概要
「日本テレビ系列『ザ!鉄腕!DASH!!』の番組内企画として提督業に勤しむTOKIO」というネタを扱った小説。元々はSS速報VIPのスレッドにおいて2014年夏から執筆されていたが、諸般の事情により今後は一からpixivに投稿することが2015年6月末に作者から発表された。2015/7/2からpixivにて冒頭から修正しながら投稿されていたが、2015/9/9をもって全5スレッド分のリライトを完了し、9/13から新章に突入した。
「やれること=農業・大工・操船etc.は自力でやる」TOKIOに驚きながらも影響を受けていく艦娘という、良くも悪くも「DASHらしさ」や「TOKIOらしさ」が表現されている作品。「TOKIOならやりかねん」「ありえそうだから困る」という類のコメントが寄せられている。
実際の鉄腕DASHで放映されたネタはもちろん、メンバーの過去の発言やシーンのオマージュ等も多く見受けられる。知っているとクスリとできることだろう。
いわゆる「台本形式」であるうえ、「w」の多用があるなど少々好みの分かれる文体である。前者は元々がSSであったため、後者は番組内でゲラゲラ笑う雰囲気を再現しようという試みである。
ちなみに、地の文は番組ナレーターの平野義和氏もしくは番組テロップを想定してほしいとのこと。
ネタバレについて
以降、キャラクター紹介等の内容は原則として最新投稿の内容に基づくものとするため、ネタバレには注意されたし。
また本編のほか、SS速報のスレッドにおける読者への返信やキャラクター紹介において触れられた事柄も記載されている。気になる方はリンクを辿っていただきたい。
更新速度の低下について
2016年4月15日投稿分をもって、更新速度の低下(実質休載)が知らされた。
同年9月10日に最新話が投稿された。今後も気長に待つべし。
内容
あらすじ
2014年4月、新企画説明のために横須賀港湾地帯に呼び出されたTOKIO一行。案内されたのは「海軍基地 横須賀鎮守府」だった。
提督として鎮守府を運営、艦娘を指揮し深海棲艦の脅威から日本を守ってほしい――
予想もしていなかった申し入れに最初は唖然とするTOKIOだが、番組で多く関わってきた海を、そして今までお世話になってきた人々を守るという思いからこれを快諾。
TOKIOと艦娘たちの挑戦が、今始まる――
世界観
2013年初頭に深海棲艦が活動を開始、春頃に対抗手段として艦娘艤装の開発に成功、運用が開始される。(深海棲艦と艦娘の出現はそれぞれ現実での「艦これ」事前登録と実施に対応しているよう)
日本においては防衛省が自衛隊とは別組織として深海棲艦対策本部=海軍・大本営を設立し、旧鎮守府の所在地に鎮守府を置いて提督と艦娘を所属させている。(なお、現時点でブインやラバウル、幌筵などの海外の基地および泊地の扱いがどうなっているかは不明)
深海棲艦は沖合・外洋に展開して制海権・制空権を奪取し、海外や沖縄までの移動手段が船に限定されている(津軽海峡は大湊警備府の奮闘により制海権・制空権を確保、伊豆・小笠原諸島は不明)。そのため日米会談はハワイで年一回行えればよい方。
駆逐・軽巡級は時折沿岸部にも出現するため、漁船等に被害が出ている。さらにAL作戦/MI作戦のラスト(E-6)では戒厳令が発令され、沿岸部の夜間外出禁止措置がとられた。
なお、明確な人型をとっている深海棲艦(具体的には雷巡チ級以上、但し人外要素の強い軽母ヌ級・輸送ワ級は除く)は人語を解する。それ以外の駆逐艦、軽巡洋艦、軽空母、輸送艦は意味を成さない叫び声や唸り声しか発さない。(潜水艦は現時点で言葉を発する描写がないため不明)
艦娘は鎮守府内の工廠で各種資材を投入して建造されるほか、経緯は不明だが外洋で遊弋している彼女らを鎮守府にスカウトする場合(ドロップ)や大本営から派遣(クエスト報酬ほか)されることもある。
登場人物
TOKIO
ご存知ジャニーズ随一(唯一?)のガテン系アイドルバンド。農業漁業工業と多彩なスキルを身に付け時に視聴者に本業がアイドルということを忘れさせているが、提督業も開始して一層本業が迷子になった感がある。
鎮守府経営も彼らにかかると常識通りになるはずもなく、畑の開墾に始まり老朽化した鎮守府本館の修繕、新寮の建設、廃材を再利用した建造といったDASHならではのスキルを活用している。
「誰一人沈めない」がモットーで、ボス前を除き中破撤退がデフォルト。大破進軍ダメ絶対のホワイト運営。ちなみに軍服は着用しないスタイル。
特に農業や大工に関しては積極的に艦娘たちを参加させていくスタンス。これに関しては彼女たちを兵器ではなく、一人の人間としてみており、「戦い以外にもやれることがある」と教えたいため。こうしてこの鎮守府の艦娘はTOKIO化していくこととなる……
TOKIOのギタリスト。みんな大好きぼくらのリーダー。
これまでの番組の経験を独自の鎮守府運営(畑づくり、鎮守府修繕と寮新築)で艦娘たちに伝える。時折寒いギャグを飛ばして滑るのはご愛嬌である。なお本編ではクレーンなどの大型重機を操縦した場面は今のところ無い。
TOKIOメンバーや艦娘のことをよく見ており、「この事態を誰に任せるのか」の判断は適切。
村での経験から命が失われることに敏感。そのため艦娘が自身を兵器=消耗品としてみることには否定的な立場で、天龍や山城、曙がそうした言動を取った際には普段の朗らかな様子が嘘のように激昂したり口調がきつくなったりしている。
北太平洋海域(AL/MI作戦E-3)を除きすべての海域の初出撃時に指揮を執っている。また二度行われた他鎮守府との演習にどちらも立ち会っている。学習意欲が旺盛なのも相変わらずで、収集した情報やアドバイスをメモ帳にびっしりと書き込んでいる。
AL/MI作戦終了後の24時間テレビでは見事101kmマラソンを走破したが、翌日からのハードスケジュールに艦娘達から「少しは体を労われ」と突っ込まれ、(少々強引に)翌日の午前中を休息にあてがわれた。
実際、本SSにおける24時間テレビ翌日(2014年9月1日)は、疲れによる寝坊と体の痛みで、予定より遅れて鎮守府に到着することとなった。
TOKIOのべーシスト。頼れる大食い棟梁。
作中の時系列において、メンバー唯一の既婚(リアルタイムでは2016/8/5に離婚を発表)・子持ちであるため、駆逐艦を見守ったり、鳳翔との取り合わせをからかわれることも。一級船舶免許を取得しており、台船の操縦が可能。その運搬力を活かした達也同行の遠征は「台船効果で遠征報酬マシマシ」(by球磨)とのこと。
TOKIOの中で工廠と最も縁があり、建造回数はメンバー中最多。近代化改修や開発も行い、明石曰く達也が携わった開発は特に成功率が高いらしい。更には独力で艦娘の装備改造も行った(12cm単装砲→オリジナル装備12.7cm三連装砲。ちなみに初投稿時は改修工廠実装前。実装後は予言者かというコメントが寄せられた)。
そのほか銛の一撃で駆逐イ級を仕留め、松岡のピンチを救うなどチートぶりは相変わらず。沖ノ島海域攻略に煮詰まった際にはこのことを盾にして銛を片手に台船に機関銃を積んで突撃すると言い放ったり、本土強襲隊との防衛戦中、台船で遠征に参加できず、暇を持て余している間に「駆逐艦なら行けるんだけどなー」とぼやいたりしていた。(戦艦山口……いやなんでもない)
TOKIOのキーボーディスト。交渉上手な火回り班長。
実際の番組同様、レギュラー番組が多い関係で他の4人に比べると出番は多くはなく、あまり鎮守府に顔を出せないのが悩みの種となっている。大規模作戦のために鎮守府に宿泊していた期間も朝の番組のために不在となる日が多く見受けられた。
その分「自分のやれることを全力でやる」という思いが強く、製陶用の登り窯の作成から運用が鎮守府における現在の彼の主要作業で、レンガ焼成や、鎮守府初の陶器作りの際には、火の番に全て立ち合った(1~2人の艦娘が交代で付き添っている)。また、0円建造の際の周辺工場からの廃材調達の交渉にも力を発揮している。それ以外には慰労会準備の際等に艦娘達と畑で作物の収穫をしている場面も。
徹夜でのレンガ用土窯の焼成中に上記の思いを川内に吐露したり、キス島撤退作戦を前にナーバスになる島風を励ましたり、打ち解けた曙の頭を撫でたり……と艦娘との交流エピソードは出番に反比例するかのように豊富。
TOKIOのドラマー。艦隊の台所の一角を担う流れ板。
「流れ板松岡」の腕を鎮守府でも揮っており、鳳翔や給糧艦コンビとは情報交換をして腕を磨き合う仲。長瀬が漁に出たときや畑の作物を収穫した時、また難所海域突破の打ち上げの際には彼女らと共に鎮守府みんなの舌を唸らせる。
開発は艦載機が中心。紫電改二を最初に開発した(さすが紫好き……)。食器づくりや負傷者に対してのドック不足の際にドラム缶での即席ドックを提案するなどアイディアマン。城島の艦隊指揮によく連れ添っており、一度指揮を執ったときには「城島のようだった」と言われた。
遠征に行く達也の台船に同乗した際、船底にぶつかった駆逐イ級に砲撃されそうになるという洒落にならない事態に遭遇している。達也のおかげで何とかなったからよかったようなものの……このとき「イ級だよ!イ級だって!」といつものように連呼した。
TOKIOのボーカリスト。愛すべき末っ子ベイベ。
高速建造材を提督自ら扱うようになったきっかけ。後述のように使用を勧めたとは言え、まさかこんなことになるとは龍田も思っていなかっただろう、いや男たちを知らなきゃ誰が思うかこんなの(遅かれ早かれこうなっていたと言ってはいけない)。
天然とも評される独特の着眼点と発想は相変わらずで、艦娘たちとの間柄はどちらかというと友人感覚。特に重巡組から「末っ子」と認識されている(熊野以外長女であることも要因かもしれない)。この末っ子・孫という立ち位置に悩んだ経験を話して、曙を吹っ切れさせたことも。
指揮の際には賑やかしのような立ち位置だが、これが応援となっているという向きもあるらしい。
アホの子扱いされる場面が多い一方、意外にもコンピュータには強く、黒井中将運営の鎮守府の実態調査においては、インターネットを駆使した情報収集を担当している。
