CV:千葉翔也
概要
無限城での最終決戦時、村田や愈史郎と行動を共にしていた鬼殺隊の隊員。名前は単行本21巻で判明した。
ツンツンした短髪が特徴。階級は不明。
いつの間にか隊服を着て紛れ込んでいた愈史郎の事は「知らない顔だし、妙な気配の奴」と考えつつも、まさか鬼とは思わず、獪岳との戦いで重傷を負った我妻善逸を介抱する姿もあって、特に怪しいとは思っていなかった。
しかし、血鬼術の『眼の呪符』をばらまく愈史郎に「何してんだよ、オイッ!」とツッコミつつ待っている間に、足下がおろそかになった村田と善逸が無限城の隙間に落下したため、愈史郎と二人きりになってしまう。
「仲間が死んだんだぞ。念仏くらい唱えてやれ、薄情だな」とドライな愈史郎に対し、「今の今で唱えられるか!!死んでないし!!」と再びツッコミを入れていた(単行本18巻おまけ漫画)。
城内を進むうちに、珠世の死を察知した愈史郎は激怒。無限城の操作を司り、城内の動向を鬼舞辻無惨に伝えている鳴女に接近して視界を乗っ取る作戦に出る。愈史郎はそれに先んじて甘露寺蜜璃をつかまえ、自分の正体を明かした上で協力を依頼しているので、明確な描写はないが、愈史郎に同行していた竹内は、その際に彼が鬼であるのを知ったと思われる。
無惨の細胞操作と懸命に鬩ぎ合う愈史郎に、「協力する!!俺を喰え!!それで無惨を倒せるなら…」と申し出るも、「うるさい黙れ、引っ込んでろ!!」とあえなく一蹴される。
(本誌掲載時点では名前が不明だったため、この発言によりファンの間では非常食先輩と呼ばれるようになった)
鳴女は苛立った無惨により、頭部を破壊されて絶命するが、その有り様を見た竹内は「自分が話しかけてイライラさせたせいで、むしゃくしゃした愈史郎が鬼の頭を潰した」と思い込んでいた。
その後、無惨と柱達が死闘を繰り広げる中、「行けー!!進めー!!前に出ろ!!柱を守る肉の壁になれ!」と、他の隊員達を鼓舞していた。その後は愈史郎と合流した村田と共に負傷した隊士や柱達の治療に専念していた。
最終回にて
第205話(最終回)にて、彼の子孫の少年が登場。同級生の後藤(彼も後藤の子孫)が、スマホの画像の女性に見とれていたところに、「後藤、それまさかと思うけど彼女じゃないよな?」と声をかけるが、「それは絵であり、謎の画家・山本愈史郎の作品」と勝手に会話に割り込んできて、得々と解説した上で去って行った我妻善照に、後藤ともども呆気にとられていた。
TVアニメにて
原作よりかなり早く、『柱稽古編』第1話冒頭のアニメオリジナルストーリー部分にて登場。廃城に巣食う鬼の動向を、もう一人の隊士(氏名不詳)と共に探っていたが、新たな犠牲者が攫われるのを防ぐことができず、討伐に訪れた不死川実弥と伊黒小芭内を案内する。
キメツ学園!
中等部2年銀杏組、愈史郎のクラスメイト。勉強、特に数学が苦手らしく愈史郎に教えてもらっている。
邪険にされても折れたり怒ったりしないので対人トラブルを起こしやすい愈史郎に取っては貴重な友人。