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解説編集

CV:ファイルーズあい

漫画家・ぬじまWEB漫画怪異と乙女と神隠し』に登場する女性主人公(ヒロイン)

人当たりの良いフランクな人柄で好奇心旺盛な大人の女性

第一話で28歳の誕生日を迎えた。


謎多き兄妹・化野蓮(あだしの れん)と化野乙(あだしの おと)と共に、ある時を境に不可思議な怪異の世界へ立ち向かう事になる。


容姿編集

麻呂眉のような短太眉に半目で、右目に泣きボクロがある。

茶色の長髪はストレートポニテと作中で髪型は変わるがまとめ髪が基本となる。


センシティブな作品センシティブな作品


服の上から分かるほど目を引く恵体持ち主

私生活(オフ)では眼鏡をかけている。


ある怪異の件で、後述の異能を利用した際、女子中学生へ変装した時は年相応の体型だった。

成長期大人になってから急成長したのだろうか。

緒川菫子

因みに、試着のためか大人の姿で中学の制服を着た際、かなりパツパツパッツン!のシュールな一幕があった。

また、見た目は10代中身は大人でお嬢様学校に潜入という稀な体験で、キャッキャッウフフの上機嫌な様子だった。


人物編集

一人称は「私」の男言葉で話し、人当たりの良さを感じさせる。

化野兄妹の蓮は職場仲間で、仲良く駄弁り合う友人でもある。

彼経由で蓮の妹・乙と知り合い、初めは一方的な敵視を受けていたが、次第に打ち解けていく。


15歳の頃、文芸クラブで書いた小説犀の角のようにただ独り歩め(著・緒川スミレコ)』が書籍になってデビューした経歴のある作家(因みに、デビュー作は行方不明になった少年を巡る怪奇譚)。

現在は書店に就きながら執筆活動を続けている。


私生活(プライベート)では不可思議創作怪談都市伝説オカルト)を追う趣味がある。

菫子にとってオカルトは「人間の物差しを超えるモノへの畏れと戸惑いを楽しめる!!」「食欲や性欲みたいなヒトの根源に関わる情動を刺激する娯楽なのさ!!」と、作家志望らしく文芸的に表現するほど大好物(フンス)。


読書家(ビブリオマニア)でもあり、アパートの自室は本を溜め込む人あるあるで、最低限の生活スペースがありつつかなりごった返した有様。

二人がかりで片付けをしても片付いてないほど本が溢れている。


因みに、寝ているときは歯軋りするタイプ。


水着に関してはウェットスーツを着ている。


異能編集

最近描いた二次創作まとめ。

怪異『変若(をち)』の騒動後に、呪いが自身に転移し定着。

その呪い唄を口すざむ事で自在に大人(28歳)~乙女~少女だった時の体型へ変化する事ができる、言わば『変若人(をちびと)』になった(つまりは、頭脳は大人で見た目は子どもになれる)。

この際、怪異『変若』の騒動時にあった難点「命が削られる対価」は、菫子と怪異『変若』の相性が良かったため消失している模様。

怪異を追う青年・化野蓮曰く、怪異『変若』の呪いは形状記憶に近いものらしく、多少の負傷は「怪我する前の自分になる」という事象も帯びて年齢操作と共に、負傷が再生される仕組みらしい。

だが、過信してこれに頼りすぎるのは危険との事。


なお自身の体のみに能力が及ぶため、衣服など身に付けている物は対象外。

その為、不用意に異能『変若人』を使うと、大人→少女でかなり衣服がダボつく、逆に少女→大人へ戻る際に子ども服を着ていれば、かなりパツパツと恥ずかしい姿になる。

このため本作「怪異と乙女と神隠し」のサービスシーンは、菫子の変化場面が多く占めている(ある場面ある角度で、普段隠れている所のホクロを見つけられるぞ!)。


単行本1巻の番外編「おまけの一日」では変若人限定のライフハックとして、(お風呂シーンも交えて)子どもになってチョッピリお得に有効活用するせk・・・賢さで異能を使いこなしている。