二級船舶免許持ちで、達也のように台船の操縦はできないものの、深海棲艦襲撃によって破損した漁船「第4大栄丸」を譲り受け、「第2つれたか丸」として修復して以降、たびたび艦娘を伴って沖合漁に出ている。
DASH鎮守府所属艦娘
着任当初は5人体制での鎮守府運営であることや、アイドルと並行での提督活動、それ以上に様々なものの自給自足など、海軍提督としては異例尽くしのTOKIOの行動に驚く者が大半だが、徐々に慣れて(染まって?)いっている。はっきり言って戦闘どころか海上にいる時間より陸で農業や大工作業してることが多くなっている。 艦娘ってなんだっけ……(哲学)
放送上中破以上の帰投時にはバスタオルを羽織らされ、建築時には高所作業に備えてヘルメット・安全ベルト・スパッツ(島風のみジャージ)の三点セットがスタッフから支給される。
第50回時点(AL作戦/MI作戦及び24時間テレビ終了後の、2014年9月上旬)の所属艦娘は43人(後方支援含めて45人)。以後着任(登場)順に紹介する。
DASH鎮守府の初期艦として大本営より派遣された。TOKIOから採用された理由としては彼女の心優しい性格が決め手となった模様。(長瀬の理由は「電気のびりびりした感じでなんか強そう」ということらしいが……)
最古参ということもあり駆逐艦中では最高練度。キス島撤退作戦では旗艦を務め、MI作戦にも第二艦隊として参加。潜水艦に対する哨戒任務でも活躍している。また、遠征任務も何度かこなしており、一度だけ行われた達也主導の鉄鉱石採掘遠征にも参加した。
着任早々に裏庭の開墾に駆り出され、めでたく(?)TOKIO流艦隊運営に驚かされた艦娘第一号となった。今では鍬も金槌も慣れたもので、大工では川内の右腕と化している。が、最近は畑での作業のほうが多い模様。TOKIOの評価は初めから高く、自分と同日に建造された川内に「皆、良い人たち」と伝えている。
ナス嫌い(こんな感じにはなっていない)だったが、沖ノ島攻略記念パーティーで長瀬の作った焼きナスを食べて克服している。
深雪と衝突したことを非常に悔やんでおり、着任時には古鷹の陰に隠れたうえ、泣き出してしまったが、達也と長瀬の仲裁と、後述するように深雪自身に遺恨がなかったこともあり、和解できている。
DASH鎮守府初の建造(オール30)で着任、建造担当は達也。おそらくTOKIO化が最も著しい艦娘。流行りのアイドル像が農業漁業大工開拓ができるものと妹に言い放つあたりもう……
農作業に大工と打ち込むことが多いからか、他の鎮守府ほど夜戦夜戦とうるさくはない。但し夜戦へのこだわりそのものは捨てておらず、夜戦想定の出撃に参加できないことや大破による夜戦参加不能を悔しがっている。練度は軽巡トップで、第49回放送内で改二となった。
大工の腕がめきめきと上達しており(島風曰く「大工バカ」)、北登が鎮守府に来た際には自ら犬小屋作成を申し出た。二代目棟梁として期待(?)されているが、彼女曰く「山口提督に比べたらまだまだ」とのこと(夜戦仮面ならぬ大工仮面……)。城島・達也の例年のハブ駆除研修に山城と同行し、三水戦の意地を見せた。
後に着任する軽巡3人と「悪乗りカルテット」なるものを結成しており、城島と共に無農薬農薬の原液を飲むなど鎮守府の賑やかし役となっている。また、素直になれない艦娘(特に山城)を率先してからかうところもある。
50回時点では一番練度が高い。
二人ではまだ寂しいということで建造を行い着任、担当は城島。建造中の時間潰しに始めた農作業に一同が没頭し、40分近く待ちぼうけを食らわされて!かすんぷ状態だった。以上三人がDASH鎮守府初出撃メンバーである。
電に次ぐ古参駆逐艦で、姉妹揃って多くの作戦に参加している。子供扱いには文句を言っているものの、出撃のねぎらいにTOKIOに頭を撫でられるのは満更でもない様子。城島とのふれあいはまさしく「爺と孫」のそれ。
ピーマンがダメ(電によって暴露)だったが、電同様沖ノ島攻略記念パーティーで出されたピーマンの魚肉詰め(鳳翔作)を食べて克服した。その他にも曙の負けん気の強さを逆手に取って利用する強かな一面を見せ白雪と深雪を驚かせるなど、着実に成長していっている。だが空回りすることもしばしばのよう、頑張れ。
ティータイムを嗜むなど一人前のレディを目指しているのは相変わらずなものの、TOKIOに染まりきってしまったためか農業や大工もレディの必要スキルと最近は考えている節がある……それは違うよ!? ちなみに、陶器作りの件では、熊野に対しても先述の見解を述べているが、鋭いツッコミを受けた。
空母狙い(初の最低値以外)の建造で着任、担当は松岡。建造早々に提督の高速建造材使用を目の当たりにして呆然となる(しかも彼女が背中を押したようなもの)。
セクハラとは縁遠いTOKIOの面々のおかげか、腹黒くドSな側面はほとんど見られない(「えらいおっとりした」という城島の第一印象ほぼそのまま)。遠征旗艦など駆逐艦のお姉さん役のほか、攻略に行き詰ったときの癒し要因として活躍している。打撃力が充実した現在は遠征が主な任務。
但し一旦出撃すると「死にたい艦はどこかしら~?」など、たびたび物騒な台詞を吐いてはTOKIOや僚艦たちを恐怖させる。また怒ったときに放つ殺気は強烈で、24時間テレビで一悶着を起こした際は松岡曰く「視線だけで殺されるんじゃないか」と思うほどだったそう。
姉妹艦の天龍に対する思い入れは強く、天龍が中破状態でも入渠を拒否して出撃を要求した際は、事態が収束した後「どんな手を使ってでも止めるつもりだった」と言うほど。
「悪乗りカルテット」の一人で暴走を止めずに傍観し、時に煽るようなタイプ。またコーヒー党であり、現在太一と共に鎮守府でのコーヒー栽培を水面下で画策中。また、DASH鎮守府的な活動としては、料理を行っている描写が多く見受けられる。
戦艦狙いの建造で着任、担当は長瀬(高速建造材初使用。長瀬が)。本作においてキャラ崩壊が最も酷い(褒め言葉)艦娘。TOKIOや染まってしまった艦娘へのツッコミ役で、「ここの提督は変わり者」と注意するのはもはや新規着任時のお約束。
初期から艦隊の屋台骨として活躍し、練度は鎮守府内でトップ。艦隊の訓練を主導し、「鬼の山城」の名に相応しい厳しさで当たっている。沖ノ島海域攻略以降は秘書艦に名乗り出る。
男たちの影響を受けていく僚艦を見て「自分は染まるまい」と言い聞かせていたものの、寸法測量から切り出しまでの手際の良さを指摘され、既に手遅れであったと悟る。工作艦山城、爆誕である。それから何度も明石から工作艦への転向を打診されているが、その度に一蹴している。その一方で、大規模作戦の時には「出撃続きで他の作業をしてないのでそわそわしている」と発言したり、「自分はなるべく染まり過ぎないようにする」と発言した熊野に対して、「(同じようなことを言っていた私もすっかり染まってるので)無理だろう」と即答しつつ、「それも悪くないし、楽しい」と発言するなど、最近では男たちに影響されたことを受け入れている発言も多い。
当初は男たちのペースに振り回されっぱなし(島の船屋と同名で盛り上がる男たちに取り残されるなど)だったが、「不幸艦と呼ばれた自分が幸せになって良いのか」という悩みを経て現在は「間違いなく幸せ」と言い切るまでになっている(作者曰く、幸せ偏差値高め)。また、物語序盤では素直でないことを川内などに弄られて赤面していたが、素直になったことで精神的に余裕がでたのか、大規模作戦、城島の100kmマラソン慰労会の頃には、漣にからかわれても動じず切り返すまでになっている。とは言え中々姉の扶桑に縁がないことは数少ない難点でもある模様で、度々話題に挙げ再会を夢見ている。
沖ノ島攻略中、旗艦から外すよう具申した際、激励とともに歌ってもらった「花唄」がお気に入り。また験担ぎとして船屋の表札にちなみ(詳細はこちら参照)、貝殻の髪飾りを贈られている。この貝殻は、陶器作りの際、自分の茶碗にも艦橋とともに描いている。(他は自身の名前や艦時代のエピソードなどにちなんだ柄や文字を描いているが、DASH鎮守府絡みの絵柄をつけているのは彼女のみである)
本営と鎮守府の間の任務報告を取り持つために大本営から派遣され(任務娘)、登場以降のゲームシステム的要素の解説は大体彼女が行っている。沖ノ島海域攻略後に山城が秘書艦に着任するまでは書類業務の大半を引き受けていた(TOKIOは着任以降書類仕事をする描写がほとんどない)。
農作業に参加している描写はそれほどないが、新寮建設はその規模もあってか参加。大工仕事では木材の運搬等力仕事が苦手なこともあり、主に寸法を測り出すことを得手としている。
AL作戦/MI作戦の開始数日前、輸送中だった艤装を深海棲艦に奪取されていたが、AL海域基地跡で入っていたコンテナが発見され(大淀は2014夏イベ第2海域の攻略報酬だった)、戦列に加わる。
艦娘寮ではなく、執務室などのある本部棟で寝起きしているらしい。体力不足を気にして天龍のトレーニングに付き合っているが、これまでがデスクワーク中心の生活だったためかよくへばる。
第二艦隊開放のために建造される。担当は城島。彼女に電、暁、龍田(旗艦)、そして台船に乗った達也と城島が鎮守府初の遠征メンバー。
史実での南方における不運なエピソードから暑さや熱帯地域が嫌いで、スイカを植える際に「涼を取るのが楽しみ」と喜んだり、沖縄でのハブ捕獲研修時に「連れてこなくてよかった」と話題に出されたりしている。それとは対照的に北方海域のキス島撤退作戦に加わっているが、この時は特に不安や懸念を漏らしてはいなかった。
近未来的な艤装はDASH鎮守府の作業に大活躍で、高所への木材運搬やセメントの撹拌など用途は様々。本人も満更ではないようだが、「これは正しい使い方なのか」と時折疑問を抱くことも。なお、この艤装に長瀬が興奮してから彼の精神年齢に疑念を抱いているらしい。
沖ノ島攻略以前からDASH鎮守府にいる駆逐艦の中では、唯一姉妹艦が着任していない。精神年齢や社交性の高さから話相手に事欠いていなかったので、なかなか表には出さなかったが、二度目のキス島撤退作戦出撃時、無事を願う鳳翔に「妹達を迎えるまで沈むわけにはいかん」と返した他、大規模作戦及び城島の100kmマラソン慰労会にて、やはり姉妹艦がいないことを「寂しく感じていた」と松岡に打ち明けた。
