概要
女神転生シリーズ
初出作品はFC『女神転生』。第4エリア「マズルカ回廊」を支配する魔王として登場する。
出現時は透明なので、道中で「ラトスの像」を手に入れて実体化させないと物理攻撃が全く効かないので注意が必要である。
『真・女神転生Ⅱ』で久々に登場し、魔界の要所・イェツラー回廊を守り、月齢が新月以外の時は月の力に守られて戦闘自体ができない。
以降もシリーズ作品に登場し、いずれも特殊なスキルを備える悪魔として独特の存在感を放っている。
特筆すべきはそのデザインで、『女神転生』では長い髪をヴェールのようにまとった魔女というRPGとしては正統派な姿であったが、
『真Ⅱ』では月と星の意匠をあしらったボンデージファッションに身を包む
犬・馬・獅子の頭部を備えるムチを持った女性という衝撃的なデザインで登場した。
当初ボス限定であったこのデザイン(『真Ⅱ』では仲魔にするとドレス姿に)は『真・女神転生if...』以降の作品でも流用され、
『真・女神転生IMAGINE』では遂に3Dデザイン化している。
なお別名であるといわれるボルボ名義で、種族“鬼女”の通常敵として『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』、『真Ⅱ』ではドレスを着た醜い魔女姿。
アスキーコミックスの漫画『真・女神転生』(原作:鈴木 一也 作画:御祇島 千明)および同作を元にしたOVA作品『真・女神転生 東京黙示録』では、地霊などの大地に結び付いた悪魔との契約の際に『夜と犬の女神ヘカーテ』『夜の女王ボルボ=ヘカーテ』として名前が登場する。
デビルサマナーシリーズ
『ソウルハッカーズ』でもボルボ名義で、3人の女性の生えた上半身を持つ異形姿で登場しているばかりか、デビルサマナー・ナオミの技「満月の女王」のエフェクトとしても出演しており、管に封印されたヘカーテの力で、満月時には敵全体に万能系の大ダメージを与えるという能力で活躍をした。