概要
2017年3月17日公開のアメリカ映画。
世界中で記録的な大ヒットとなり、世界興行収入が1300億円を超えるなど『アナと雪の女王』と同じレベルの成功作となった。
日本でも公開から42日目で興行収入100億円を突破するなど、2017年公開作品としては最大のヒット作となっている。
ベルを演じるエマ・ワトソンらの歌声も話題となった。
1991年のディズニー製作アニメーション映画『美女と野獣』の実写リメイク作品である。ディズニーアニメの実写化としては初めて、ディズニー自ら製作&配給を担った。
「アニメの実写化」映画としても、興行的にハリウッド最大規模の成功作となった。
登場人物は『美女と野獣(ディズニー)』へ。
特色
基本的なストーリーラインおよび細部の演出は原作とほぼ同じだが、ベルの両親の過去について掘り下げられていたり、有色人種のキャラクターが増えていたり、ル・フウがゲイという設定に変更されるなどの、現代に合わせたマイナーチェンジが施されている。
楽曲はアラン・メンケンによるオリジナルスコアがほぼ原曲のままのアレンジでそのまま用いられている。またメンケン自身による新曲4曲が追加されている。
同性愛論争
上述のようにル・フウを同性愛者(ゲイ)として描くという、ディズニーアニメ関連作品としては初の試みがなされ物議となった。
アメリカ合衆国は現在全州において同性結婚が法律で認められているため、セクシャリティの多様化を子供に向けて発信したいという意図があったようである。
しかしロシアやマレーシアなどでは同性愛描写に問題があるとし、カットされたりレイティングが引き上げられることになった。
余談
ベルを演じたエマ・ワトソンは2015年の実写版シンデレラで主演のオファーを断っていた事を明かしている。
「シンデレラのキャラクターには共感できなかった」とし、「ベルは好奇心旺盛で、気持ちが暖かく、オープンな考え方をします。そして、そういう女性こそ私がロールモデルとして演じてみたいキャラクターなのです」と語っている。
関連動画
アリアナ・グランデ&ジョン・レジェンドによるエンドソング PV
冒頭5分の映像とトレイラー
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Tale as old as time, song as old as rhyme, Beauty and the beast…