概要
噴火軍団の3番手で、剣のようなヒレと大きく裂けた口が特徴的なサメの怪人。
サメがモデルなだけあり、優れた遊泳能力を有し、ゾルダー達を巧みに指揮する指揮官としても有用な人物である。武器は巨大な薙刀と腰に備えた「ベルト爆弾」、そしてゴレンジャーの武器もバリバリと噛み砕ける大顎を取り外して投げ付ける「剣ザメクラッシャー」。更にゾルダーが騎馬となる事で「剣ザメアタック」という陣形を作り出す。
イーグルの保有する油田基地の破壊し、ゴレンジャー達の乗るマシンの燃料の補給源を断つ事を使命としており、夜間に襲撃するという合理的な作戦(※1)で1ヶ所目の爆破に成功するが、ゴレンジャーにまんまと探知機を取り付けられて失敗、得意の海中に逃げ込むもバリタンクの魚雷を食らって地上に炙り出され、ゴレンジャーと決戦を繰り広げる。ゴレンジャーハリケーンを剣ザメクラッシャーで攻略してみせるが、なんと今回のゴレンジャーハリケーンは二段ロケッターになっており、ゴレンジャーハリケーン本体から飛び出た二発目を呑み込んでしまい爆死した。
(※1)サメはロレンチーニ器官が発達していて、夜間でも活動できる点や、油田基地という事もあり、水中に逃げる必要性が出て来る事を考えると剣ザメ仮面は最適任と言える。(飛行能力を有する仮面怪人を派遣しようにも、ゴレンジャーは特に空中戦力が強力な為である。)