概要
『電子戦隊デンジマン』第16話「熱海の陰謀を砕け」に登場するベーダー怪物。ベルトのバックルナンバーは「15」。
感染すると3ヶ月の潜伏期間を経て発症し、高熱を発して細胞を灰のように変化させ体を土塊にして殺してしまう恐怖の細菌「サメラ菌」を相模湾にばら撒き、海を汚染させようと暗躍する。
ベーダー一族はこの細菌を海水浴場に撒き散らし、900万人にも及ぶ人間達を殺害しようと計画。そのために細菌学者の浅野教授の息子である雄一に化けて夫婦を脅し、細菌を作製させていた。
首だけの姿になって相手に噛みつく『サメ牙』と槍が主な戦力。
最終戦において『デンジジャンプ』から繰り出された5人のキックを浴びて崖から転げ落ちた直後に巨大化するが、ダイデンジンと対決の途中で等身大に戻って逃亡を図るも、最後は『デンジブーメラン』を受けて爆死した。
余談
デザイン画の時点では「コイノボラー」であり、頭部はこいのぼりの尾の形をしていたが、脚本に合わせて鮫形の頭部が追加デザインされ作中の姿になった。
それゆえに身体に鱗模様、足の部分に「こいのぼり」の頭部をモチーフにした目と歯がある。
44年後、こいのぼりモチーフの怪人が日の目を見ることになった。