概要
『龍が如く5』のサブストーリーに登場する、秋山駿が過去に東都銀行で働いていた時の上司。
東都大学時代に知り合った秋山に金融の知識を教えて東都銀行に誘うが、後に東都銀行で行われていた神宮京平のマネーロンダリングの罪を部下である秋山に被せた上に彼のかつての恋人である絵里を奪う。
秋山との再会時に自身を最低の人間と自嘲する等、冤罪事件に多少は罪悪感を覚えている様な言動もあるが、行動には移さないタイプの様である。
その後は絵里と結婚したが、後に宗像征四郎の一件が暴露されたことで再び警察がマネーロンダリングを捜査し、その結果として東都銀行頭取が逮捕される事となり、その際に芋づる式に不正がばれて自身も秋山の後を追う様にクビになる。
その後は蒼天堀界隈で始めた金融業も上手くいかず、金融ブラックリストに載るまでになってしまうが、後に噂を聞きつけてやってきたスカイファイナンスで秋山と再会する。
秋山は東都銀行を追い出されたものの、紆余曲折あり結果的に巨万の富を手に入れ、銀行員だった頃から人間として成長を遂げた事から矢守に金を貸そうとしたが、彼は自身が破滅に追い込んだ相手から借りるという事をプライドが許さずに闇金に自身を殺させてその保険金で家族を養おうとするも失敗し、最終的には秋山に諭されて「過去のことを水に流す」という条件の元で秋山の顧客となる。
備考
自分の目的を正当な手段で叶える才覚の無い人間が卑劣な手段で成功を手にしても本当の強さを持って生まれた人間には勝てないというのは5のラスボスである黒澤翼と共通している。