「仮面ライダーは死んだ…!さあパパ、僕を改造するんだ!でないと、宏君をバラバラにするよ!」
概要
仮面ライダーZOのパンチで腹部を貫かれたドラスはZOを吸収して、より強力なネオ生命体になった。
しかし宏の持っていた時計のオルゴールの音色で感情を乱された隙を突かれ、
望月博士にプールを壊された為、ZOに分離されて元のドラスに戻ってしまった。
島本和彦の漫画版では、追い込まれる姿を見た望月博士の手によってドラスは完全体となり、更にZOも取り込もうとするが、取り込まれそうになったZOが、逆にドラスを気迫で吸収しようとし、感情を持たないはずのドラスがそれに気圧され恐怖したために吐き出された設定になっている。
他の作品における赤ドラス
赤ドラスver.2
小説『MASKED RIDER ZO EDITION -ZO vs J-』に登場する赤ドラスの強化態。
前回の戦いで倒されたと思われていたドラスが仮面ライダーJを取り込んだ姿で、
能力はZOを取り込んだ赤ドラスと同じだが、背中から四対の翅が生えている。
ZOに遭遇した後、彼を倒すために大自然の力 “Jパワー”を吸収して更なる変貌を遂げる。
ドラス究極形態
赤ドラスver.2が取り込んだJの能力で “Jパワー”を吸収、巨大化したドラス。
戦闘能力はZOを上回り、胸と両肩から発射される三門のビーム砲(Jパワーで強化された分子破壊光線「マリキュレイザー」)が武器。
ZOと戦ったが、最後はZOに取り込んだJを救出されてしまい、元の姿に戻った。
余談
- 色が赤くなり外見も変化しているが、これは造形スタッフだった竹谷隆之が、ドラスのスーツを一晩で改造して実現したもの(実際は1週間ほどかかっているとの竹谷談)である。これを見て予算が無い中、スーツを新造したと勘違いしたプロデューサーの顔が赤くなった。
- TCGレンジャーズストライクではレッドドラス名義。イラストは監督を務めた雨宮慶太の手によるもの。