また『変若』の一件で、30代手前として大人としての秘めがカミングアウトされてしまった。


作家・緒川菫子編集

28歳になるまで、何度か脱稿した物語を出版社に持ち込んでいたが、芳しくない評価で採用まではいかず、もう一人の主人公・化野蓮も勤める書店員を続ける事で、本との繋がりを保つ生活を続けていた。


本に囲まれると不遇な現実へ麻酔をかけてくれるが、ふとした瞬間に麻酔が切れる。

プロになれず、さりとて夢は捨て切れず少しでも本の近くに居たい願望からの生活だった。


デビュー当時の15歳では、構成も文体も未熟だったが若さもあってか、幸運なことに評判は上々で「失礼――今 おいくつですか」と、自身を持ち上げる評価で自信を付けていった。

だが大人になれば、周囲は年相応の対応で「失礼――今 おいくつですか」と、自身を下げる評価で自信が落ちていった。


十(とお)で神童

十五で才子

二十(はたち)過ぎればただの人


緒川菫子は「ただの人」だったらしい。


そうして我が身を省みると、小手先のテクニックだけは達者になって、説得力のない言葉ばかりが積み重なる。誰よりも自分が分かってしまう――自分の創作物は面白くないと卑下する菫子。


そんな時期に呪書『変若』が偶然目の前に現れ、若かりし頃の創作意欲空想の熱を再体験し、危うく命を落としかける瀬戸際まで傾倒していた。

そして偶然にも怪異を熟知し、詳細は知らずとも事情を察っしてくれる同僚・化野蓮の助力で危機を脱したが、知ってしまった異物の魔力から再び呪書『変若』を手にして呪いを再発させてしまう。

蓮の説得に応じて、呪いに傾倒する菫子から出た思いはー


" これがいるんだっ。 "

" 若くないと、誰も私の本なんて読んでくれない!! "


" 思い知ったからさ!! "

" 所詮 私には才能なんてなかったって!! "


" ここ何年もずっとボツ続き… "

" 天才なんてメッキはとうに剥がれて、残されたのは社会性のないただ幼稚な人間だよ。 "

" 小手先のテクニックだけは達者になって、説得力のない言葉ばかりが積み重なる。 "

" 誰よりも自分が分かってるんだ―面白くないって。 "


―それでも、

それでも小説が書きたいんだ…


" 分かってるさっ、本で若返ったところで解決することじゃないって… "

" 書いても書いても駄目って言われて また直して、だんだん期待外れって目で見られて…怖くて手が動かなくなった… "


それでも書きたいんだ…


それすらも見透かしていたように、子どもの見る世界は「無知ゆえの輝き」だと諭し、変わらずの皮肉混じりな対話で接してくる蓮。


" 大丈夫書けますって。 "

" 勇気は元々 あなたの中にあるんです。 "

" なんせ半裸で街中走れるんですから。 "


" おかしな力に頼ったりしなくても、あなたはあなたのままで生み出せます。 "

" どうかあなたの新作を僕に読ませてください。 "


僕は作家 緒川菫子のファンなんです。


それで漸く呪書『変若』の魔性から離れることができた菫子。


この実体験で、今まで好奇心から追っていた怪異には【真怪(しんかい:実際に存在する真の怪異)】がある真実を知り、恐れよりも強い興奮と探求心で向き合っていく。

そして作家・緒川菫子として、謎多き兄妹・化野蓮と化野乙の結末を見届ける覚悟で、最後まで二人に協力していく意志を抱くのだった。


ちなみに作家を志すようになったきっかけは幼少期に遭遇したある怪異がきっかけ。


関蓮タグ編集

怪異と乙女と神隠し 恵体 母性的女体 若作り  団地妻 茶髪爆乳 眼鏡爆乳 麻呂眉

変若水 見た目は子供、頭脳は大人

作家 お色気担当

初z…菫子「オイやめろ。それ以上言ったら戦争だろうが。」


関蓮サイト(外部リンク)編集

作者・ぬじまの𝕏️(前代・Twitter)には設定画集などの投稿(ポスト、前代・ツイート)があり、菫子の色んな表情・仕草が描かれている。

























































































本作「怪異と乙女と神隠し」は、緒川菫子が化野兄妹とのささやかな友情と別れに関する記録という体裁で綴られる物語と示唆されている。

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