出作りとして企画した海水浴を満喫するが、奴村が所持していた虹海のパンツ型ステッキが紛失してしまう。
最凶の魔法少女狩り(マジカルハンター)
海水浴後のその夜、紗雪は彩・奴村・潮井・小雨を自身の邸宅へと招くが、瀕死の重体の清春を抱えたあさひとみかりが駆けつけたことから、虹海のステッキを手にした彩の兄・朝霧要に自分達が所持するステッキを狙われることになってしまう。
虹海のステッキを手にする要に動きを封じられ、ステッキを奪われそうになる窮地の中、要に操られていた虹海が清春のわずかな魔法で正気に戻り、自分のせいで仲間を危険にさらしてしまった強い罪悪感に駆られた末に激しい怒りと憎悪を爆発させ、紗雪のステッキを手にした要に斬られてしまうが、最期の力を振り絞って立ち上がり、要に一矢を報いることに成功し、絶命。
しかしサイト管理人・漆の協力者である美炭貴一郎に救われ、他の魔法少女達と共にステッキを奪われずに済んだ。
皮肉にも紗雪のステッキが虹海殺害の凶器となってしまったが、奴村達がステッキで虹海の外傷を治癒してから遺体を病院に引き渡したため、(美炭の隠蔽も合わさり)「心臓発作による病死」として処理され、真実は闇へと隠された。
計画の再始動
虹海の告別式後、一時的に音信不通だった魔法少女・禍沼アリスが得た「ステッキの配布は市区町村ごとで決まっている」、「魔法少女サイトが都市伝説としてネット上で密かに囁かれている」などといった情報を手に入れ、彼女が発案した「サイト管理人が学校及び少女の自宅に向かい、新たなステッキを与える瞬間を狙って奇襲を仕掛ける」…という作戦から、都市伝説でステッキの存在を知り、魔法少女サイトと出会った住倉湯華の元へステッキを与えようとするサイト管理人・弐に狙いを定め、仲間と共に管理人捕獲計画へと動くことになる。
決行したサイト管理人奇襲作戦は、湯華の通う中学校に自身と小雨・清春・紗雪・あさひ、湯華の自宅周辺に彩・奴村・梨ナ・雫芽さりな、そしてその上空からみかりと、それぞれサイト管理人を待ち伏せして奇襲を仕掛けた結果、紗雪とあさひ、さりなと梨ナの連係プレーで学校内に現れたサイト管理人・弐を仕留めることに成功するが、自分達が倒した管理人から少女(元魔法少女)が現れたことに驚愕した。
サイト管理人・拾と拾肆の猛攻
サイト管理人奇襲作戦第二弾、品河区在住の魔法少女候補の少女の自宅周辺にサイト管理人・捌からステッキを与えられた小雨たち、世多谷区在住の魔法少女候補の少女が通う学校にサイト管理人・漆からステッキを与えられた彩や奴村たちとアリスが待機し、ステッキを届けようとする管理人を待ち構える。
しかし、サイト管理人達は魔法少女達に倒されたサイト管理人・弐不在の経過報告会議で何かに感付いた漆から「今度からステッキを与える際は用心した方がいい」と警告されていたことから、品河区に現れたサイト管理人・拾肆は擬態を利用して身を潜めていたことで懐中電灯型ステッキを回収しようとしたみかりを抹殺、逆上した紗雪とあさひは拾肆に立ちはだかるも深手を負い、窮地に陥ってしまう。
関連タグ
魔法少女 悲劇のヒロイン 極道 刀娘/女剣士 ※中学生です/お前のような中学生がいるか 女子力(物理) 燐賀紗雪生誕祭
雫芽さりな:自身と同じく斬撃系ステッキを持つ魔法少女。
湖村花夜:かつて妹を殺した犯人グループを殺害し、逮捕された父に対して恨みを抱きつつも時折面会に赴いている(尤も父本人も自分の罪を強く悔やんでいる)。
穴井美羽:美羽同様、切り揃えた黒髪ロングヘアで日本刀型ステッキを所持している。
※以下、ネタバレ注意!!
※単行本未収録になるネタバレも含まれていますので、ご注意下さい!!
最期の力でステッキを使って時を止めた奴村が命を落とし、拾の猛攻で満身創痍となったさりなと梨ナ、拾肆によって深手を負わされた紗雪とあさひ、絶命したみかり、小雨とステッキの使い過ぎで寿命が尽きかけていた清春は彩のステッキによって瞬時に別の場所へと飛ばされたことにより、管理人の猛攻から逃れることができた。
さりなや梨ナ、紗雪とあさひ、小雨といった、意識があった者達は彩が小雨のステッキで傷を治したことで一命は取り留めた。
そして小雨のステッキでも回復不可能な状態に陥っていた清春は、彩が「みんなを守りたい」という強い想いで能力が強化された拳銃型ステッキによって寿命を分け与えられたおかげで九死に一生を得た上で、さりなをはじめとする仲間と共に寿命が限界を迎えそうになった彩のために彼女のステッキで互いの寿命を補填し合い、全員約半分の寿命となった。
テンペストがあと10日と迫っていたある夜、さりなはあさひと共におかめのサイト管理人・捌を、そして梨ナと紗雪は拾肆の撃破に成功。
特に一度はあさひと共に拾肆によって圧倒されていた紗雪は、見事リベンジに成功した。
しかし時間停止能力を身につけると同時に復活を遂げた弐と拾陸、並びに他の管理人達が魔法少女及び魔法少女の家族・友人の暗殺に動き始め、紗雪は父親や組員達を屋敷から避難させ、舞妓のサイト管理人・伍との一騎討ちに挑むが、刑務所に収監された母親を殺すと伍に脅され、伍の魔剣と強力な再生能力を持つ喰異丸(くいまる)の猛攻を前に苦戦を強いられてしまう。
第2部44話(通算第99話)話以降のネタバレ注意!!
それでも喰異丸の刀身を破壊することに成功した紗雪だが、一瞬の隙を突かれて身を潜めていた伍の奇襲で左目と左腕を一刀両断されてしまう。その傷は最早小雨のステッキでも治せるほどのものではなく、清春から紗雪の異変を知らされた彩がアリスのステッキで時を戻そうとするが、管理人達のリーダーにして、100もの能力を持つ壱が変動した時の流れを破壊し、時を戻すことができなくなってしまう。
壱の能力によって時を戻すことも不可能となり、万事休すと思われた紗雪だったが、新たに身につけたステッキの能力で喰異丸諸とも伍の全身を硬化させることで伍の撃破に成功したものの、伍の最期の悪あがきで更なる致命傷を受け、娘の異変を察して引き返した父親が全身硬化した伍の首を切り落として止めを刺し、紗雪は父親に看取られながら安らかに息を引き取った。
その後、8月11日よりも早くに覚醒した“王”がテンペストを始動させ、それぞれ紗雪とみかりのステッキを一度使用していたことで“王”の吸収から紗雪の両親と山井は隙を見て酒木さくらのステッキを一度使った湖村花夜の幼馴染みの拓馬や花夜の父親と共に現れ、刑務所内から外で起こっていた異変に気付いて脱走した紗雪の母親は娘が遺したステッキを手に、夫と共に娘の仇を討つべく立ち上がるのだった。
最終話直前の過去改変の世界では、自分を捕らえようとした我照院組の組員二人が乗っていた車が突如制御不能となって事故を起こしたため、拉致監禁されることなく、魔法少女サイトと出会う運命を回避した。