概要
いわゆる「なんJ語」のひとつ。
プロ野球・NPBのペナントレースにおいて「あるチームが大型連敗を続けている」さまを、「風船爆弾をリレーで回す」ゲーム風にアスキーアート(AA)化して、掲示板のスレに貼り付けるというもの。
AAで書かれた爆弾の導火線には火が点いており、各対戦チームが戦々恐々としながら渡していく。そして「連敗記録がストップすると爆発する」という流れになっている。
チームの勝敗だけでなく、特定の選手に対する「ヒットorホームランがしばらく出ていない」という状況に応用することもある。
関連用語
爆弾処理班
連敗記録をストップさせてしまった対戦チームに与えられる称号。近年では横浜DeNAベイスターズがその傾向が高く、ベイスターズは「爆弾処理に定評のあるチーム」として扱われるようになった。以下はその一例。
- 2019年の東京ヤクルトスワローズの16連敗 ←処理
- 2019年の広島東洋カープの11連敗 ←処理
- 2021年の読売ジャイアンツの10連敗 ←処理
- 2022年の阪神タイガースの開幕9連敗 ←処理
連敗コピペ
1998年6月13日から7月8日にかけて、引き分け1つを挟んでNPB記録の18連敗を記録した千葉ロッテマリーンズに由来するコピペ。下記のマリーンズバージョンを改変して、他球団の連敗で用いる。
- 3連敗⇒特に何も思わない
- 4連敗⇒試合よりも明日の晩飯の事を考える
- 5連敗⇒いつの日か、シャトルバスが無料に戻る日を夢みる
- 6連敗⇒ロッテリアの割引券の存在を思い出す
- 7連敗⇒球場の鳥のフンが減らないことに憤る
- 8連敗⇒昔のマーくんの顔を思いだしビビる
- 9連敗⇒新聞で騒がれはじめ、ニヤニヤしだす
- 10連敗⇒8試合、9試合後の対戦カードを調べる
- 11連敗⇒〇年ぶりの11連敗と報道されるが、最近すぎて笑う
- 12連敗⇒苦肉の策で2軍から上がってきたピッチャーが打たれるのをみて、いよいよだと思う
- 13連敗⇒歴史的瞬間のチケットを確保する
- 14連敗⇒ロッテファンの友人を試合に誘うが拒否される
- 15連敗⇒球場の子供の比率が少なくなっているのを実感する
- 16連敗⇒後世に映像を残す為に、番組予約の準備をする
- 17連敗⇒久しぶりに興奮して夜眠れなくなる
- 18連敗⇒スポーツ新聞を全部買う
- 19連敗⇒マリーンズファンである自分に感謝する
- 20連敗⇒そして伝説へ…
日ソ中立条約
2023年シーズンより。北海道日本ハムファイターズは7月5日から25日まで13連敗、福岡ソフトバンクホークスは同じく7月7日から24日まで12連敗。
たまたま同じタイミングで大型連敗に突入し、連敗中の引き分けも発生しなかったことから、戦時中に日本・ソ連間で結ばれた戦争関連の条約「日ソ中立条約」を、両球団を表す「日」「ソ」に当てはめる形でなんJ語としての「日ソ中立条約」が完成した。なお、両者が最後に勝利した7月4日〜6日の3連戦はソフトバンク対日本ハム戦。