「淳平くんと一緒なら、あたしは過去でも未来でも構わない」
プロフィール
概要
初巻から登場するメインヒロインの1人。
かなりの美人で、明るく積極性溢れる性格を持つ。そのためか中学校のアイドル的存在で、女子高に進学してからも男性の取り巻きに追われてしまうこともある。ただし何度異性から告白されても常に断っている。
高校に進学してからはケーキ屋『パティスリー鶴屋』でバイトをする中で、自身の夢を見つけてクッキングスクールに通い始める。当初はあまり得意ではなかった料理も上達していき、度々淳平に弁当を作っている。
桂歌丸が好きらしく、中学時代は携帯の着メロに笑点のテーマを使っていた。
特徴
作者本人が「イメージが掴み難いキャラクターに日々苦悩している」と語っているように、どこか謎めいた印象を感じさせることがあるが、物語が進むにつれて徐々に女の子らしい一面を見せるようになる。洞察力が鋭いためか、嫉妬深くなったり怒りっぽくなったりするということもある。
ボーイッシュな側面もあって、ショートカットを好んだり、重要な場面ではカッコよさを気にしていたり、怒ると男言葉似た喋り方をしたりする。綾やさつきと同じ美人であるが、2人とは対照的に、自分の胸が小さいことをかなり気にしているようである。また、メインヒロインの中で一番ズボンを履く回数が多い。
淳平が屋上にて出会ったいちごパンツの美少女では無かったものの、いちごパンツを頻繁に穿いており、同じ柄の紐パンも穿いていた事がある。初登場時はサバサバした性格でもあって、淳平に「自分が今日身につけているパンツはいちごパンツだ」と堂々と告白したこともある。反対にTバックはエロいと言う理由で嫌っている模様。
コレクションのように集めており、淳平からいちごパンツを貰ったことがある。
淳平との交流
中学3年の冬の頃、屋上で出会った美少女がつかさだと考え込んでいた淳平に告白される。それまで異性への告白を断っていたはずであったが、意外にもそれを受け入れて淳平と付き合うようになる。淳平との交流はこれが初めてではあるが、実は淳平が綾と出会う以前から淳平の存在を知っていたようである。
付き合い始めてからは同じ高校に通うはずであったが、別々の高校へ進学することになる。それからも交流関係は続いていたものの、高校1年の冬に自ら淳平から身を引くことを決意する。
その後にバイトを通して淳平と再会してからは、交流関係を続けるようになり、高校2年の映画撮影の合宿にも一緒に参加するようになった。
強運の持ち主でもう一人のメインヒロインの綾がことごとく淳平とすれ違いや誤解を生み出してしまうのに対し、反対に淳平の浮気現場を押さえたり偶然の邂逅をしている。また謎の力(本人曰く超能力)により昇降機が故障し淳平と二人きりになる場面に何度も遭遇している。