1.かつて君主制だったが現在は共和制を敷いている国家が、政体を君主制に戻して再び王国や帝国などに戻ることを言う。
古くはクロムウェル独裁後のイギリスで行われたり、フランス革命後のフランスで行われたりした。
元国王自身が復位するか、旧王家の子孫が王位に就くことが多い。
20世紀の例では、フランコ独裁後のスペイン王室やカンボジア内戦後のカンボジア王室など国内の混乱後などに王制を導入し、国家国民をまとめるケースがある。
2.王政の権威が再び再興すること。
明治維新において神武天皇による日本建国の精神に立ち返った改革の精神のことであり、江戸幕府(幕府制)を廃絶し、同時に律令制による左大臣などの各官や関白など令外官等、朝廷の官職の大半の廃止と、三職(総裁・議定・参与)の設置による新政府の樹立を宣言した政変のこととも言う。