概要
- 兵庫県神戸市灘区都通五丁目にある阪神電気鉄道本線の駅(HS-29)。本記事で説明。
- 同区王子町にある阪急電鉄神戸本線の王子公園駅の旧称。1984年5月31日まで、浜側の阪神、山側の阪急とで500m離れた位置に西灘駅が併存していた。
阪神西灘駅
かつては国道線(軌道線)に西灘停留場があり、その乗り換え駅でもあったが、1974年3月16日の終電をもって国道線上甲子園停留場〜東神戸停留場間が廃止になり(残存区間も翌年廃止)、現在は阪神本線のみの駅になった。当駅東側に阪神バス西宮神戸線(阪神線の1つ)の阪神西灘駅前バス停があるが、阪神電鉄バス時代には、国道線時代の名残から単に「西灘」バス停を名乗っていた。
阪神・淡路大震災発生時には、当駅の姫路寄りに仮ホームを設置し、高速神戸方面へ折り返し運転をおこなっていたこともある。
なお「西灘」と名乗っているものの、経度ではJR神戸線灘駅の方が北西側に位置する。
駅構造
相対式ホーム2面2線の高架駅。改札口は国道2号線近くの1か所。普通電車のみの停車駅だが、かつては準急が停車していた時期もある。
かつて隣の大石駅までの乗り入れだった山電の電車は、普通も含め、1991〜1998年2月14日にかけては通過し、その翌日から停車を再開したが、山電の車両の乗り入れが、大阪梅田駅発着に延長された直通特急を除き、2001年のダイヤ改正より神戸三宮駅が東限になったため、再び通過するようになった。
利用状況
2019年度の1日平均乗車人員(降車人員含まず)は2,792人である。