概要
吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』へ登場する鬼殺隊士・不死川玄弥が鬼退治に使う鉄砲。
並の人食い鬼には風穴を穿つ高威力の中距離武器。
鬼殺隊の剣技「全集中の呼吸」を使えない不死川玄弥が、主力兵器として使用する特製銃。彼は射撃が得意である事、己の特異体質もあって優れた体格から、後述する高威力の銃を十全に扱える。
形状は二連銃身にストックレスの木製グリップ。最大装弾数は二発。
この特徴から水平二連方式のソードオフ・ショットガンと同型の銃。銃弾は日輪刀と同様の猩々緋砂鉄・猩々緋鉱石から製造された散弾を撃ち出す。
なお製作者は不明。前述の架空素材「猩々緋砂鉄や猩々緋鉱石」が鬼へ有効である貴重性から、刀鍛冶の里で製造された武器と推察される。
戦果
作中では鋼鉄の強度を誇る十二鬼月の頸にも(ある程度は)通用する高威力を発揮した。
もし弱い鬼なら〝滅殺〟も可能な攻撃力らしい(公式ファンブック・壱より)。
ただし逆を言えば、確実に殺せるのはせいぜい弱い並の鬼くらいであり、確実にトドメを刺す為、副武器として小太刀の日輪刀も併用した二刀流の戦闘法(スタイル)で鬼退治へ赴く玄弥。
無限城編では、負傷して一時戦闘不能で玄弥が落としたこの南蛮銃を、駆け付けた不死川実弥が隠し武器として拝借し上弦の鬼へ不意打ちした。しかし相手は最強幹部の鬼であり、高次元の領域にいる強敵を前に難なく散弾が防がれてしまった。
関連作品
参考動画
🎥テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 キャラクターイラスト映像【不死川玄弥】 - YouTube
アニメ版にて、南蛮銃の形状や玄弥との大きさ比較になる参考動画。
余談
公式ファンブック・壱では「小銃」と表現されている。原作完結後に発売された公式ファンブック・弐では、作中の描写を反映させてか「南蛮銃」と明記されている。
関連タグ
日輪刀・・・部隊で支給される通常武器
架空銃・・・素材的な意味で