登場人物*
志田写楽/ジャラジ
5番鎮守府の提督。
秘書艦は如月。
艦娘の運用には興味を示さないが、時折戦果を挙げることがある。
その正体は、ヤマアラシのゲブロンを持つグロンギ『ジャラジ』
かぎ針を相手の脳内に埋め込み、4日後に肥大化させて脳出血で殺すことを得意とする。
頭に埋め込まれたかぎ針からは、1日たつごとに死までのタイムリミットが宣告される。
外道はたとえ艦娘であろうとも苦しませて殺す。
のちに針を『埋め込まれたら最後、4日目を迎えるまで死ねなくなる』ものにアップグレードした。
彼が恨みを晴らす行為に対しては
『恨みを合図に、生きていてもしょうがないヒトを苦しめて狩る。最高のゲーム(ギゴドンゲゲル パパンのコメントより)』
と考えているらしい
実は作者のお気に入りなキャラクターだったりする。
ジイノ
イノシシのゲブロンを持つグロンギ。
人間態は白い布で全身を覆った青年の姿。
右腕を起点として全身に広がる痣から『タタリ』を発現させ、標的を骨すら残さず焼き殺すことを得意とする。
『タタリ』は普段ゲブロンによって抑え込まれており、恨みを受け取ることで発動可能となる。
(自力で発動もできるが、制御できない)
彼の『タタリ』はもはや、ゲブロンがあっても手遅れなレベルで浸透しているが、イノシシのゲブロンとの相性ゆえか、今のところは平静を保っている。
『タタリ』の制御にゲブロンの大半を使っているため、グロンギとしての力は弱い。
モデルは仮面ライダークウガに登場した『ゴ・ジイノ・ダ』ともののけ姫の『タタリ神』
ガイル
イルカのゲブロンを持つ[グロンギ]]。
緑色の瞳を持つイルカの姿となってインターネットの中を泳ぐ能力を持つ。
標的のPCに『ギゴドンゲゲル』というアイコンだけが出現し、クリックした相手をインターネットの中に引きずり込んで殺す。
インターネットの中では全てがガイルの思うがままであるため、勝てる可能性は皆無に等しい。
ゴリギ
ゴキブリのゲブロンを持つグロンギ。
体のピンク色の溝からにじみ出る特殊フェロモンを用いて呼び寄せたゴキブリをモーフィングパワーで変質させた『肉食ゴキブリ』を操る能力を持つ。
専用武器は振り回すことで特殊フェロモンを周りに拡散させ、肉食ゴキブリの指揮を円滑にする薙刀『ゴグチュグ ドグ』。
肉食ゴキブリを標的に群がらせ、瞬く間に骨と心臓を残して食らいつくさせた後、ゴリギ本人が残った心臓を捕食する。
無論、ゴキブリの高い瞬発力も会得しており、『赤(マイティフォーム)』の状態で『青(ドラゴンフォーム)』並みの素早さを誇っている。
美食家を自称しているが、彼が美食と定めるのは、人間が極限の飢餓に陥った時に食べるものである。
ガルゼ
ガゼルのゲブロンを持つグロンギ
『鏡の中の世界に入り込む』というほかのグロンギにはない力を唯一使いこなす。
丁寧口調で話すがその本質は残虐であり、一方的な戦いを得意とする。
『不可思議な444鎮守府の日常』の花見会では、迷子になった挙句鳳翔に『ゲブロンを用いても完治に時間のかかる傷』を負わされることになったが、これはガルゼが『相手が片腕だけとはいえ鏡の中に入り込める』ことを想定していなかったためである。
緑の力を使っているのと、鏡の中で無防備な相手を一方的になぶり殺しにすることに特化しているため、戦闘能力はジャラジより強いレベルである。