「オトモなれども暴れるぜ!」(忍びの20)
概要
忍びの19で初登場。
上級妖怪ヌエとの戦闘で折れた天晴の忍者一番刀を修理してもらうために雑賀鉄之助の元へ向かおうとしたニンニンジャーの面々と出会った飲んだくれの男性。
同話OPのクレジットでは「謎のオッサン」と書かれており話の終盤で名前が明かされた。その正体はオトモ忍の1体にして「天空のオトモ忍」と呼ばれるライオンハオーの精霊である。
能力
ニンニンジャーの面々を軽くあしらい、彼等の欠点をズバズバ指摘する。鉄之助があっさり一番刀を修理したのも面白くない模様だったが、凪におにぎりをもらった恩義の分だけでも返すため、彼らのピンチに一時的に本来の姿であるライオンハオーの姿を現して協力する。
しかし忍びの19終盤で天晴に協力を依頼されても断っており、好天がかつてただ一体手なづける事が出来なかったオトモ忍であることから、何か事情なり主義なりがあるようである。
その理由は、続く忍びの20で明かされた。好天は「世の中を、人々を守るため」にライオンハオーの力を欲していたが、その精霊である獅子王は「戦いの中で暴れたい」という思いであったために、好天から協力を依頼されても断ったのだった。
当代の鉄之助が言うには、彼の父である先代鉄之助と好天が牙鬼との決戦のために作ったオトモ忍である。だが前述の理由から好天の依頼を断り、それが原因で先代を困らせたことに責任を感じているのか今の鉄之助が一人前のカラクリ技師になるまで見守らないといけないと勝手に思い込んでいたようである。
仲間になって以降
その後、彼が共に暴れられる奴を探していたことに気付いていた鉄之助が、初めて作り上げたカラクリである超絶勝負チェンジャーへと乗り移る。このことから、どうやら鉄之助を一人前だと認めたようである。
そして天晴の左腕に超絶勝負チェンジャーが装着されると、「自らを手なずけてどうするつもりか?」と改めて彼に問いかける。それに「もう手懐けるつもりはない!だから一緒に暴れようぜ!」と答えた天晴を認め、超絶勝負チェンジャーの力で彼と一緒に暴れられる姿であるアカニンジャー超絶へと変身を遂げた。
それ以降は圧倒的な戦闘力で牙鬼軍団の妖怪達を倒していったが、自身も含めた全てのオトモ忍の攻撃に対する抗体を持ったカラクリキュウビには手も足も出ず、遂に敗北。
勝負チェンジャーは石化してしまい、数週間以上の修理を要することとなったが、忍びの34の戦闘中で復活した(ただし、当話ではライオンハオーとしての登場はなかった)。
忍びの41では再び獅子王の姿で登場。シュテンドウジの酒臭い息に苦戦する天晴を「一人前になる事は頼らない事ではない」と諭し、代わりに五番勝負最終戦腕相撲に挑む。同じ呑兵衛である彼には酒臭さは通用しないため勝利したが、息を完全に吸い込んだ事によって操られてしまいニンニンジャーを追い込んでしまう・・・。
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャー:中の人が主題歌と一曲の挿入歌のボーカルを担当している。