「霹靂異數之龍圖霸業」とは、 霹靂布袋戲で素還真が登場するシリーズの第27作目である。
2001年8月開始で、全40集。
作品解説
概要
素還真と一頁書がともに不在の間に、天策王朝と魔劍道の対立と休戦、誅天の死、妖刀界の台頭と、歴史が淡々と転換していく。
なお、第31集と第32集の劇中に、生者も死者も総出演する新春の挨拶がある。
主な登場人物
中原一の賢人。生死不明。
雲渡山の高僧。生死不明。
- 天策真龍
七星の力で武林を支配したとされる上古の王。前半と後半で性格が違う。
- 遺世老、鳳棲梧、竹醜、步雙極
天策真龍の上古からの家臣。復活した主人のため、尽力する。
- 屈世途
天策真龍の新しい軍師。中原の平和のため、知略を発揮する。
- 照世明燈
提灯が目印の青年武侠。中原の平和のため、天策真龍に降伏し、屈世途に協力する。
- 孤跡蒼狼
西獏にあった王家の末裔。中原の平和のため、天策真龍に降伏する。
- 鷲默心
天策真龍に投降してきた毒使いの美女。白衣劍少と顔が似ている。
- 誅天
魔劍道の主。天策真龍と因縁がある。
- 黑衣劍少
魔劍道の太子で、誅天と妖后の実子。わがままで意地っ張りだが、内心義兄を慕っている。
- 白衣劍少
魔劍道の少子で、誅天の養子。物静かで冷淡に見えるが、義弟を大切にしている。
- 妖后
誅天の妻で「妖刀界」の主。夫とは仲が悪く別居状態で、息子の養育権を争っている。
- 策謀略
魔劍道の隠れた参謀。死霊を操る術を使う。
- 權妃
妖后の妹。姉を補佐している。
- 風之痕
誅天の友人で両劍少の師。「風之痕」と「魔流劍」という、性質の異なる2種類の剣技を操る。
- 憶秋年
風之痕の友人で、剣技を競う相手。飄々とした老人。
- 洛子商
憶秋年の弟子。飄々とした青年で、師匠より皮肉っぽい。
- 天忌
黒いマントで全身を覆った剣客。山の頂から風之痕を見張っている。
- 不二刀
南武林の刀客。七星のひとりとして命を狙われている。
- 陰無獨、陽有偶
二人で一つの体を持つ男女のきょうだい。魔界の裏事情に詳しい。
- 姫無花
天壇で花に囲まれて暮らす女性。各界の要人と交流がある。
- 石脳
かつて魔界から素還真に贈られた石の怪物。姫無花になつく。
- 冥河畫匠
他者の死に様を予言的に描く画師。姫無花の知り合い。
- 獨孤遺恨
誅天を殺害したと噂される剣客。船で黙々と河を下る。
- 鋼翼飛猿
金属の翼を持つ猿人。獨孤遺恨の無実を信じている。
- 川涼劍伕
剣客。獨孤遺恨、鋼翼飛猿の友人。
- 雜細郎
眼鏡の小物売り。不思議な品をいろいろ持っている。
- 沙舟一字師
少年の姿をした高僧。西漠の死霊を封じている人物。
汗青編御主。過去の悪事が暴かれることにおびえている。
- 渡生劍
悅蘭芳の過去を知る剣客。
- 忘千歲
尼寺に保護されている女性。時々錯乱する。
- 燃燈
死霊の群れに対抗する力を持つ老僧。
- 郭財臨
変わった名前の料理を出す酒楼「四海第一家」の副支配人。支配人不在の四海第一家を切り盛りする。
北武林出身の刀客。死霊に対抗する品を探している。
- 雲袖
四海第一家に定期的に現れる美女。亂世狂刀が探す品の持ち主。
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