概要
1983年生まれの高校3年生で18歳(連続ドラマでは25歳)。Qクラスの中で最年長。身長180cm、体重70kg、いて座のO型。一人称は原作、アニメ、ドラマのいずれも「俺」だが、単発ドラマのみ時折「拙者」ということがある。
遠山の金さんの末裔。頭はそれほど良くないが、運の良さ・直感・運動能力(剣道四段・柔道三段・空手三段の合わせて十段に加え水泳、陸上でも数々の賞に輝いている)・視力(4.0、本人いわく縄文人並)・嗅覚(本人いわく犬並み)は抜群。特に勘はババ抜きを十回やって十回ともトップになるほどでこれがリュウの誤推理を諭したこともある。「遠山流隠密術」という江戸時代から続く秘術を継承しているが失敗も多い。Qクラスの中では他のメンバーのボディーガード的な存在である。
性格は明るくムードメーカー的存在で正義感が強い。だが、探偵志望の癖に視野が狭くて想像力に欠けており、他人(特に犯人)の心情を察する事が出来ない一面を持っており、自身の乏しい知識や経験だけで物事を断定する事が多い悪い意味でも単純な性格でもある。事件の犯人の心情に同情心を抱いている読者に嫌悪感を抱かれる事もある。事件の犯人の心情に心を痛めながらも己の正義を貫こうとするキュウの引き立て役になってしまう事もある。
小さい頃は幽霊が苦手で、肝試しでは仮病を使っていたとのこと。なお、今でもビビリである。作中未登場だが3人の姉がおり、いずれも警察関係のキャリアである。なお、父親が警視正なのにもかかわらず勤労学生なのは、父親に学業の出来の悪さについて言われ、それに反抗して家出し、一人暮らしをしているためである。数馬とは喧嘩友達。中盤までリュウとは犬猿の仲だった。
『プレミアム』では幼なじみの近松すみれと交際しているが自身が奥手であるため、すみれからでないと手も握れない。
推理力はメンバーの中ではドンケツで特別宿題が出されたり数馬に助けを求めてしまうこともあるが、天樹は立派な探偵と評している。
単発ドラマでは大学生で、着流しを着ている。語尾に「 - ござる」とつけて話しているが、連続ドラマでは服装も口調も普通で町の不良のまとめ役であり何人か舎弟が居る。昔は仲間とトラブルシュートをしていた。顔が広く、そこから情報収集を行うこともある。同作者による漫画「金田一少年の事件簿」を愛読している。また、本人曰く子供の頃にプラモデルを万引きしたことがあるらしい。
さとうによると「比較的分かりやすいキャラクターだった」とのこと。
関連イラスト
関連タグ
遠山キンジ…同じ遠山の金さんの末裔
遠山咲…名前の元ネタが同じ(子孫がどうかは不明)。
久能整…金太郎ととても相性が悪いだろう人物。多分、金太郎が失言する度に文句を言うと思われる。整はこういう「鬱病は甘えだとか」とか発言するタイプの人間が大嫌いだと思う。