囲碁や将棋を嗜み、詰将棋の本を買い漁っているが、鳳翔にはなかなか勝てないらしい。海外艦のことを耳にしてからは、チェスにも手を出すようになったそう。
ちなみに一人称は「妾(わらわ)」だが、風来坊氏が把握していなかったのか、登場して暫くは一人称が「わし」だった(pixiv版でも当初そのままだったが、後に修正された)。
二度目の空母狙いの建造で着任、建造担当は太一。初期の航空戦力として鎮守府の屋台骨の一角を担った。正規空母などが充実してからは第一線から退いて(生活面での)空母のまとめ役となっていたが、MI作戦では久方ぶりに出撃し、空母として衰えない実力を示した。
新寮建設時には材木を鋸で挽いていたこともあるが、大工作業は不得手なようで、どちらかというと休憩時間にお茶やお茶請けのおやつを振る舞うか農作業に参加することが多い。(沖ノ島海域攻略の間、畑に全く気が向かなかったTOKIOに代わり、彼女が中心になって畑の管理を行っていた、とのこと)
包丁上手で差し入れのおやつには定評があり、また給糧艦コンビが着任するまでは彼女の調理担当の日が一番食事が美味しかったそう。「流れ板」松岡とはレシピの交換を盛んに行う一方で料理技術のライバルとも認識しており、沖ノ島攻略記念パーティーの準備では前述のピーマンの魚肉詰めの他、松岡がヒラメを刺身にしたのを見て対抗心を燃やし、ドンコのなめろうを作った。
陶器作りも料理を盛りつける食器を作る、と言う事で早い段階で習得し、大皿の製作にも成功している。大皿と茶碗には訓練用の艦載機をイメージした赤トンボの絵柄をつけている。
鎮守府随一のアイドルとしてのTOKIOファンで、CD収集はもちろんのこと音響機器にもこだわっている。沖ノ島海域突破後のサプライズミニライブでは暁や日向から驚かれる程誰よりも興奮していた。その後、曙の頼みで「見上げた流星」の音源をCDに焼いて渡したり、作中の時系列で発売されたばかりのアルバム(HEART)をDASH鎮守府全員分購入することを提案するなど、布教活動も熱心(この時便乗した明石が大淀に「士気高揚」を口実に経費でTOKIOのアルバムCDを購入できないか持ちかけている。後日JStormに直接CD50枚の注文があったとあるので、おそらく許可された模様)。
なお、お気に入りの楽曲はやはり「宙船」、そして、ヤマト運輸のCMで使われていた「advance」も、輸送任務が多かった彼女にとっては捨てがたいとのこと。
また、大規模作戦及び城島の100kmマラソン慰労会で行われたミニライブで演奏された「glider(27作目のシングル)」についても気に入り、他の空母達からも共感を得た事について「グライダーと同様に空を飛ぶ艦載機に乗って居る人達の気持ちになれるのでは」「『待望の陸地』の一節は無事空母に戻って来れた艦載機のパイロット達も同じ様な事を思っていたかも」と考察した。
南西諸島沖突破時に着任した、DASH鎮守府初のドロップ艦である。
割合TOKIOに馴染むのが早い方であったが、それは公式でも言及されている風変わりな性格によるものなのだろうか……少なくとも着任時の「ご主人様」発言でメンバー(特に城島)の度肝を抜いたことは確かである。
曙着任時には同じ綾波型として世話役に立候補し、曙とTOKIOの間を取り持つことに奔走していた。とはいえそれは憎まれ口を叩く曙に混ぜっ返したり「翻訳」したりして場の空気を和ませるという二次創作でよく見られるような関係性のコンビとなっている。しかし頑なな曙の態度に、(まだ時間がかかりそう)と胸中でこぼすなど、人知れぬ苦労が窺える。
DASH鎮守府着任以来、初めて会えた姉妹艦だけに思い入れは強く、キス島撤退作戦でも大破した曙に肩を貸した他、雷撃戦では咄嗟に曙を突き飛ばし、敵の魚雷から庇っている。直後、自身は回避が間に合わず中破してしまうが、「大破した自分を庇ってやられては意味がない」と怒りを露にする曙に対し「(大破した曙に)当たってたら沈んだかもしれなかったら、無傷の私が庇うのは当然」「(TOKIOの指示方針的に曙が大破した時点で)撤退は確定しているから、(今更自分がダメージを受けても)問題無い」と冷静に返しつつも、撤退指示を聞いて激情のまま特攻紛いの無謀な進撃を敢行しようとした曙が島風の怒声からの気迫溢れる説得に言い返せず燻っていた際は「せっかく会えた綾波型の姉妹艦が居なくなるのは嫌だ」と指示に従うよう懇願し、作戦終了後に2人で防波堤に座り海を眺めていた時にも「2度と『沈んででも』、とか『犠牲になる」とか言わないで」と無謀な真似をしないよう約束させている。
曙以外とでは同じくキス島撤退作戦初戦にて旗艦を任された電を「でんちゃん」と呼んで緊張を和らげたり、秋の慰労会で山城をからかうもやり返されて困惑したりした他、番外編では祥鳳との関係についても言及され、彼女を巡って瑞鳳と言い争っている。
本編では語られていないが、「サザナミネットワーク」なるブログを開設しているらしい。艦娘を中心に順調にアクセス数を稼ぐ人気ブログとのこと。
重巡狙いの建造で着任、担当は松岡。
初期から打撃力の一員として活躍しており、練度は重巡トップ。重巡以外では山城とよく組んで戦闘に赴いている印象がある。被弾して慌てる山城のたしなめ役。
大工、農作業、料理までそつなくこなすオールラウンダー。最初に畑に連れ出されたときに、長瀬の「人の形をしているんだから兵器じゃなくて人間だ」という発言を受け、自分たち艦娘を単なる兵器ではなく同じ人としてみてくれるTOKIOを「素敵な提督」として認めるようになった。以来彼らの取り組みにはかなり好意的で、天龍が城島と揉めた際は長瀬の発言を引用して説得に参加した。
生真面目な性格が災いしてか、太一や松岡からよくいじられる(ちゃんと城島や達也がたしなめている)。ここのところ少々バルジが気になっているらしく、古鷹に羨望の眼差しを向けているそう。
改築・修繕のための資材発注や業者斡旋のために大本営から派遣された(アイテム屋娘)が、TOKIO自ら修繕を完了させたため活躍の機会が得られなかった。更に彼女が鎮守府にいないときに限って収録があったため、初登場時「自分はいらない子なんじゃないか」と凹んでいた。
後に新寮を建設することになると、電気工事士の資格を取得し配線・配管を一手に引き受ける。また、陶器作りの際には電動ろくろを3つ制作したりもした(本人曰く、「艤装や装備に比べたらチョチョイのチョイ」)。近代化改修(艤装のアップグレードという解釈、艦娘は必要としない)や開発の責任者も兼ねており、そのためか達也とセットの印象がある。
山城の工作技術を目にして以降、たびたび工作艦への転向を勧めている。この「工作艦漫才」はもはやDASH鎮守府の風物詩。大淀同様、本部棟で生活しているらしい。
MI諸島沖突破時に漂流していたコンテナを発見、回収したところ、中に入っていた艤装が彼女のものと判明し(つまりはドロップである)、戦列に加わることとなった。
鎮守府戦力増強の建造祭りで着任、担当は城島。
旧式駆逐艦であるため性能が低いことを気にしていたが、達也から手持ちの12cm単装砲を改造した12.7cm三連装砲をプレゼントされ、大事に扱っている。当初は12.7cm連装砲に単装砲の砲身をそのまま載せただけだったので扱い難く(同量の火薬で異なる口径の砲弾を発射するため。イメージとしては一つの蛇口にホースを三つ(うち一つだけ直径が異なる)付けて水を流す感じだろうか)、その点は改善を求めていた。
前線に出ることは少なく、遠征が任務の中心。長瀬の漁に護衛(という名の釣り指導)につくことも。
一人でいることは少なく、大抵誰かと一緒。動物好きなのか北登と一緒にいることが多いらしく、時折北登と一緒に昼寝をする姿が見られている。再投稿版ではメタ的発言をした唯一の人物。
建造祭り(廃材利用)で着任、担当は達也。
搭載数の関係から、彼女たちの着任後鳳翔は一線を退いている。その後は航空戦力の主力として活躍し、航空戦力中赤城とタイ、軽空母ではトップの練度を誇る。川内には普段から突出癖を注意しているらしい。
前世では会うことの少なかった妹に引きあわせてくれた(しかも自分の着任と同日に。ついでに言えばDASH鎮守府で最初に姉妹艦が揃ったのが祥鳳型)男たちに感謝している。瑞鳳が即席ドックで入渠することになった際には「大人の階段を上るのね…」と言ってよよと泣き崩れるふりをするなどノリも悪くはなく、農作業中にVTRの「撮れ高」を気にするなどテレビ慣れも早かった。艦爆を換装して無農薬農薬散布を手伝ったことも。
念のために言っておくが、片肌を脱ぐのは出撃時のみである。
TOKIO的捨て(ちゃう廃材で)艦(娘建造)戦略で着任。担当は松岡。
自らが廃材の再利用で建造されたと知っても納得して受け流すくらい(ショックは受けていた)には馴染んでいる。深雪と電の再会劇にオチが付いたときには「ウチの鎮守府に感動路線ってあると思うかい?」と身も蓋もないことを言った。
航空巡洋艦に改装済みで、戦闘ではよく日向から気を掛けられている。二人で瑞雲の改装(爆弾の強化)を男たちに相談中。
同型かつ重巡組にとってはじめての妹艦である熊野が着任して以降は、農作業に不服を唱える彼女をたしなめたり、鋸の使い方を教えたりするなど、気にかけている。また、24時間テレビ出演のオファーを、「熊野を置いていく訳にはいかない」と断ったりもした。
出撃ではやらかしてないが、鎮守府内ではたびたび衝突事故を起こしかけているそう。よく釣りに出ているらしく、三日月や球磨といった他の「釣り担当」と仲が良いとのこと。ちなみに鎮守府で最初に北登に触った艦娘。
大規模0円建造キャンペーンで着任、担当は長瀬。
「全ての重巡の姉」ということで最上や高雄からよく頼られ、重巡のまとめ役となっている。「自分たちだってネームシップなのに……」と言いつつも、二人の頼みを断ったことはまずない。案外満更でもないのかも?
