「おはよう諸君!もはや俺が誰か断る必要もあるまい!」
「はっ!俺は何だか銀行員になった気分だわ」
CV:青森伸
登場話:第51話「青いニセ札づくり!夕陽のガンマン」
概要
アメリカ・テキサス州出身のリボルバー拳銃をモチーフとした仮面怪人。
自称「夕日のガンマン」を名乗る拳銃使いで、その腕前は早撃ちで百発百中を誇り、モモレンジャーの『モモガード』すらも全て撃ち落としてしまったほど。
ガンマンということもあり、ポンチョを着用しており、計算には算盤を使用し、移動の際は車ではなく自動車に簡単に追いつける程のスピードで走ることの出来る愛馬に跨って戦場を掛け抜ける。
腰に下げた二丁拳銃とライフル銃が主な戦力で、頭部からも弾丸を発射することが可能で、その威力は銀行の壁に大穴を開ける程で、さらにマシンガンのように乱射して打ち出すことも可能。
ただし弾丸はこの手の能力を持つ怪人には珍しく無限ではないようで、弾切れを起こすと新たに弾を込め直す必要があるのが欠点。
活躍
その任務は死の商人「ミスターX」(メイン画像のトランクの上)から一滴で100万人の人間を窒息死させてしまう爆弾兵器『窒息爆弾』を買うために購入資金500億円を調達するためにイーグルの現金輸送車や銀行を次々に襲撃していた。
ちなみに銀行強盗のモットーは「風の如く襲い、風のように去って行く」との事らしい。
部下思いの性格で、アカレンジャーにゾルダーを盾にされた際は発砲しなかったり、ゾルダーに変装していたペギーを見破った際は「我がゾルダーは、そんな安っぽい覆面でごまかされるような低級な兵士ではないんだ」と、部下を信頼していることを窺わせる台詞を言っているシーンも存在する。
大蔵省(当時)が新型の紙幣印刷機を購入したという偽情報を信じて、バリタンクが入った偽の印刷機を奪う。それで500億用意してミスターXに払おうとすると絵柄が変わり、騙されたと思って窒息爆弾を持って引き上げようとした彼を殺害した。
最終決戦では頭から弾丸を乱射してゴレンジャーを攻撃するも、『ウルトラブルーチェリー』で銃口を防がれた上に弾切れに陥ってしまい、最後は『ゴレンジャーハリケーン“黄金銃”』でキック爆弾が変化した黄金の銃から発射された弾丸を口に打ち込まれ爆死した。
「えぇ!?これ、どうなってんの!?冗談じゃない、止めろ‼」
余談
ミスターXを演じたのは本作でも多くの怪人の声を担当した依田英助氏。同氏は「アイアンキング」第26話の防衛隊隊長や「特警ウインスペクター」第38話の青木東洋の同胞など、顔出し出演も多い。
関連タグ
関連キャラ
銃モチーフの戦隊怪人
ガンマン・二丁拳銃・スナイパーの戦隊怪人
バクモズー:一時的なコスプレ
臨獣アーチャーフィッシュ拳ポウオーテ:弾丸ではなく高圧水流を発射する。
その他
乾十三:頭が丸ごとリボルバーになっているキャラ繋がり。
死ね死ね団:偽札作りの作戦を行った特撮の悪の組織。