概要
「黄昏」と呼ばれる原因不明の現象によって地力や水といった資源が枯渇し、緩やかに終焉を迎えようとする過酷な世界観を共有する作品群の通称。
過去に同様の現象にみまわれ錬金術を駆使して現状打破を試みたものの終焉を迎えた古代文明の遺産が各作品の重要な要素となっている。
世界観設定はシビアなものの、その世界に生きる人々はアトリエシリーズらしい呑気で前向きな者が多く、各作品内で描かれる物語自体は従来のアトリエシリーズ同様に悲壮感を強調する様な物にはなっていない。
キャラクターデザインは共通して左氏。
作品一覧
- アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~
- アーシャのアトリエ Plus ~黄昏の大地の錬金術士~
- エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~
- エスカ&ロジーのアトリエ Plus ~黄昏の空の錬金術士~
- シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~
- シャリーのアトリエ Plus ~黄昏の海の錬金術士~
用語
錬金術
素材となるアイテムを混ぜ合わせ、全く異なるアイテムをつくる技術。
黄昏世界における錬金術は「新式錬金術」「古式錬金術」のふたつに分けられる。
「新式錬金術」は学問的に理論や公式を用いて体系化されたもので、学べば誰にでも扱えるもの。
「古式錬金術」は感覚的なもので、才能がないと使えない。
錬金術を使った結果として何ができるかという部分に関しては、古式も新式も明確な差はない。
また「魔法」も錬金術の一種として認識されているが、錬金術が学問として発展した技術であるのに対し、魔法はそれよりも少し原始的な力の使い方をし、両者は違うものといえる。
ただし、これらは「無から有を生み出す」ものではなく、一見そう言う風に見えつつも未知の「何か」を代償として消費しており、そういう事実とその弊害への無理解と技術の濫用が数々の問題を引き起こしている。
中央
黄昏世界における文明の中心地。新式錬金術の研究がなされている。
アーシャのアトリエの舞台「フィルツベルク」は中央のはるか東、
エスカ&ロジーのアトリエの舞台「コルセイト」は中央のはるか西、
シャリーのアトリエの舞台「ステラード」はフィルツベルクのはるか南に位置している。
スラグ
古代の錬金術で造られた、使役可能な人造生物。
小間使い型、警戒型、運搬型など目的に応じたさまざまな姿のスラグが存在する。
分裂して数を維持することが出来る。
長い時間を経たことで本来は大人しく人を襲うことのないはずのスラグも凶暴化してしまっている。
2018/7/10の生放送では珪素生物であるという設定が明かされた。
ホムンクルス
大きな耳と尻尾を持ち二足歩行する、身長100cmほどの生き物。
人の言葉を片言ながらも話すことができる。
コルセイトやステラードでは、アイテムを補充することで、報酬としてきらきらを得ている。
オートマタ
古代の錬金術で造られた機械人形。
長い時代にわたって造られており、とくに錬金術の最盛期に最も高度な技術で作られたものは人間と同じように思考し行動する。
シリーズを通して登場するキャラクター
3作すべてに登場するキャラクター
いずれか2作に登場するキャラクター