プロフィール
概要
恋ヶ崎超女学園に通う女子生徒で、主人公たちの住んでいる恋ヶ崎で一番のお金持ちである鳳凰院家の次女であり、恋ヶ崎超女学園の理事長の娘でもある。
名字と髪の色から分かる通り、生徒会長である鳳凰院桐夜の一つ年下の妹であり、姉と同じく美しい顔立ちと金髪の長い髪が特徴のお嬢様である。喋り方もお嬢様そのものであり、「ですわ口調」で話す。
勉強、スポーツ、家事、女子道とあらゆる分野で高い能力を持つ優等生であり、完璧主義でもあるため、主人公と恋の成就をするまでは落ちこぼれ故に失敗やドジをしてばかりの主人公に対してダメ出しや辛辣な態度を取ってしまう事が何度もあった。
また主人公が恋ヶ崎超女学園に編入してくるまでは『王子様のような素敵な男子との恋』に憧れていたのだが、編入してきた男子である主人公は王子様にはとても程遠く、様々な分野で最低かつ落ちこぼれな三枚目要素の強すぎる男子だったため、「ハズレ(の男子)をつかまされましたわーーー!」と悪態をついていたこともある。
姉の桐夜がそうであるように、桐華もリーダーシップに優れており、彼女を尊敬したり、慕う女子生徒もとても多い。
また、同学年の知り合いが多く、作中で確認できる範囲でも木屋留美、内田栞、藤沢しのぶ、そして幼馴染の鹿島紅葉と男子部のヒロインでも最多である。
恋の成就に至るまで
ある日、男子部は生徒会から呼び出しを受けるが、自分達を呼び出した張本人である生徒会長の桐夜から『男子部の提出した活動報告書には都合のいい事しか書かれていない事』をはじめとして色々と叱られてしまう。
部室に戻った男子部は叱られる原因となった活動報告書を再確認して反省するのだが、その中でも桐華は自分の甘さを悔いて独断で『(桐夜に叱られる原因となった)主人公の男子部での活動には桐華の同伴の上で行う事』と決めてしまう。
それからは主人公は放課後になるたびに桐華の付き添い前提で依頼をこなす日々が続いていたのだが、慣れないスピードでの活動に普段の何倍も疲れてしまい、更には男子部の中で最も真面目で優等生である桐華が基準での評価で、自分の失敗が理由のダメ出しや辛辣な言葉を延々と浴びせられ、主人公も我慢はするものの、遂に限界が来てキレてしまい桐華とは言い争いになってしまう。
そしてその中で『どちらの考えややり方が正しいのか』ハッキリさせるために
- 『主人公と桐華でそれぞれ単独で数々の男子部の依頼をこなしていき、経過や依頼者の満足度で白黒ハッキリさせる』
というルールの下で男子部の依頼で勝負することになる。
それが決まった翌日から勝負は始まり、桐華は『持ち前の能力の高さ』を……主人公は『厳しすぎない考え』で……といった感じにお互いに相手が感心するような自分の強みや考えに基づいたやり方で依頼をこなしていく。
そんな日々が続く中で、桐華は過労による貧血で倒れてしまうも、主人公の介抱で意識を取り戻す。そして後日、体調を持ち直した桐華はしおらしくなって『(助けてもらった)借りを作ったままでは不本意だからお礼をさせてほしい』と主人公に望むものを尋ねてくる。
主人公は『桐華をワザと怒らせて今までの関係に戻そう』という魂胆(つまり実質冗談)で「その巨乳でご奉仕してほしい」と頼むのだが、桐華は怒るどころか微塵も躊躇せずにそれを受け入れ、主人公への胸でのご奉仕を始める。
桐華の姉と同じく『男なら見惚れてしまうような巨乳』に桐華本人曰く『女子道のパイズリ部門ではクラス最優秀と称される技術』も合わさって、主人公は極楽な快楽を味わって果ててしまい、言い争っていた時は全く意識していなかった桐華の『女子としての魅力』に心奪われるほどにそそられてしまう。
それから数日後の結果発表では桐華の方は全て高得点なのに対し、主人公はピンキリな結果になってしまい、そこから勝敗を決める二人の平均点を主人公は悟り、勝負は桐華の勝ちで決まったも同然なのだが、突如桐華の『点数計算で勝負の結果や男子部の活動の評価を決めることはできない』という申し出で勝負は引き分けとなってしまう。それは桐華が『自分のやり方が全てではなく、主人公には主人公のやり方や持ち味がある』という事を認めたことを意味するのである。それからは桐華も主人公も相手のやり方から学ぶべき点があることを自覚し、二人は仲直りしたのである。
それ以降も主人公と桐華の二人で男子部の依頼をこなしていく事になったのだが、桐華は以前とは違って厳しいながらも主人公の考え・やり方を尊重してくれるようになったのだ。だが前述の『桐華のお礼』が原因で主人公も桐華も良い意味で相手を意識するようになってそれが原因か次の依頼に向かう途中で桐華は足を捻挫してしまう。桐華は主人公だけでも依頼先に行かせようとするのだが、桐華と色々あって絆が深まった主人公がそれを見過ごせるわけもなく、桐華をお姫様抱っこして保健室に送り届けるのだった。桐華は『真面目で厳しいだけでなく、女の子らしさや優しさといった魅力もある女子』という事を知った主人公はそのギャップにやられて完全に好きになったのである。保健室に送り届けてくれた上に自分への好意をそんな風に素直に告白してくれた主人公に桐華もまた「例えエリートではなくても『貴方は私にとっての王子様』」という告白をして、相思相愛になった二人は恋の成就を果たしたのだ。
関連タグ
ツンデレ:エピローグでは『普段はしっかりしてるけど、好きな相手と二人きりの時はデレる』という元々の意味でのツンデレになっている。
作中での桐華の関連人物
桐華の男子部仲間
桐華と関係ある同学年ヒロイン
恋ヶ崎のメインヒロイン
関連する他作品のキャラクター・人物
セシリア・オルコット:他作品のキャラクターで『金髪ロング』『巨乳』『ですわ口調のお嬢様』『主人公に対しては初対面の頃は印象が悪かったが後に認めて好意を持ち、「さん付け」で呼びで慕っている』と共通点が多い。