心優しい性格だが、出撃はきちんとこなす。とはいえAL作戦参加時には、北方棲姫の幼い姿にショックを隠せず、動揺を抑えて指揮を執る城島に反感を抱いた(作戦完了後に事情を知り和解)。
山城とは二人で鉄腕DASHやTOKIOの動画をネット上で探しては鑑賞する仲で、過去のネタの再利用に二人で笑いをこらえる場面も。カメノテを出されたときにはドン引きしていたが、一口食べてすっかりハマったらしい。
戦力増強の0円建造祭りで着任、担当は太一。
今生ではほぼ同時着任ということもあってか、(一部の体格に関しては若干コンプレックスを抱いているものの)前世では離れ離れだった祥鳳にべったり甘えるお姉ちゃんっ子で、戦闘時もしばしばコンビを組む。
本編中ではお得意のアレはまだ振る舞っていないが、養鶏をひそかに期待しているらしい……もちろん艦載機も大好きで、松岡が開発した紫電改二に真っ先に食いついた。明石と工廠で開発をすることもあるとか。
マイマイガの第一発見者で無農薬農薬伝授のきっかけ。バケツと漂着ドラム缶を使用した即席ドック(ドラム缶に高速修復剤とお湯を張ったもの)の入渠第一号でもある。
製油所沿岸地帯突破時に遭遇、スカウトされた。
姉同様に前線にはほとんど出ず、遠征任務が中心。練度向上のための突破済み海域への出撃や演習には出ているので、戦闘経験が無い訳ではない。(彼女にも三連装砲が渡されているかは不明。改造は何度かしているようだが)
文月と一緒にいることが多く、北登を枕にする姉をたしなめるなどストッパー役。個性派揃いの睦月型の中でも真面目な性格であることもあるだろう。最近その中では一二を争うフリーダムっぷりの姉妹が着任。これからの苦労が思いやられる。
と思いきや長瀬の鎮守府初の沖合漁に護衛として同行して以降、釣りが趣味になったようで、それから沖合漁にはよく同行しているらしい。実際文月には「釣りキチになりつつある」、天龍からは「暇さえあれば防波堤で釣りをしている」と言われ、長月曰く「部屋に行くと机の上が釣り具で散らかってる」とのこと。また、鳳翔に釣った魚の捌き方を教えてもらううち、一人で捌けるまでになっている。
他にも、玄関の掃除や北登の散歩など、日常生活のこまごましたことを引き受けている姿が散見される。
DASH鎮守府には南西諸島防衛線での一戦で遭遇、スカウトされたが、それに先駆けて後述の呉島大佐率いる艦隊の一員として別の球磨も登場している。
AL攻略部隊に抜擢されるだけあって「意外と優秀」という自己評価は本物で、その分マスコット扱いにはご不満の模様。天龍型に隠れてはいるが彼女も五人姉妹の長女だけあって、駆逐艦をまとめる腕は確か。
悪乗りカルテットの一人で、他人のノリに乗っていくタイプ。沖ノ島海域突破打ち上げパーティーの余興では非常に危険なネタに手を出して一度スタッフに止められた。また釣り好きで、長瀬の最初の沖合漁に護衛に付いたほか、文月や最上、三日月や漣らと一緒に釣りに出ているらしい。
北登と距離を縮めたがっているが、球磨の内に眠る野生を警戒しているのか特に理由の思い当たらない北登の謎吠えに襲われており、望みは叶っていない。頑張れ球磨ちゃん負けるな球磨ちゃん。
ちなみに対潜能力を持つ艦娘が潜水艦を優先的に狙うのは、彼女曰く「艦娘としての本能」とのこと。また駆逐や軽巡の艤装には簡易ソナーと携帯爆雷がデフォルトで備え付けられているが、三式爆雷等開発で入手できる装備品に比べると威力も精度もあまり良くないらしく、護衛任務中に遭遇した際は撃退はしたが撃沈までできなかった模様。
空母撃沈任務の達成によって大本営より派遣された。
鎮守府初の正規空母であることから着任以降ほぼ全ての出撃に参加。練度も鎮守府内ナンバーツー(タイに祥鳳、伊勢)である。前世の末路から、索敵を重視した戦闘スタイルを取る。生活面での鳳翔に対して戦闘面での空母のまとめ役。
最初の作業が畑仕事ということも大きかったのかTOKIOの鎮守府経営については最初から肯定的で、艦載機を転用した無農薬農薬散布にも特に難色を示さなかった。日々の収穫作業の際に採れたてのきゅうりを一本食べることを楽しみにしているとのこと。
二次創作でしばしば見られるような過度の悪食・大食漢ではない。が、食事速度が早く、つまみ食いや他人の皿からのギンバイも何度かしているらしく食い意地は張っているようで、食事関連でのギャグシーンも少なくない。本人は「そこまで意地汚くない」「長瀬よりはマシ」と言うが……。
陶器作りの際は最初「何作ってるんですかww」と飛龍に笑われる、「失敗にしても酷すぎる」と自評する出来栄えだったが、最終的には『ボーキサイト』の文字が書かれた茶碗もといどんぶりの作成に成功した(名取の発言によれば、他の人の2杯分は入る量らしい。ちなみに、これと同サイズのどんぶりを作った男もいる。一体どんな棟梁なんだ……)。ちなみに、この絵柄はSS速報時代の雑談から着想を得ている。
後に後述の雨音少将率いる艦隊の一員として別の赤城も登場したが、対応した城島は「知ってる顔に会釈されると複雑な気持ちになる」と困惑していた。ちなみに、こちらの赤城は雨音少将曰く「戦闘と食事のことしか話さない」らしく、(DASH鎮守府所属の)赤城とTOKIOとのやりとりを見ていた雨音少将もその違いに驚いていた(TOKIOやその場に居合わせた山城に言わせれば、「うちもそんな感じ」とのことだが)。
赤城、深雪と同時に大本営より派遣された。もっと早くに派遣予定だったが、大本営がごたついていたとのこと。(本来編成任務の達成報酬だが、当時鎮守府に大淀がいなかったために本営に通達ができなかったとも考えられる)
物静かで駆逐艦の中では大人びた性格。そのため初報酬三人組の中では一番DASH鎮守府の運営方針に驚いていた。そんな彼女ですら畑仕事に異議を申し立てる熊野に首を傾げるようになるのだから時の流れと慣れとは恐ろしいものである……
前線に出る機会こそ少ないものの、キス島周辺海域の偵察やAL/MI作戦の支援艦隊など攻略には欠かせない役割をたびたび担う縁の下の力持ち。雨音少将との演習では、夜戦状態の恩恵もあって火力と装甲の差を覆し、重巡の摩耶を中破に追い込んだことも。
姉妹艦で同時に着任した深雪と大体一緒におり、彼女や他の駆逐艦たちとは年相応のやりとりをしているそうだが、漣と曙の追いかけっこを眺め達也・太一と一緒に「平和」と評して和んでいたこともある。
赤城たちと同時に大本営より派遣された。白雪同様大本営の混乱で着任が遅れる。(本来は南西諸島沖突破報酬。この時は大淀が着任済みのためこれくらいしか理由がつけられなかったと思われる)
初めてのDASH鎮守府的任務は小麦(春よ恋)の植え付け。その際に「細かい作業は苦手」とこぼしており、新寮建設でも窓の取り付け作業中にガラスを1枚割っている。
着任時、前世での例の一件から電との間にぎこちない空気が漂ったが、達也や長瀬らのフォローで和解した(ものの、見事にオチがついた)。深雪当人は「前世は前世、今は今」と割り切っており、特に電について遺恨は無いよう。(SS速報時代のキャラクター紹介では、仲良くなれるか不安に思っていた、とのこと)
スタッフに教えられた「男達のメロディー」(ソーラーカー日本一周のテーマソング)がお気に入りナンバーで口ずさんでいる。また、「深雪スペシャルバージョン鉄腕DASH」なるものを開発したらしいが、特によそと変わりはない模様。
カムラン半島突破時に遭遇、スカウトされた。
DASH鎮守府の取り組みについては驚くものの「早くここに馴染んで面白いことをやりたい」と割合にノリノリ。しかし流石に自力での新寮建設は予想外だったようで「マジかよ……」と愕然となった。彼女までが一から(測量段階から)新寮建設に参加した艦娘である。
当初は自分を兵器とみなしており、バシー島沖での初陣では中破したにもかかわらず、相手が主力部隊でなかったこともあって入渠を拒否して再出撃を強要。その際「死ぬまで戦わせろ」と発言したことで城島から厳しく叱責を受け、松岡や長瀬、高雄からの説得もあって考えを改める。以降、それほど戦闘狂ではなくなったよう。駆逐艦への面倒見の良さは妹ともども定評があり、現在は遠征も自分の果たすべき役割として認識している。
