概要
2021年3月に公開された、『きららファンタジア』のメインクエスト第2部『断ち切られし絆』のメインシナリオ2章。
この章でメディアが初登場した。また、この章が追加された際に、『フェンネル【第2部】』が登場した。
あらすじ
禁呪リアライフに侵されたシャミ子を真実の手・ヒナゲシから救い出し、桃たちとともに元の世界へ送り返したきららたち。
[[ウツカイ]の指令書を手がかりに、「写本の街」を新たな目的地に決める。
しかし、そこではリアリストたちの新たな計画が動いていた…。
「写本の街」で出会ったのは、聖典の写本を司るスクライブギルドの長・メディア。
そしてアルシーヴの命のもとメディアを護衛する七賢者・フェンネルだった。
しかし、ウツカイが持つ手紙を読めるうつつにフェンネルは不信感を露わにする。
フェンネルとうつつの間に亀裂が生じる中、メディアにウツカイの魔の手が忍び寄る!
登場キャラ
特徴
魔王シャドウミストレスの登場などもあり、大きな話題を呼んだ1章とは異なり、その次の章である2章では本作に登場したオリジナルキャラのみ登場している話になっている。
そして、この章の31節でサンストーンと出会ったきららが、突然胸が痛くなったり、涙を流したりするという、後の章で明かされる真実に繋がるような展開も見られた。
前述したように、本作のオリジナルキャラのみ登場していたこともあり、きらら作品のキャラが「リアリスト」たちによって酷い目を遭わされる展開があった3章や5章と比べると批判的な意見は少ない(2章と同じく、本作のオリジナルキャラのみで話が進む展開になった4章、7章も同様に批判的な意見は少ない)。
また、七賢者の第2部衣装が登場したのもこの章からである。これにより、フェンネルを除いた残りの七賢者にも第2部の衣装が追加されると期待していたファンも多かった。
何よりも、サンストーンと出会った際のきららの様子がおかしくなる場面があり、きららとサンストーンの関係に対して考察する人も増えた可能性もあるだろう。
ただ、この章で2章でうつつを疑うフェンネルに幾度も反論するランプについては一部のファンから批判的な意見が存在していたようだ。
余談
- スイセンについて
この章ではスイセンが登場する…が、この章では何故かキャラクター紹介されていなかった。なお、スイセンは5章で再登場し、その際にキャラクター紹介された他、キャラクターデザイン&声優が判明された。なお、この章でスイセンのキャラクター紹介が行われなかった理由は不明である。
- スクライブギルドについて
この章で登場するスクライブギルドは、メディアを除いて、シルエットのみの登場である。
- 名前が判明された「リアリスト」
1章13節でヒナゲシがシャミ子に絶望のクリエを搾り取っていた際、ヒナゲシが通信機の少女と話す展開がある。その際に、通信機の少女に向けて、
「で、でも……やっぱり1人じゃ不安で……お姉様……来られないかな……?」
と発言する展開があった。
そして、2章19節でスイセンが来た後のヒナゲシとサンストーンの会話で、
「リコリスは別の作戦を遂行中で来られない。これはハイプリス様の命令だから。」
「そんな……お姉様、わたしを見捨てたの……?」
という会話をしていた。このような点もあり、1章13節に登場していた通信機の少女の名前はリコリスであることが判明された。なお、リコリスは2章には登場していない。