「ここには妖怪狐や人化かし狸がウロウロしているようだな。気を付けた方がいいぜ」(第46話)
「この娘と交換にジャガーバルカンを手に入れたら、俺様はこの地球におさらばする。お前が機械帝国の女王になればいい」(第49話)
CV:渡部猛
概要
太陽戦隊サンバルカン第45話「銀河無敵の電気男」より登場した怪人でその正体は強化服を着た宇宙人だと思われる。
元はアマゾンキラーと共に銀河を荒らしまわっていた宇宙海賊だが、銀河連邦警察に追われて地球へと逃亡してきた。
1人でサンバルカンを圧倒するほど強く、サンバルカンの必殺技バルカンボール、さらにサンバルカンが自分を倒す為に編み出したニューバルカンボールをも破った強敵。
二丁拳銃を始め両肩のイナズマキャノン、腹部からのイナズマチェーン、瞬間移動、バルカンボールも破壊する頭部からのイナズマ光線、剣から落雷を発生させるスーパーサンダー、空中回転蹴りのギンガーキック、5秒間だけニューバルカンボールも防ぐイナズマバリアー、腹部からの必殺爆弾アンドロメダボールと、多彩な武器や技を使いこなす。
またジャガーバルカンおよびサンバルカンロボを、宇宙征服も可能な超兵器と非常に高く評価しており、48話ではバルイーグルを、49話では嵐山長官の一人娘である美佐を人質にして手に入れようと謀った。
機械帝国ブラックマグマに参入しヘルサターン総統の信頼を獲得するが、ブラックマグマ乗っ取りを目論むヘドリアン女王の策にはまってヘルサターンとの対決を余儀なくされ、これを倒す羽目になった。
ヘルサターンを倒した事でヘドリアン女王にブラックマグマの新たな指導者に指名されるが、ヘルサターンに忠誠を誓っていたゼロガールズの反感を買い実現しなかった。そして、へドリアン女王が彼女の目論み通り、ゼロガールズ達にブラックマグマの新たな指導者に指名された。
最期はブラックマグマの真の支配者である全能の神によって改造されて自我を失い「機械生命体イナズマモンガー」になるが、改造前には通じなかったサンバルカンの攻撃を食らうなど明らかに改造前より弱体化しており、最期はサンバルカンロボのオーロラプラズマ返しで倒された。
彼の死に、かつての相棒であったアマゾンキラーは哀悼の意を表した。
余談
デザイン担当の野口竜氏はダークヒーローのイメージで纏めた。
関連タグ
太陽戦隊サンバルカン 機械帝国ブラックマグマ アマゾンキラー 第三勢力
オーレッド:顔が同じく星を模しているが、こちらは戦隊ヒーロー
ホシバンバラ:イナズマンに登場するミュータンロボットの一体。顔の形状がよく似ている。
ボンバー・ザ・グレート:上記の作品に登場する幹部で同じく宇宙からの流れ者。こちらも最終的には自我を失い戦闘兵器と化したが、多少自我が残っているという点や一般怪人に改造されなかったという点では異なる(また偽の決闘を仕組まれたイナズマギンガーとは対照的にボンバー側が八百長的な事を皇族のブルドント相手に仕掛けて破壊には成功したが後にカイザーブルドントとして強化復活し、本人から過剰な報復を受けている)。なおボンバーには相方が居ないという点でも相方が存在したイナズマギンガーと比べるとより悲惨な事が分かる(信用できる部下は居たが全て戦死している)