解説
『お舟にもうし』の伝説でも知られるが、現在は無人島となった由利島の開拓。
TOKIOメンバーは、次々と襲い来る困難に立ち向かいこの島の開拓を進めていく。
決意を込めた「DASH島」の旗のもとに。
無人島の捜索、トロッコの線路敷き、スズメバチの駆除、井戸水の再生、舟屋の建築。
開拓の上でさまざまな障害もあったが、TOKIOメンバーの団結、協力者の力もあり少しずつ
困難を乗り越え、開拓を進めていった。
時には共に涙を流し、時には共に喜びを分かち合う場面も。
そんな中、とある事件が発生。
この事件が提督達の中で話題になり、「DASH島鎮守府」の名が一気に知れ渡る事に。
また、何でも作れてしまう技術力の高さと団結力から島のみならず、「『DASH鎮守府』として提督業に勤しむTOKIO」というネタも見受けられる。
まな板にしようぜ!
元ネタに関しては「まな板にしようぜ」も参照。
舟屋2階の床板張りをしていたリーダー、城島。
作業に没頭し、1階と2階を行き来する為の階段を設置するための穴を作ることを計算して
いなかった為、2階全面を床にしてしまう痛恨のミスをしてしまう。
「うわー・・・やってもうた・・・」
(注:上記イラストはイメージです)
だが、山口と松岡は2階の床張りを頑張った城島を労い、明るく励ます。
メンバーの優しさに思わず涙ぐむ城島。それに釣られもらい泣きする山口と松岡。
その姿に、視聴者達はTOKIOの絆の強さを改めて認識するのだった。
事件はその直後発生した。
昇降口を作るため、床板に穴を開ける作業に移るTOKIOメンバー。
そのときに綺麗に切り落とされた一枚板を見て松岡がテンション高く放った一言。
「まな板にしようぜ!!」
この一言が一部の提督やプロデューサーに受けた。
そして、関連する作品のキャラの一部(主に胸部装甲の薄いキャラ)に被弾する事に。
『艦これ』では主に貧乳ネタで弄られる龍驤。
彼女も例外なくこのネタの直撃弾を受け、更にまな板扱いが加速してしまう事に・・・
余談だが、72で有名なあの方も被弾している。
そして2014年6月1日の放送で、切り出した一枚板はしっかりまな板として使われていた。
扶桑型舟屋、妹の方、山城です
2014年6月15日の放送。DASH島での拠点となる舟屋がとうとう完成した。
そして舟屋にも名前を付けようと言う事で表札を作成。そこに書かれた名前とは・・・
「山城」であった。
由来は超弩級戦艦・・・では無く、単純にTOKIOメンバーの「城島」と「山口」から
一文字ずつ抜き出し、「山城」と言う名にしたとの事。
だが、提督達の間では山城は不幸姉妹もとい扶桑姉妹で名が知れている為
「TOKIOなら戦艦も作りかねない」「遂に鎮守府まで造り上げた」と話題に。
姉である扶桑は日本を表す言葉であり、全国を駆け巡ってきたTOKIOの舟屋としてはこれ以上ない名前であろう。
余談だが、この「山城」の看板作りの際、「城」の最後の「﹅」を書き忘れ、
それに気づかないで看板を舟屋に取りつけると言う大失態を冒している。
これに気付いた城島は松岡に悟られないようにしつつ、砂浜で拾った貝殻で「﹅」を足している。
それ故か、DASH島ネタ関連のイラストにおける山城は、頭に艦橋を模った髪飾りの代わりに貝殻を着けていることも。
また、山城の表札が外れるアクシデントが発生した際にはTwitterのタイムライン上が大量の「不幸だわ……」のコメントで埋め尽くされた。
2017年冬イベDASH鎮守府説?
