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経歴

「隠岐の海歩」は、島根県隠岐郡隠岐の島町出身の元大相撲力士。

1985年7月29日生まれ。本名は「福岡歩」。

少年時代から相撲を始めており隠岐水産高校に進学後は相撲部に所属してインターハイに出つつも当初は航海士の道を目指していたが途中で断念、将来の進路に迷っていた所を高校相撲部の顧問から後輩の勧誘に来た八角親方(元横綱北勝海)と出会う事になり八角部屋へ入門した。

本名の「福岡」の四股名で2005年1月場所が初土俵となり、4年後の2009年1月場所にて幕下優勝を果たして十両に昇進、33年ぶりの島根県出身の関取で隠岐島出身の関取としては51年前の隠岐ノ島の新関取となり四股名を「隠岐の海」に改めた。

翌2010年3月場所にて新入幕を果たし、島根県出身の力士としては88年振りの新入幕力士となり隠岐島出身の力士としては初の幕内力士となった。幕内に定着してからは三役も関脇を2場所、小結を6場所務めている。

2012年1月場所では横綱日馬富士の連勝を32で止める活躍があり、2016年9月場所では平幕が2横綱3大関に勝つ31年ぶりの快挙を達成、2017年11月場所と2019年9月場所では優勝争いを展開した。

十両陥落が決定的となった2023年1月場所を最後に現役を引退し、年寄「君ヶ濱」を襲名。現在は八角部屋の部屋付き親方として、後進の指導をしている。

主な戦績

三賞5回、金星4個。

日馬富士とは6勝14敗、鶴竜とは6勝16敗、琴奨菊とは10勝16敗、豪栄道とは8勝19敗、栃煌山とは14勝12敗、妙義龍とは16勝15敗。

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