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超ゴジラ

ちょうごじら

超ゴジラとは、1993年に発売されたファミコンゲーム、及びゲーム内に登場するゴジラのパワーアップ形態である。
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概要編集

ゴジラVSシリーズを題材にしたゲーム。

超ゴジラの「超」の部分の読み方は、作品名としては「ちょうゴジラ」(説明書の「ごあいさつ」および目次のルビ)であり、作中ゴジラが変身する強化形態は「スーパーゴジラ」の読み(説明書29ページ)である。


ゴジラを操作することで、キングギドラメカゴジラといったライバル怪獣たちを倒していく。

内容は「移動モード」というシミュレーションパートと「バトルモード」という対戦格闘パートの二つがある。

移動モードでゴジラを操作してビル戦車などを壊しながら進軍し、敵の怪獣にたどり着くとバトルモードに移り、闘争本能ゲージというパラメーターを読み取りながら相手にパンチを当て、後退し距離を取ることで「尻尾」「頭突き」「放射熱線」「スーパー放射熱線」といった四つの必殺技を当てていき、相手怪獣のヒットポイントをゼロにすれば勝利となる。


セーブ機能はないが、裏技を使えばステージセレクトとコンティニュー×99が可能。


ストーリー編集

西暦199X年。大阪にキングギドラが出現した。

これは地球侵略を企む異星人による日本攻撃宣言だったのだ。

防衛庁は、日本海で眠っているゴジラの頭脳に、科学者尾形博士の開発したコントロールボックスを打ち込むことで遠隔操作に成功する。

主人公はスーパーXに搭乗し、内部にあるコントローラーを操作することでゴジラの闘争本能を制御し、宇宙人の侵略に立ち向かっていく。


登場怪獣編集

ゴジラ

御存じ怪獣王。本作では頭にコントロールボックスを打ち込まれている為人類の味方。


キングギドラ

ステージ1のボス。普通にプレイしていればまず負けることは無い。


メカゴジラ

ステージ2のボス。なのだがグラフィックは平成版で鳴き声のみ昭和版。海外版ではグラフィックも昭和版である。


ビオランテ

ステージ3のボス。防御力が異常に高く、「じゅえき攻撃」というチート技を持っている為多くのプレイヤーが挫折した。


バトラ

ステージ4のボス。素早いためパンチが当てづらく、必殺技もスーパー放射熱線以外通用しない。


メカキングギドラ

ステージ5のボス。ワイヤーアンカー攻撃が素早いため、速いコマンド入力が求められる。メカキングギドラ撃破後、度々表示されるパラメーター「東京破壊度」によって展開が変わる。


超ゴジラ

スペースゴジラ×スーパーゴジラ

終盤に登場するゴジラのパワーアップ形態。

ゴジラにキングギドラの細胞を取り込ませ、超多量のエネルギーを蓄えさせることにより変身可能になる。

攻撃力・防御力どちらも向上し、移動モードで受けるダメージはゼロになるが、怪獣と戦ってエネルギーを使い果たすと変身が解けてしまう。

メカキングギドラ戦とバガン戦でのみ使用可能。尋常ならざる強さであり、メカギドラでは全く相手にならず、通常のゴジラでは全く勝ち目がないバガンを倒す唯一の手段である。

後に登場するスペースゴジラのデザイン原案として有名。

ゴジラの二次創作小説ではバーニングゴジラをも超える最強の形態として登場する場合がある。


魔獣バガン

伝統的なバガン

本作のラスボス

地球侵略を目論む宇宙人が古代の中国に眠っていた伝説の怪獣バガンにゴジラ細胞とギドラ細胞を組み込んで作り上げたハイブリッド怪獣。

詳しくはバガンの項目を参照。


宇宙人

地球侵略を企む謎の宇宙人。

大型のマザーUFOや小型UFOを操りシミュレーションパートに登場する。



作品名について編集

2020年に発売されたオリジナルサウンドトラック収録の、ゲームプロデューサー竹野雅人氏のインタビューによると、「当時SFCには『スーパーなんとか』というタイトルが多く、このゲームも『スーパーゴジラ』という仮題になっていましたが、ひねりを加えるためにゴジラVSビオランテのポスターのキャッチコピー『超ゴジラ』から命名した記憶があります。シューティングソフトの名作『超兄貴』もありましたし」と答えている。



関連タグ編集

ゴジラシリーズ

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