電話仮面
でんわかめん
『秘密戦隊ゴレンジャー』第52話「ピンクの電話鬼!殺しのダイヤル」に登場。
火の山仮面マグマン将軍配下の噴火軍団の一員である仮面怪人の1人。トイレに行く科学者に対して「人間共は不便よ」と言うシーンがあり、人間が素体ではないようだ。
ゴレンジャーの第3次防衛計画の一環である“スターマシーン”の設計に携わる科学者たちを次々に殺害し、その資料を破棄して計画を破綻させる事を使命とする。
スパイや暗殺のプロフェッショナルを自任しており、目的の電話番号を探り出して受信を傍受したり、相手の受話器に仕掛けた火炎放射器『ベルファイヤー』や毒ガス『ベルガス噴射』で抹殺する事ができる。
また、傍受した情報を胸のモニターに映し出したり、声色を使って相手に成り済ますことも可能で、送電装置(今でいうファックスのようなもの)も備えているスパイ活動に特化した能力を持っている。
巨大な電話に擬態することも可能。武器として受話器型の杖を携えている。
ちなみに擬態した電話、原理は不明だが本当に公衆電話として機能するようで、劇中では電話仮面が化けた電話を使って恋人に不思議に思いながらも電話を掛ける男性の彼氏のシーンが存在している(ちなみに男性が去った後に変身を解いた電話仮面はバカップルの彼に向って「デレデレしやがって」と悪態をついていたが、男性に危害を加えてはいない)。
作戦成功後はゴレンジャーたちの秘密基地である“ゴレンジャールーム”を突き止めようと画策していたが、最後は『ゴレンジャーハリケーン』「設計図」により、その設計図=凄い威力の爆弾の設計図を本部に連絡を取ろうとするも、それはエンドボールの設計図だった。
アカレンジャー「バーカ、それはエンドボールの設計図だ!」
そして騙されたことに余りにも興奮しすぎて頭の血が上り過ぎたのか、はたまた無意識に自爆装置が発動する電話番号にかけてしまったのか、突然苦しみだし、ご丁寧に頭のダイヤルが出鱈目に回り、爆死した。