概要
1969年9月26日生、函館市出身。
函館ラ・サール高校から東京大学経済学部を卒業し郵政省官僚となる。
総務省を退官して江田五月の秘書になったことで政界への道を歩み始める。
2005年岡山市長選に出馬したが落選。
2009年8月30日の第45回衆議院議員総選挙に民主党から出馬して比例復活当選し政治家デビュー。
2013年に民主党を離党し、一時期無所属や維新の党にいたりしたが、2017年に立憲民主党入りし比例復活で再び当選した。
政治活動と並行してコンサルティング会社を立ち上げており、その関係で知り合った一般女性と結婚。
2020年に後述の事情で立憲民主党を追い出されたためしばらく無所属で活動。
2021年の第49回衆議院議員総選挙では山本太郎率いるれいわ新選組公認で滋賀3区より出馬したが、落選し議席を失った。
その後も同党の幹事長として議席がないまま活動したが、第26回参議院議員通常選挙でも比例代表9名中の8位となり、また落選している。
2024年の第50回衆議院議員総選挙では、埼玉13区より北関東比例ブロックとの重複立候補(1位)で出馬。結果、れいわ新選組が北関東の比例議席を1つ獲得したことと、小選挙区での有効得票数12%程度を確保したことから比例で復活当選。3年ぶりに国会議員への復帰を果たした。
また小選挙区こそ国民民主党に譲ることになったものの、現役の裏金疑惑トップ議員である三ツ林裕巳を落選させるという目的を達成している。
不祥事
2020年、COVID-19の流行に伴う緊急事態宣言が出されたわずか2日後、歌舞伎町のセクキャバで遊んでいたことを週刊文春・週刊新潮・日刊ゲンダイのトリプル砲撃でスクープされる。
セクキャバは「女性と密着する(店によってはディープキスなどもあり)」「至近距離で会話する」という、COVID-19の感染予防という観点からは極めて危険性が高いと指摘されていた。
さらに店に行く直前だったと思われる時間帯にtwitterで「緊急事態宣言出しても相変わらずの満員電車の我が国では、そうせざるを得ないのかもしれません。とにかく満員電車をなくす政策(テレワークの徹底)を最優先すべきで、『夜の外出自粛』では済まないと思います」と投稿していた。
記事中では性壁をあらわにしたあまりに恥ずかしいプレイの模様が描写されていたためネット上でもネタとして散々にいじられた。
本人は離党届を提出したものの、大恥をかかされた党幹部は枝野幸男代表を筆頭に激怒しており離党届を受付けずもっとも重い処分「除籍」とした。
高井本人は「弁解の余地はありません。この許されざる過ちを犯したことから逃げることなく、正面から向き合い、生き恥をさらす覚悟でこれからの人生を歩んでいく所存です。」とコメント。
しかし通常であれば「恥ずかしい行為ではあるが合意の上であり違法行為ではない」ことや、週刊誌にバラしたセクキャバ嬢たちにも職業倫理的な問題があることから「厳しすぎるのでは」「先にセクハラで自主離党した初鹿明博への処分は甘かったのでは」という声もあった。
ほぼ同時期に「新宿二丁目で警察官へのパワハラをしていた」と報じられた同党の石川大我が全く党からお咎めを受けなかったことで、ネット住民には彼に同情的な向きも多少はある。
のちに接客したセクキャバ嬢を名乗る女性がSPAからインタビューを受けており、それによると彼女が直接暴露したのではなく、男性の友人に「国会議員が来た」と喋ってしまったところその友人が「自粛のストレスが溜まったから」という理由で週刊誌にネタを売ってしまったとのことであり、のちに彼女は週刊誌記者にラブホテルに軟禁されて脅迫的な取材を受けたといい、上記のプレイ中の高井の台詞も一部は捏造であるとしている。参照
この経緯から「登場人物全員ダメ人間」と評する人も多くなった。