悪乗りカルテット最後の一人で、川内同様最初にノリを作り出していくスタイル。持ちネタは天龍源一郎の声マネwith自作の源一郎お面の「天龍違い」。先に着任していた龍田に追いつくため自主トレをしており、そのおかげか最近筋肉がついてきたよう。
バシー島沖突破時に遭遇、スカウトされた。
前世での不遇な扱いにより提督一般に不信感を抱いているのはここでも同様で、TOKIOを一括りに「クソ提督」と呼んでいる(が、それを逆手に取られ漣にからかわれることも)。漣にいじられ、他の艦娘にはたしなめられる毎日。
キス島撤退作戦に参加し、一度目はル級の砲撃で大破するも、TOKIOの撤退指示に対し激情のまま「任務を失敗できない」と無視して強行突破するよう旗艦の電に申請するが、直後島風に諭され、燻って沈黙したところに漣からも従うよう懇願され、そのまま反論できずに引き下がる。帰投後、前世のことも相まって感情が爆発し、「同情なんていらない。解体するなりなんなり好きにしろ」と叫んでその場から走り去るが、追ってきた長瀬から「やり直すチャンスを活かそう」とアドバイスされ、号泣。それをきっかけに吹っ切れたようで、二度目の出撃で作戦を完遂させる。
その後は漣がかつてを思い返してしみじみとなるほどTOKIOに対して素直になり、「料理ができるようになり、TOKIOに手料理を食べてもらいたい」という思いから、給糧艦コンビと松岡の手伝いに参加したこともある。その甲斐あってか、AL/MI作戦&24時間テレビの慰労会準備では、魚を捌けるまでに成長している。が、ツッコミ精神はいまだに健在で三式弾の用意がなかった際には松岡のボケを一蹴している。
打ち解ける以前のミニライブで聴いた「見上げた流星」を気に入り、鳳翔から音源を融通してもらって以降たびたび聞いている。(なお、これはSS速報投稿時代の読者の雑談から着想を得ている)
DASH鎮守府には沖ノ島攻略に向けた打撃力増強のための建造で着任したが、それに先駆けて後述の呉島大佐率いる艦隊の一員として別の伊勢も登場している。担当は達也。ちなみに伊勢型はDASH鎮守府最速で姉妹艦が揃った。
建造早々寮建設に駆り出されて面食らうものの、「ここの方針であるなら」と考えて素直に従うくらいには度量がある。流石に艦娘とスタッフの腕の良さには呆れかえっていたが。ノリの良い性格で、TOKIOとは友人に近い距離感。駆逐艦とTOKIOのふれあいにほっこりして日向に引かれたことも。
初めて山城が微笑むところに居合わせたのだが、鎮守府生活に満足している証だと考え、「山城も可愛い所あるんだ」と呆然とする城島と赤城に笑いかけた。が、流石に城島・達也の激励を受けて吹っ切れた山城の笑顔には動揺を隠せなかった。
初戦では弾着観測射撃に失敗しており、悔しさをバネに精度を上げている。航空戦艦絡みでは日向と立場が逆になりがち。
伊勢ともどもDASH鎮守府には沖ノ島攻略に向けた打撃力増強のための建造で着任したが、こちらもそれに先駆けて後述の呉島大佐率いる艦隊の一員として別の日向も登場している。担当は達也。
鎮守府打撃力は第三位と、姉に一歩遅れている形。鎮守府の独特な取り組みは「貴重な経験」、「環境が伸び伸びとしていていい」と肯定的に評している。早々と工具の扱いに慣れ、建築においても大きな戦力となった。
伊勢とは対照的に冷静な性格で思慮深い。調子に乗った伊勢のストッパー。だが山城の要望もあって扶桑を狙って建造した二隻がいずれも伊勢型だった(=扶桑が来なかった)せいで、久々にネガティブオーラを纏って不幸と呻いた山城や、AL/MI作戦&24時間テレビの慰労会で山城の見事な切り返しに動揺した漣を見てやり返そうと考えるも「無理だろう」と言われ落ち込む曙に例の台詞をぶつけるあたり天然なところもあるような気も。
伊勢曰く改装後に航空戦艦に関する独り言や寝言を発することが増えているらしい……(師匠化してきている?)
沖ノ島海域攻略中に遭遇、スカウトされた。
夜戦バカから大工バカに変貌した姉や農業・建築が普通に行われている鎮守府に仰天した。何かと姉妹に振り回されるイメージが強いが、ここでは悪乗りカルテットと提督たちに振り回されている。
どちらかと言えば新参組だが、AL攻略部隊に参加。華の二水戦旗艦の実力の片鱗を示している。
悪乗りカルテットに対する(ささやかな)抑止力。最近では建築関係の本を読んでいるらしく、着々とここの色に染まってきているようだ。24時間テレビの際には彼女が川内と一緒に作ったベンチが登場しており、色々な意味で今後の成長に期待が持てる。(ちなみに作者・風来坊氏の嫁艦である。9月7日にめでたくケッコンカッコカリした旨を報告しており、二日後の9月9日に提督×神通のSS(当然ながら、本シリーズとは繋がりがない)を投稿している)
DASH鎮守府には沖ノ島海域突破時に遭遇、スカウトされたが、それに先駆けて後述の呉島大佐率いる艦隊の一員として別の島風も登場している。
その性能の高さから比較的最近の加入にもかかわらず、キス島撤退作戦やMI作戦に参加している。キス島の際は前世と類似した状況にそれより厳しい条件で挑むことに不安を覚えていたが、太一の励ましで前向きになる。その後、太一を「太一司令官」と呼ぶようになった。
キスカ島撤退作戦の木村少将の言葉「帰ろう、帰ればまた来られるから」に感銘を受けており、同作戦の旗艦であった阿武隈の着任を心待ちにしている。また大破を押して進撃を強行しようとした曙をこの言葉で諌め、初春に「言葉の重みが違う」と感心された。
大抵の派生作品や二次創作では勝手な行動で周囲を振り回すことも多いが、曙を止める際には「普段から自分勝手な行動をしている自覚はある」と語っている。そのためか上記のように譲れないところは徹底して突き通すが、不満があっても理由を説明されたり代案を提出されたりすれば即座に納得して従う物分かりのいい部分もあり、服装が服装なので建築作業時にジャージ着用を義務付けられる(ほかの艦娘は普段の服装にスパッツ、さらに袖や裾が邪魔な場合に括る程度)下りや、電達他のキス島撤退作戦参加組が川内と遠征に向かった中唯一同行できなかった際は最初こそ不満げだったが、前者は城島と松岡に服装変更の理由を説明され、後者は太一に登り窯の作成作業を手伝うよう頼まれるとアッサリ従っている。
沖ノ島攻略後に大本営から派遣された給糧艦コンビ。着任後鎮守府の食事事情は基本的に彼女ら二人が担当しているが、頼まれれば快く厨房を貸し出してくれるそう。
松岡、鳳翔らとは料理人としての腕を切磋琢磨しあう仲。
振る舞うアイスは艦娘だけでなく、TOKIOにも好評だった。
サトウキビの利用や調味料の作成に興味があるらしい。
モーレイ海突破時に遭遇、スカウトされた。
軽空母トップクラスの搭載数を誇り、着任して日が浅いながらもAL作戦の支援艦隊やMI作戦の第一艦隊に加わる。商船改装空母ゆえ、鈍足であるのが玉に瑕。
酒好きで、作中でも「毎晩のように晩酌している」「現在お酒の消費量が一番多いと言われる」などと描写されているが、本編にへべれけな状態で登場したことはない(カットされている可能性はある)。AL/MI作戦&100kmマラソン慰労会では天ぷらをつまみながら「これで酒があればなぁ…」とぼやいていたが、松岡に「本番中だからダメ」と止められている(ただし、24時間テレビのラストで「酒祝いだ」と呑む描写はあった)。また、陶器作りの際は、湯呑みと茶碗に加えて、徳利とお猪口を作成している。
鎮守府での酒造を目論んだが酒造免許の取得・維持が困難であることが判明し挫折。(一定以上のアルコール度数の酒の醸造免許は年間莫大な量の生産が必須である)
キス島撤退作戦完遂時に満を持して着任。
皆様ご存知艦隊のアイドル。だがこの鎮守府、提督もアイドルだ……アイドルだ!農業に建築とやってることは一般的アイドルのそれではないが!
現状山城、曙に次ぐTOKIOへのツッコミ役(主にアイドル方面)。「路線変更はしない」と言っているが、ギター演奏に興味を抱きつつある(作中では、番外編で初めてギターに触れるところまでしか語られていないが、作者によれば既に城島からギターを貰って練習しているとのこと)。このままバンド化→TOKIO化の流れを辿ってしまうのか!?
