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概要編集

6億年前の超古代文明の残したロストテクノロジーの一つで、オーレンジャーの根幹を担う要素でもある。

自然界には、空気や大地などありとあらゆる場に満ちている、大自然の森羅万象を生み出す力が存在し、作中ではこれを「TH(テトラヒドロン)エネルギー」と呼んでいる。所謂ピラミッドパワーも、その一種とされる。

このTHエネルギーは、それを浴びた生物の細胞を活性化させる作用があり、中でもある種の適性を持った人間は、その作用によって内在的な力を引き出され、これを発揮することができる。即ちこの力こそが、作中で「超力」と呼ばれているものである。


国際空軍所属の三浦尚之大佐は、物語開始から遡ること3年前に日本アルプスの山中において、6億年前の超古代文明の遺跡を発見し、そこから得られた研究成果や古代文明にまつわる各種資料の分析の末に、この超力を再現することに成功。

この遺跡の直上、オーレンジャーが本拠地とする超力基地内に三浦が設置した「超力増幅装置」は、遺跡が吸収した自然界のエネルギーをこの装置に通すことでTHエネルギーへと変換するものであり、吾郎を始めとするオーレンジャーのメンバーはこの装置から発せられるTHエネルギーによって、体内に眠る超力を引き出すとともに、各種装備の運用を可能としている。


・・・と、いうのが物語当初の設定であったのだが、この根底は物語最終盤にて突如揺るがされることとなる。その一因となったのが、宇宙の遥か遠くにあるとされる「超力の故郷」、そしてそこから遣わされたという「ドリン」の存在である。

物語後半より登場し、キングレンジャーことリキと行動をともにしていたドリンは、バラノイアの大攻勢の前に致命傷を負って地球上から消滅してしまうのだが、その後オーレンジャーが「超力の故郷」へと逃れた際、ドリンというのは特定の個人ではなく、同じ容姿を持つ複数の個体によって構成された種族のようなものであること、そして地球を守っていたドリンが消滅したことで、超力そのものも地球から失われたことが語られている。

つまるところ、この説明によって超力というのが「自然界に存在する力の影響によって、人間に内在していた力を引き出したもの」ではなく、「ドリンという特定の存在に依拠したもの」へと、事実上その定義が置き換わってしまった訳である。


余談編集

放送開始直後にオウム真理教による一連の事件が発覚し、超力や古代文明という設定が「オウムを連想させる」ということから、その後のストーリーなどの大幅な変更を迫られた。


関連タグ編集

超力戦隊オーレンジャー


特殊能力の変遷

隠流忍法超力クルマジックパワー

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