2017年2月11日土曜日開始の冬イベ『偵察戦力緊急展開!「光」作戦』が開始した際、最初のE-1の海域MAPは瀬戸内海から豊後水道、東シナ海を経由して日本海方面に抜ける、というルートのものであった。しかし、そのスタート地点の位置について一部の提督達の間でこんな推測が流布した。
「このポイント、DASH島じゃね?」
奇しくも翌12日は日曜日でありながら『DASH』の放送は休止、この事もあって、本当にDASH島が戦時体制で鎮守府化したのではないか、という推測がますます奇妙な信憑性を帯びる事になってしまったのである。
……が、実はこれにはあるカラクリがあった。DASH島こと由利島から北北西に22kmの位置には柱島という島がある。そう、日本海軍連合艦隊の泊地が沖合に存在していたあの柱島である。E-1海域MAPは西日本のほぼ全体が入る程度の縮尺となっており、たった22km程度の距離など地図上ではほぼ誤差程度のもの。つまり、本当のスタート地点の位置はこの柱島泊地であり、「DASH島がスタート地点なのではないか?」という推測は結局のところ単なる偶然でしかなかったのである……多分。いや、彼らならやっても不思議はないかもしれないが。
また、呉鎮守府サーバーがダウンし、新呉鎮守府として復活した際、江田島のほぼ真南にあることから「避難先はDASH島ではないか?」との推測もあった。
DASH島鎮守府所属艦娘
龍驤
「まな板にしようぜ」ネタの直撃後、DASH島鎮守府に所属。
再放送にて繰り返される「まな板」連呼に、今日も彼女はのた打ち回る。
山城
島の開拓を進めるメンバーの拠点として建造された超弩級舟屋。
有事には戦艦となって外敵を迎撃する・・・か?
初雪
初雪最後の艦長は杉原与四郎少佐だが、その前任者である第十二代艦長の名はまさかの山口達也少佐。恐るべき偶然である。
翔鶴
艤装員長/初代艦長が城島高次大佐(当時)。彼は翔鶴以前にも後述の鳳翔の艦長を務めており、また少将に昇進後は二航戦司令官として隼鷹、飛鷹、龍鳳を率いている。
まるゆ
実はソーラーカー「だん吉」の製作指導技師は、まるゆのスクリューも設計していた。その為両者を「遠い親戚」的存在と認識した提督がネタにすることも。
つれたか丸
艦娘としては勿論存在しないが、マグロ釣りを支えたDASH島鎮守府の名誉所属船。
これを駆逐艦に魔改造してしまうネタも見られる。
デカワンコ
ご当地PRで訪れた静岡県焼津市にて製作した通常の8000倍の大きさを誇る発泡スチロール製のお椀。これで日本三大急流として知られる富士川を渡りきった。
既に解体されており、また艦船ではないが、カッターボートのような形でネタにされているのもちらほら見かける。
大和、武蔵
呉市の東側にあった亀ヶ首試射場で大和型戦艦の主砲たる46cm三連装砲の試験発射が行われていた。
その試験の観測用として1932年(昭和7年)に由利島即ちDASH島が購入されたという記録が残っている。
島の東側の山頂付近にはその時の観測施設や、防空監視哨の跡地があるようだ。
鳳翔、国後、佐渡、対馬
神奈川県横浜市の工業地帯に所在するDASH海岸だが、その隣にはJMU横浜事業所鶴見工場が所在している。
この工場はかつて浅野造船所、および日本鋼管鶴見造船所という名で使われてきた歴史ある造船所であり、上に挙げた4人もここの出身だったりするのである。
Houston
アメリカ海軍の巡洋艦であり、DASH島とは直接の関係はない。
しかし、DASH島に反射炉を建造する際、TOKIOが基礎固め用の杭打ち機を製作。
「石(ストーン)がヒューと落ちてくる」ことから「ヒューストン」と命名されていたのであった。
彼女の実装の際、DASH島のヒューストンを思い浮かべた提督諸氏も多かったであろう。
余談
DASH島こと由利島の近海では、太平洋戦争中とある潜水艦が沈没する事故が起きた。
艦これ公式4コマにおいてチラリと語られた「潜水艦娘たちに伝わる3の数字にまつわる不吉な話」(第51話)の元ネタ(※艦名が伊『33』で事故内容にやたらと『3』という数字がついて回った上に建造元はまさかの『三』菱と、どこまで行っても3尽くし。)となった潜水艦である。
史実における不幸を軽く通り越してもはや呪われているとしか思えないそのエピソードから、「伊号潜水艦の中でも色々な意味で実装するのが難しい存在」と一部の提督たちの間からささやかれている。