AL/MI作戦に向けた練度向上中、キス島周辺にて遭遇、スカウトされた。
新寮落成直後に着任したため、大規模な大工作業にはまだ関わっていない。初仕事は窯作成の手伝い。その後、登り窯の完成に立ち会うことはできなかったが、陶器作りの際ははじめてにもかかわらず湯呑みの作成に成功し、10日間で大皿をはじめとする10点の陶器作りに成功した(駆逐艦組では最多の作成数である)。また、出撃と仮眠をはさみつつ、太一、加賀とともに6日間の火の番をやり遂げた。ちなみに、自身の茶碗には稲穂の柄(長月→9月→実りの秋との発想か)が描かれている。
通常の任務は遠征ローテーション。姉妹たちには良くしてもらっているらしい。春雨着任時に新寮建設の詳細を聞くことができたよう。
AL/MI作戦に備えた戦力増強として、DASH鎮守府初の大型建造(0円)で着任したが、それに先駆けて後述の雨音少将率いる艦隊の1員として別の飛龍も登場している。建造担当はTOKIO全員。
建造目的が建造目的だったため、着任早々にキス島レべリングに連れ出され、二週間という短期間の内にLv.48まで叩き上げられた。
達也の名字に食いついていたが、あの方と無関係であると知ると落胆(雨音少将の飛龍とも似たやり取りをしている)。だが彼の指導のもと木工の魅力に目覚めたよう。農業の赤城、大工の飛龍という正規空母ツートップ(!?)となることだろう。TOKIO化は順調なようだ。
もっとも、「たいがいの物は焼けば食える」と「たいがいの訓練はやればできる」、彼らを良く知る者の「(魚の唐揚げが)1匹2匹じゃ足らんやろ」と「(ステーキが)一枚じゃ足りないだろ」という共通点があるため、読者の間では生まれ変わりが達也では?とネタにされている。
自身を基に作られた雲龍が着任して以降は彼女の世話役を引き受けており、姉妹、とは行かないまでも従姉妹のような関係とのこと。
北方AL海域攻略中に遭遇、スカウトされた。
楽天的な性格で、TOKIOが提督としては異質であることを説明されると「多少はそういうのが平気じゃないと」と言っていたが案の定……
DASH鎮守府独自活動としては、着任当初名取とともに畑作業を担当していた。またAL/MI作戦及び24時間マラソン慰労会の準備で漁船に乗り込むも、慣れない作業のためか船上で網を広げた際に「器用な絡まり方」(by卯月)を披露してしまった。
北方AL海域突破時に遭遇、スカウトされた。
DASH鎮守府メンバー謹製新艦娘寮の入居者第一号となった。気弱な性格で、入居してから春雨が着任するまでの間、一人ぼっちで寂しかったらしく、番外編で木曾に指摘されたときはこれを思い出して泣き出してしまった。
これからどうなることやら……(悪乗りカルテットとかTOKIO的活動とか悪乗りカルテットとか)
北方AL海域突破報酬として大本営より派遣。DASH鎮守府初の白露型である。
着任早々長瀬に「食べるほうの春雨とは……」と言われるわ、これから暮らす寮は提督と艦娘で建てたらしいわと、着任してから驚かないことがない。
しかし、登り窯の仕上げ作業の頃には、古参艦の作業風景を見て「楽しそう」と発言したり、陶器完成の際には「自分で作った食器、と言うのがいい」という発言があり、順調に染まってきている。
AL海域奥地攻略中に遭遇、スカウトされた。
着任間もないのに積極的に畑仕事に打ち込んでいる。漣と言い天龍と言いひと癖あるような艦娘ほどTOKIO適性が高いのだろうか……
陶器作りの際は、湯呑みと茶碗の他、失敗作を利用しての兎の置物づくりに成功している。
AL海域奥地突破時に遭遇、スカウトされた。
重巡では初めての姉妹艦着任(ネームシップ以外も初である)。「お洒落な重巡」を自任するだけあってDASH鎮守府の農作業に不満を訴えた。その後も、何でも自分たちで作ろうとするDASH鎮守府の面々にツッコミを入れる日々。
まあ、姉の最上にも諭されたことだし、その内染まるだろう。
北太平洋海域突破時に遭遇、スカウトされた。
潜水母艦であるが、この鎮守府、着任段階で潜水艦が一人もいなかった……。なお、後述の通り対潜哨戒任務で伊168が着任したため、ようやく本領を発揮できるようになった。
新たな鎮守府の台所要員となることを期待されていたが、早速AL/MI作戦&24時間テレビの慰労会準備の調理にて魚を捌けることが判明している(本人曰く「最初から覚えていたというか何というか……」)。
その後、素潜りで獲れる海産物(ウニ、牡蠣、アワビ、サザエなど)を狙いたいと考える達也から、「潜水艦娘が着任したら素潜りで穫れた海産物を持ってもらうために一緒に来てもらう」と半ば強引に素潜りへの同行を命じられてしまう。まさかの漁船扱いに横で見ていた山城は呆れていた。
結局、伊168が着任した後で、サザエ漁に駆り出されることとなった。
DASH鎮守府にはMI諸島近海突破時に遭遇、スカウトされたが、それに先駆けて後述の雨音少将の秘書艦として別の加賀も登場している。
因縁の戦いには参加できなかったものの、赤城との会話でTOKIOの実力を感じ取っている。とは言え城島のマラソン完走には唖然としていた。
陶器作りに興味を示し、男たちとともに志都呂焼の職人の下へ粘土を貰いに行ったり、太一、長月とともに6日間の登り窯の火の番をやり遂げた。また、長月と同じく彼女も一発で湯呑みの作成に成功し、茶碗の他に大皿を作っている事がわかっている。なお、この茶碗には「一航戦の誇り」と書かれているらしい。
MI諸島近海突破報酬として大本営より派遣されたDASH鎮守府初の陽炎型。
初顔合わせの際、松岡は何かシンパシーを感じ取ったらしい……多分こういうところだろう。
ちなみに上記通りAL/MI作戦は主力が両作戦後の警戒で出払ってしまっていたため、本土強襲に対しては戦力不足で静観にまわらざるを得ず、姉妹艦着任は先送りとなった。
MI諸島沖攻略中に遭遇、スカウトされた。
常識的な感覚を持っているためかDASH鎮守府には驚かされっぱなし。だが、登り窯の仕上げ作業においては、「こういうことをやることに対して疑問を持て」と発言する熊野に対して、「もうそろそろ慣れよう」と諭している。球磨型の末妹だが既に着任している長姉は悪乗りカルテットの一員のうえ、残る姉たちもアクが強い。苦労人となってしまうのか……頑張れ。
慰労会の前の城島との対話で、自身を艦ではなく人(城島曰く兵器ではなく戦士)として見る彼を気に入ったらしく、「最高の勝利を与えられるように改めて決意した」と話している。
MI諸島沖突破報酬として大本営より派遣。太一曰く「方向性違うけど長瀬みたいに考えてる事わかんねぇんだよな」とのこと。
本土強襲の際には出撃の意思を見せたが、全く練度を上げられていない(本土強襲の一報が入ったのは着任当日の夜である)ため長瀬から制止される。鎮守府の活動にかつてを重ねていた……が、流石にここまではしていなかったよう。
物資の困窮により食事は一汁一菜(玄米おにぎり、味噌汁、たくあん)が一般的だった戦争末期に着任した艦であり、そのことから粗食で食べ物の知識も乏しく、畑に目をとられたり、天ぷらを珍しがったり、それを揚げるために準備した油の量に困惑したりと(今まで着任した艦娘とは違う意味で)驚愕を連発し、遠慮しがちな箸の進めぶりに対しても松岡や飛龍からは「もっと食べても良い」と言われている。
鎮守府近海の対潜哨戒任務完遂時に遭遇、スカウトされたDASH鎮守府初の潜水艦にして、pixiv再掲版初の新着任艦娘。
なお、当初は「伊168」表記であったが、城島、達也の「数字では言い辛い」との意見に対して「イムヤでいい」と名乗って以降は、男たちや僚艦にこう呼ばれ、名札でもこの愛称で表記されている。
上記通り当人のあずかり知らぬところで達也、大鯨と共に素潜り漁をすることが決定済みで、結局サザエ漁が着任後初めての活動となった。どうしてこうなった……。
(SS速報投下当時の読者コメントに「もしここに潜水艦娘が着任したら?」⇒「海女さん、待ったなし」というやり取りもあったが)
この扱いに、「自分は漁をするための艦娘じゃない」とご立腹で、まだまだ素直になりきれていない様子。
しかし、漁自体は達也と獲った個数を競ううちに楽しくなってきたようで、最終的には24個(達也と合わせて47個)のサザエを獲ることに成功した。その後、サザエを食べる際は頑張ったご褒美ということで一番大きいものを貰い、その旨さに思わずキラキラしていた。
なお哨戒任務は前話の陶芸活動の裏で行われており、彼女の着任は窯出しの前日であった。前話終盤で彼女が描かれていない理由は作中でも次回放送のネタバレを避けるために編集が行われた……という体である。
格好が格好なので、島風同様ジャージ組となった。が、彼女の場合は上半身だけ羽織っており、松岡は「高校とかの水泳部にいそう……」という感想を抱いた。
(彼女の場合出撃時以外はジャージの着通しということもありうる。彼女らよりかはましではあるが……)。
城島、山城、古鷹、電が砂浜散歩中に発見した艦娘。轟沈寸前で流れ着いていた。武器の砲も半壊、艤装は全壊直前と言った状態で急いで治療される。その後、彼女から事情を聞くと別の横須賀にある鎮守府の出身だったがその鎮守府がブラック鎮守府であることが判明。捨て艦戦法を使ったり、艦娘を虐待していたりと内部は黒く、姉に当たる夕雲も彼女より先に轟沈した。
その実情を聞いたTOKIOやDASH鎮守府の艦娘及びDASHスタッフは何とかしようと行動。ブラック鎮守府に関する情報を集めその鎮守府である黒井中将に叩きつけ乱闘未遂の末鎮守府は解体。巻雲はTOKIOに懐いていると言うことで彼女はDASH鎮守府に配属された。ボロボロだった艤装を作り直したため練度は1からの再スタートである。
周囲の人々
