黒酒路子
くろきろこ
高校3年生で、生徒会副会長。通称:「チーフ」
ローカル線駅長の娘で鉄道好き。自室も電車の車両を改造したものである。生徒会長:城ヶ根御前の親友であり、彼女の役に立ちたいと考えているが、なかなか素直にいえず声がかかるのを待っている少しツンデレな女の子。その為、御前がアクションヒロインショーのプロジェクトを立ち上げた際には気になりながらもすぐには参加せず、自宅で「超天界カミダイオー」の動画を見て予習しつつ待機していた。
上記の通り、自身のスタンスを主に夜間に作業をする鉄道保線員になぞらえ、御前からの声かけを待っていたが、父からの本当に必要な時に迅速に作業する事が鉄道保線員の正しい在り方という言葉に吹っ切れた路子は御前達のもとに駆け込んだ。丁度その頃、悪役を担当していた黄瀬美甘が負傷していた為、御前が新たな悪役担当を探していた所であり、その折に路子の登場に気づいた御前からようやく声を掛けられ、アクションヒロインショーに参加する事になった。
また、上記の路子のアクションヒロインショー参加の経緯を取りあげた第2話のタイトルは彼女の名前に同じ時間帯で以前やっていた作品をひっかけた物だった。
中学時代はテニス部のエースで、3連覇を果たしている。一方でテニス部のキャプテンであった御前が成績を残せなかったことを考慮して、高校でダブルスを組もうと提案したが自信を無くしていた御前から断られていた。
歌唱力も中の人に寄せている為か、高い。
いざという時にはとても頼りになる人物で、御前から「私の王子様」と呼ばれているが、その一方で事あるごとに鉄道ネタを持ち込もうとしたり、気動車のディーゼルエンジンの音に聞き惚れたりするなど重度の鉄オタという側面もあり、御前にたしなめられる事もある。名称不明な鉄オタの友達もいる。
ショーでは「最強戦士カジュダイオー」以降、一貫して悪役を担当しており、「聖果戦士ヒナネクター」では鉄道をモチーフにした衣装を身につけ改札鋏風の武器を手にしている。
(カジュダイオーでは「超天界カミダイオー」の悪役ロッチ王の姪という設定のジョロッチ王役、ヒナネクターではロコモブラック役)
また、必要な時には高いアドリブのスキルを発揮する。
親友である御前に対しては友情以上の感情を持っている模様で、御前が自身に寄りかかって眠っている時は幸せそうな表情を浮かべていたり、青山元気による演技指導の一環で御前を誘惑する様に求められた際には普段の凛とした表情から一変して羞恥心をあらわにしたぎこちない誘惑の仕草を披露してしまい、御前から笑われている。
キャラクター名の由来は神前酒である黒酒(くろき)とスティーブンソンの開発した蒸気機関車ロコモーション号からと思われる。
杏からの呼び名「チーフ」は「キャップの次に偉い先輩だから」という理屈からであろう。
大門山ツラヌキ:新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATIONにおける中の人繋がり
遠野美凪 - 彼女と同じく駅長の娘で駅に居住するキャラクター。但し美凪が住むのが廃駅の駅舎であるのに比べ、路子が住むのは現役の駅にある廃車体の違いがある。