第四世代MBT

だいよんせだいしゅりょくせんしゃ

第三世代MBTを凌駕する21世紀以降の主力戦車。

現行、あるいは未来の戦車

第四世代MBTは、第三世代MBTを複数の性能面で凌駕する21世紀以降の主力戦車(MBT)。

1980年代以降に実用化が進んだ第三世代MBTに次ぐ新世代の主力戦車とされる。

しかし、現状では第四世代とする基準は不明瞭で、開発元の国家や企業によって非客観的にそれと宣伝、ないしプロパガンダされる場合も多い。

ただ、一般に第四世代MBTとされる戦車に共通する要素としては

• 高度なネットワーク技術による自軍の他の戦車・兵器・兵科との集団戦能力
• 高度に自動化された、あるいは無人の砲塔
• 第三世代MBTで問題となった過大な車重の軽減
• UAVや自爆ドローンへの対策

などが挙げられる。

主な第四世代MBT

※基準が不明瞭なため、第四世代MBTに分類されると思しき既存および開発中の車輌を挙げる。

既存

国家	呼称・名称	備考
日本	10式戦車	2012年時点で最も近代的な実用戦車。
韓国	K2戦車	2024年10月時点で同世代戦車として生産数最多。
ロシア	T-14	無人砲塔を備える初の実用戦車。

計画・開発中

国家	呼称・名称	備考
アメリカ	エイブラムスX、M1E3エイブラムス	開発中。
ドイツ	KF51パンター	ドイツ政府主導でなく、ラインメタル社による自主開発。
イギリス	チャレンジャー3
イスラエル	メルカバMk.5
韓国	K3戦車	2024年10月時点でコンセプトのみ。

pixivでは

現状、ほぼ10式戦車の作品にのみ付けられているタグとなっている。

関連タグ

主力戦車　MBT　戦車