DASH鎮守府在中
本作では鎮守府に生活の場を移している。犬小屋は川内と電のお手製。
艦娘たちに囲まれて日々をのんびりと過ごしている。
- 妖精
工廠や艦娘の装備にいる小さいアイツら。基本的に誰にでも視認可能な存在らしく、カメラにも映っている。また、松岡が撫でる描写があることから、触れることも可能であるようだ。
建造や開発の担い手。開発は資材を妖精に渡して部品に加工してもらい、艦娘や提督が組み立てる。その際に失敗するとペンギン人形が出現(DASHロゴの虹色人間になるのではとも言われたが、ならなかった)。それ以外にも漁船修繕時にスクリューを作っており、通常の機械製作もお手の物らしい。
木工やレンガ製作など、工廠を本来の用途外に使われることには苦笑い。しかしガラス作成の時には高速建造材を熱源として提供するあたり、やっぱりTOKIOに染まってきている。
- アヒル艦長
DASH村の企画を開始した当初からの番組マスコット。「艦長」とあるが、別に艦娘たちと一緒に出撃するわけでなく、第7回から執務室の机の上に置かれている。(というより、ここしか描写が無い)
海軍
- 元帥
大本営所属、秘書艦は大和。
全国の鎮守府を統括する海軍のトップ。島田プロデューサーが今回の企画を通しに直談判に向かった相手。この企画を了承したり、本土強襲の際に自らの見通しの甘さをTOKIOに詫びたりと大人物。
ブラック鎮守府問題に頭を悩ませており、艦娘を人間として扱い交流するTOKIOの姿勢を高く評価している。
- 呉島広
呉鎮守府所属。初稿初登場時は名無しの提督で、再登場に当たって名前が付いた。再投稿時には初登場の時から名乗っている。階級は大佐。
DASH鎮守府初の演習相手。編成は秘書艦の伊勢改を筆頭に、日向改、足柄、北上改、球磨、島風。着弾観測や北上の開幕雷撃、練度の高さでまだまだ駆け出しで練度不足のDASH鎮守府艦隊を圧倒し、城島と達也に艦娘育成の必要性を痛感させた。
その後広島でライブを行ったTOKIOのもとを訪れ、陸上基地型深海棲艦の情報を与えた。放送をチェックしているらしく、TOKIOの活動に理解を示しているが、演習後は先輩提督として戦力増強の必要性や、未熟な艦娘を戦線に出すことの危険性を説いた。
- 雨音雫
大湊警備府所属。空母機動部隊指揮のプロであり、旅客機に目を付けた敵艦載機を全機撃破している女傑。北海道が孤立していないのは彼女をはじめとする警備府所属の提督たちの努力の賜物。階級は少将。
鎮守府二度目の演習相手、編成は秘書艦の加賀を筆頭に、赤城、飛龍、蒼龍、摩耶、鳥海。他にも、隼鷹、千歳、龍驤が着任していることが判明している。
当初はTOKIOに対して辛辣だったが、それは松岡のアレの直撃弾を所属の龍驤ともども食らったため(作者によれば、それ以外のプロポーションはいいとのこと)。
ツンデレ気質で、秘書艦の加賀にしょっちゅういじられているらしい。
DASH鎮守府の赤城や山城の変わりぶりに驚いていた。
↑呉島提督は3ページ目、雨音提督は4ページ目。
なお、1ページ目は神通項で述べられた提督×神通SSの提督である。
日本テレビ
- スタッフ
島田プロデューサ以下、番組のスタッフたちも時折登場する(SS速報版では島田P以外一括されていたが、pixiv版では名前が出ている)。島田Pは本企画を通すために元帥に直談判したらしい。
TOKIOが到着する前や来られないときの様子見の際に艦娘と交流しているようだ。
カメラマンは艦娘の出撃にもクルーザーで同行しており、戦場カメラマン化している。
24時間テレビに登場。艦娘たちとも言葉を交わす。水卜や関ジャニらはもちろんのこと、東山も放送を見たことがあるらしい。
- 小熊美香アナウンサー
ZIP!ニュースキャスター。本土強襲の際、同番組中に海軍、深海棲艦関連の報道で登場。
その他
- 鎮守府周辺の工場、製作所の方々
太一と長瀬に廃油や屑鉄、アルミの端材などを提供。(産廃処理のあれこれを気にしてはいけない。時勢的にゆるい徴収のようなものとして認められているのだろう)
- 漁港管理人
本作オリジナルの人物で、元漁師。深海棲艦の攻撃で破損した漁船「第4大栄丸」をDASH鎮守府に提供した。
- 斉藤元昭
本作オリジナルの人物で、静岡県島田市在住の志都呂焼職人。DASH鎮守府に製陶用の粘土を提供した他、訪れた城島と松岡、太一、加賀に対し志都呂焼の説明や、お手本として湯飲み作りを実演して見せた。
- 眞喜志康弘
実在の人物で、沖縄在住のハブ駆除業者。城島と達也の「研修」を行っている。彼曰く作中でのアメリカ軍基地は、一部日本に譲渡する形で『警備府みたいなもの』になったとのこと。
実在した人物で、男たちの恩師であった農業従事者。作中の時系列で艦娘たちと出会うことなく死去。しかしその教えはTOKIOを通して彼女たちにも示されている。
備考
建造及びドロップについて
同一鎮守府内での被りは発生しないが、別の鎮守府に同一艦が存在することはある。
(DASH鎮守府においては、球磨、赤城、伊勢、日向、島風、飛龍、加賀が該当)
ちなみに、雨音少将との演習以降、DASH鎮守府以外に所属する(例: 演習相手、本営所属)艦娘が登場した場合、名札に*(アスタリスク)をつけて区別している。
初投稿時は、艦娘の建造及びドロップにはいわゆるコンマ判定を用いていた。例外として電・川内・暁・曙は判定を用いず、作者が加入を決定した固定着任枠である(※任務報酬としての着任(赤城、白雪、深雪、大淀、春雨、時津風、雲龍)も一応固定着任枠と言う扱いである)。他にも数名この枠に入っているとのこと。
なお、曙は読者の雑談から急遽固定着任枠入りが決定し、もともと固定着任枠に入っていた山城が予定より先に判定で引き当てられたということもあった。
また、一頃はネームシップの着任が相次いだ。現時点で鳳翔や島風など史実で建造された姉妹艦がいない者を除き、着任艦娘にネームシップがいないのは、扶桑型、飛鷹型、長良型、睦月型、吹雪型、綾波型、白露型、陽炎型、夕雲型(白露型と陽炎型はそれぞれ春雨、時津風が大本営より派遣された際、それぞれネームシップの白露、陽炎以下同所属の姉妹艦が護衛として登場した)。
なおpixiv版での新作からは本記事コメント欄を使った同様のコンマ判定か、事前に風来坊氏が選別した艦娘を匿名かつランダムに載せたアンケートに投票するかをアンケートで集計した結果、後者に決定した。新章突入後となる第46回で早速使用され、潜水艦4人(伊168、伊58、伊19、伊8)が並んだ(結果は先述の通り、伊168が選ばれている)。ちなみに第4艦隊開放のため、金剛型には補正をかけるとのこと(なお、本来第4艦隊開放には、金剛型以外に妙高型も揃える必要があるが、ドロップや保有枠の関係から割愛するとのこと)。また軽巡のドロップが相次ぎ、バランスの調整のため雷巡枠の北上・大井を除く軽巡のドロップにマイナス補正がかけられるとも告知されている。
大淀と明石のドロップについては、各キャラクター項で述べられているとおり、着任当初は艤装を持っておらず、艤装(の入ったコンテナ)を入手することで戦線に加わるという扱いになっている。(同一鎮守府内で同艦娘が存在しない、と言う関係もあるか)
作中での鉄腕DASH、及びTOKIOの鎮守府外活動について
鉄腕DASHの他企画(DASH島、出張DASH村、世界一うまいラーメンつくれるかなど)も同時並行で行っている設定となっている。そのため、本SS内でも言及されることがある。
また、これらの企画に艦娘が参加する話(例:第32回放送 山城と川内が参加したハブ研修)もある。現状、この場合は本放送での流れを下敷きに描かれることとなっており、先述の第32回放送は2014年4月27日放映のハブ研修の回が基になっている。
※ちなみに、山城と川内がハブの素揚げを食する件は前年のハブ研修での城島と達也のリアクションのオマージュとなっている。
先述したように、三瓶明雄氏は作中の時系列で亡くなっており、艦娘たちには第20回放送(天龍が中破進撃を求める件)で明かされた。
鉄腕DASH以外のTOKIOの仕事もなるべく現実に則した内容となるように描写されている。
例として、大規模作戦(AL/MI作戦)の合間を縫って、JOIN ALIVE 2014やSUMMER SONIC 2014に参加したり、2014年の24時間テレビ(城島が100kmマラソンのランナーとして参加)について言及されたりするなどが挙げられる(後者については、先述したAL/MI作戦E-6の関係で開催が危ぶまれる描写もあった)。
特に、後者の24時間テレビについては、鉄腕DASHの本放送でも言及されたこともあり、山城、電、川内、高雄、古鷹、暁、龍田、鳳翔が城島の応援として出演したことも描かれた。
ゲーム本編と作中におけるシステム面の差異
ゲームでは進路決定後、到達してから陣形を選択する流れで、索敵するまで敵の編成を確認できないが、作中では移動前に艦載機や電探での索敵で敵の編成を確認し、それに対応して陣形を決めてから進撃している。
またゲーム本編ではドロップ後も進軍が選択可能だが、こちらも毎度クリア、撤退問わず鎮守府への帰投が決定してから対象艦娘を発見、勧誘しており、進軍前にドロップしたことは今までない。(奇遇にもこうした仕様は、後に艦これアーケードで採用されている)
更に作中では当初保有枠にあたる艦娘寮の部屋が僅か30人分しかなく、AL/MI作戦前に新寮を完成させ、完了後にも再度増設する予定であることが通達されているが、それでも現在60人分とゲームでの初期保有枠(100人分)にさえ届いていない(再度の増設が済んでもそれまでと同規模の場合90人分で、ギリギリとはいえやはり届かない)。