しかし同時に、陸奥や扶桑、先述した山城のように史実では不幸な生涯を送ったり悲劇的な最期を迎えた者たちに対して、「史実で不幸だったからこそ『艦これ』では幸せにしてあげたい」という提督たちも存在するため、伊33の艦これ実装を心待ちにしている提督は決して少なくない。
そのため、仮に伊33が『艦これ』に実装された場合、彼女もDASH島絡みのネタで提督たちから弄られるもとい愛されることになることは間違いだろう。
実際、DASH島が由利島であることが判明した直後から伊33を想起した提督は多い。
尚、日本海軍には由利島という艦艇が存在していた。ただし戦闘艦艇ではなく機雷敷設を担当する補助艦艇(平島型敷設艇7番艇)である。
実はまな板ネタが出るよりも前に、DASH島の地図に城島の顔が映った1カットを基にした「新海域DASH島」なるネタ画像がとあるまとめ板等に掲載され、「リーダーマスは何が起こるんだ」(城島の顔がマス扱いされていた)「ボス旗艦はアヒル隊長か」とコメントされていた。
2015年1月25日に放送されたDASH島にて木に登った長瀬が片言で「ニンゲン…カエレ…」と発したところ、案の定ネタにされた。
こちらは逆パターン。
なお番組と直接の関係はないがトラック島大空襲ののちに残された陸海軍兵が食料難に直面し、終戦まで自給自足を強いられたという史実がある。
この史実が四コマに持ち込まれ、トラック島では武蔵主導のもと農業に励むことになったが(第76話)、読んだ提督諸氏は「DASH島だ・・」と囁き合ったとか。
また、TOKIOはデビュー間もないころ、「宇宙戦艦ヤマト」のOVAシリーズである「YAMATO2520」なるアニメのイメージソングを2曲ほど歌っている。
3巻目まで制作されたところで制作会社が倒産し打ち切りとなってしまったアニメであるため、知る人ぞ知る存在であるが、そのストーリーは
星間戦争後の冷戦状態の星で、閉塞的な生活に鬱憤を溜めていた少年たちが、墜落した宇宙戦艦の残骸から回収したデータディスクに入っていた設計図をもとに自分たちで宇宙戦艦を建造し、宇宙へ冒険の旅に旅立つ
という、その後のTOKIOの姿に通じるようなものだった。
インタビュー映像ではリーダーも宇宙戦艦ヤマトには幼いころから思い入れがある主旨を語っている。
TOKIOと戦艦のめぐり合わせはここから始まっていたのかもしれない。
そんなTOKIOであるが、最近になってついに武器まで作ってしまった。
一つは2014年12月7日放送のご当地PR課で宮崎県都城市をPRするために、同市が良質の木材がとれるために弓の生産量が日本一であることから弓の町で知られていることから、巨大な弓でウィリアム・テルの頭の上のリンゴを射抜くことと同じことをしようと、6mの巨大な弓と2.5mの巨大な矢を作り、三度の目の正直で見事100m先の直径2mの風船を射抜いた。
そして2016年7月10日放送のDASH島で今度は投石器を開発する。
その頃、島では水路の土台作りのために石材が大量に必要になり、運搬が大変であったことから、運搬手段として考案された。
城嶋と長瀬と松岡によって作られ、ローリングストーンズと名付けられたそれは、石が重すぎたために失敗したが、後日スタッフが改良。
結果として5kg以上の石を40m先に投射することに成功し、一気に作業効率を向上させた。
逆輸入?
ここまではあくまで「鉄腕DASH」をネタにした二次創作だったが、遂に2017年1月22日の放送で「秋月の空」が使用された。
スタッフの中に提督はいないと思われるが・・・
2017年12月3日の「DASH島スペシャル」では同年10月12日に進水した【新あさひ型護衛艦2番艦「しらぬい」】の進水式の映像が流れた。確かに直近で進水式を迎えた護衛艦は「しらぬい」しかいないのだが、スタッフが狙ってるとしか思えないチョイスである。
そして2018年9月30日放送の「俺たちのDASHカレー」にてそうりゅう型潜水艦「ずいりゅう」を紹介する際、レイアウトや枠のデザインが明らかに艦これを意識したものとなっていた。
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DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~ 上記の「『DASH』の番組内企画として提督業に勤しむTOKIO」というネタを扱ったSS発祥のpixiv小説。