明石項でも記載しているが、近代化改修は艦娘達の艤装の改修という扱いとなっており、他の艦娘を消費することはない。
夜戦に関しては、実際に夜になるまで時間が経過しているパターンと、深海棲艦の能力によって周辺海域が擬似的な夜になっているパターンが存在している。また演習も擬似的な夜戦状態にしたうえで行われているようである。
イベントにおける出撃制限(いわゆる「札」)は、AL/MI作戦においては「制海権維持のための該当海域への艦隊駐留(よって鎮守府含む別海域への出撃不可)」という解釈である。
着任が期待されている艦娘
前述通り建造及びドロップのチャンスや、保有枠自体の少なさから、作品内外問わず着任が期待されている未登場の艦娘が多数いる。以下作中で言及された者を中心に、所属艦娘との再会やTOKIOとの交流、鎮守府での取り組みに対するリアクション等から比較的希望の声が多い艦娘を掲載する(順不同。一部編集者の独断と偏見あり)。
作中で言及された艦娘
おそらく読者、所属艦娘(特に山城)双方から1番着任を心待ちされている艦娘。
山城と同時期に着任した龍田は比較的早く天龍に逢うことができたが、(作中では)三ヶ月以上も経つのに扶桑は未だ姿を見せず、狙って建造したら伊勢型が揃ってしまう始末……
上記のように新章突入後は金剛型が優先されるが、果たして山城はそちらが揃うより先に姉と再会できるのだろうか……
キス島撤退作戦前に島風が太一に懇願。その際「いつ来るかはTOKIOの運にかかっている」と発破をかけるような発言も。
現在DASH鎮守府には姉妹艦の名取もおり、できれば気弱な彼女のためにも早くきてほしいものである。
初春の妹達。普段はあまり言及しないが、前述したように時折恋しくなる時があるようだ。なお修正により未実装の有明、夕暮についても触れられた。
キス島撤退作戦終了後、曙と漣が話題に挙げた第七駆逐隊の残り半分。潮は長瀬が曙を励ました際にも名が出ているほか、阿武隈とも縁がある。生真面目な朧と臆病な潮は、色々な意味で特異なこの鎮守府に耐えられるだろうか……
こちらは第六駆逐隊の残り半分で、長姉暁と末妹電の間に位置する次女と三女。暁着任時に川内が「早く迎えてやれ」と発破を掛けて以降、作中では特に言及されていないが、第六駆逐隊自体が艦これ界隈で高い人気を誇り、水雷戦隊クロニクル等の公式派生作品でもセット扱いされることが多い他、世話焼きで頼られたがりな雷が大抵自力で片付けてしまうTOKIOに対しどう反応するかが視聴者の興味を惹くこともあって登場を期待されている。
DASH鎮守府に高雄、雨音少将の艦隊に摩耶と鳥海が出た中、姿を見せないお色気要員な高雄型二番艦(後者二人曰く雨音少将側にも未着任とのこと)。作中では摩耶と鳥海の話に名前が出た程度で終ってしまった。
DASH鎮守府における南雲機動部隊最後の一人にして二航戦の片割れで、加賀の着任時、相方とも言うべき飛龍がまだ来ぬ彼女に思いを寄せている。
上記面々とは異なり雨音少将の艦隊に登場しているが、当時あちらは南雲機動部隊が勢揃いしていたのに対し、DASH鎮守府では赤城のみで、その後上記のように残り二人も登場した。戦力的には先にきた雲龍を入れてある程度誤魔化せそうだが……
読者から着任希望の声が多い艦娘
派生コミック「side:金剛」では山城と姉への敬愛を競ったり相部屋にされたりして仲違いしていた金剛型二番艦。
こちらでは前述通り金剛型がまだ全員いないため、金剛が未着任の場合山城と揃って姉を待つこととなり、その際どのような絡みを見せるか期待される。
蛇足だが比叡と蒼龍は現実にてZIP!の艦これ特集で酷い目に遭わされており、日替わりアシスタントとして出演している達也もそれを目撃していた。
呉島大佐傘下の艦隊に登場した、二次界隈ではアラサーだの残念な美人だのと不名誉なネタで有名な(おそらく天龍以上の)戦闘狂。
大好きな出撃や戦闘の機会が少なく、のんびりした空気のDASH鎮守府に馴染むまでは相当時間がかかり、また軋轢も生じるであろうと思われるが……
古鷹の妹である古鷹型二番艦と卯月、文月、長月、三日月等と同じ睦月型の十一番艦。
一見チグハグな組み合わせだがどちらも面倒くさがりなダルキャラであり、加古に至っては帰投時等提督の前でも平気で寝る。
そのため「建築や農作業で何かと忙しないDASH鎮守府では(特にTOKIO着任中)そうした余裕がないため色々辛そう」と心配されつつも期待されている。
明石と並んでエンジニア扱いされがちな艦娘。着任したら明石、達也とともに開発面で色々と活躍しそうである。
白雪、深雪の姉妹艦で、丁度両者の間に収まる吹雪型の三番艦であるが、本編では言及されたことはない。
では、なぜここで挙げたかというと、それは彼女が艦だった頃の艦長の名前に秘密がある。
彼女にとって最後の艦長は杉原与四郎少佐であるが、その前任者は「山口達也」少佐。すなわち、達也と同姓同名である。
先述した飛龍の時(苗字繋がりで山口多聞中将を連想)と同様、達也とは関係がないが、着任した場合の反応が期待されている。
言わずと知れた超々々弩級戦艦。リーダーの世代が宇宙戦艦ヤマトと重なること、またYAMATO2520において主題歌を歌っていたこと、ヤマト運輸のCMを担当していることなどから期待されている。(実は作中でも一瞬触れられてはいる)
また、現在開拓中のDASH島(由利島)はかつて46㎝砲を試験発射する際の観測所があり、現在もその遺構が残っている。
こちらも本編では語られていないが、2015年2月22日のSS速報への投下時(pixiv版では2015年8月20日投稿の第34回にあたる)、作者の風来坊氏により言及された。これは、同日の鉄腕DASH本放送での巨大雪だるまを製作する企画において、格闘家の武蔵(※当該項目2.参照)が登場したことに対し、風来坊氏が「W武蔵として書いたら面白そうだ」と思った事に起因している。
風来坊氏は同レスにおいて、作中での2月近辺までに彼女が着任していた場合、このネタで書いてみる、と宣言しており、着任が期待されている。(余談だが、放送中には山うさぎの肉を用いた郷土料理で、深雪汁なる魚沼式のけんちん汁が登場しているため、こちらに関するネタも含んでくる可能性がある)
なお、この放送の約一週間後、武蔵の船体が発見されているため、同条件をみたすことでこちらについての言及もなされる可能性がある。
加えて、公式4コマのトラック島での農業ネタもあり、そっち方面でも期待が持てる。
公式で家庭菜園発言をしているため、かなりすんなりとDASH鎮守府に馴染めそうである。
とはいえ実装されたのが2014年の年の瀬であり、作中時間がそこまで経過するのを待たねばなるまいが……
秋月にたらふく食べさせ隊、提督諸賢においてはこの一言以上に説明を要することがあるだろうか(反語)。
彼女は第二次渾作戦(2014年秋イベE-2)の報酬なので、時期が訪れるまでのんびり待とう。
とか何とか言ってたら遂に2017年1月22日の放送で「秋月の空」が使用された。
縁の深さで言うなら山城以上、いやどの艦艇よりもTOKIOと番組に縁があるのが彼女である。
番組屈指の長期企画となった企画『ソーラーカーだん吉』で、普通のガソリン車から太陽電池駆動に改造する際にTOKIOが教えを請うた山本悌二郎氏が戦時中に従事していたのが陸軍の潜航輸送艇、すなわちまるゆの開発である(参照)。言うなればまるゆとだん吉は遠戚のような関係に当たるのである。
陸軍艦艇という立場と引っ込み思案な性格ゆえに鎮守府からは浮きがちなまるゆだが、DASH鎮守府の艦娘たちとならTOKIOが間に立つことで上手くやっていけるであろう。
「あなたたち陸軍でしょう?なのに潜水艦造るんですか?」
↓(60年後)
「あなたたちアイドルでしょう?なのにソーラーカー造るんですか?」
自称「猫じゃない」球磨型の二番艦。DASH海岸にて度々訪れている多摩川が名前の由来であり、登場した場合「多摩川に多摩がくる」なんて名前ネタが出る可能性がある。
陽炎型の十六番艦で、時津風の妹に当たる。TOKIOの後輩との名前繋がりで、男たちの反応が期待されている。ただし、彼女の実装は突入!海上輸送作戦以降(2015年11月)となっているため、作中時間から約一年程待つ必要がある。
艦娘エピソード対象
2015年5月28日のSS速報での雑談において、作者により「艦娘同士のエピソードを書いてみたい」と言及された艦娘達を記載する。
赤城とのエピソードが描かれるとのこと。
加賀とのエピソードが描かれるとのこと。
鎮守府ライブセットリスト
沖ノ島海域をはじめとする難海域の攻略完了、また、大規模作戦の完遂時には、ミニライブを実施している。TOKIOの本業であるロックバンド、アイドルとしての姿も艦娘達には好評であった。
以下に、ミニライブのセットリストを記載する。
沖ノ島海域制覇 慰労会
AMBITIOUS JAPANやLOVE YOU ONLYなど、比較的有名な楽曲で構成された。
曙はこのライブにて見上げた流星を気に入っているが、先述の通りこれは読者の雑談から着想を得ている。
1.future
2.AMBITIOUS JAPAN
3.自分のために
4.花唄
5.リリック
6.見上げた流星
7.LOVE YOU ONLY
アンコール.宙船
AL/MI作戦&24時間テレビ 慰労会
前回とは打って変わって比較的マイナーな楽曲で構成されているが、花唄、リリック、宙船は引き続き演奏された。
1.ボクの未来
2.Julia
3.花唄
4.リリック
5.glider
6.Dream & Breeze
アンコール.宙船
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