概要
特急「しなの」(名古屋駅〜塩尻駅〜長野駅間)で使用されているJR東海の383系が大規模なリニューアル工事を受けないまま製造から30年を経過したことから、その代替車両として開発される特急形電車。
量産先行車は2026年度に落成し各種試験を実施。その後2029年度頃を目標に、量産車の導入と営業運転開始を目指す見通し。
381系・383系時代は基本編成と増結編成を組み合わせた6・8・10両で運転されていた「しなの」であったが、本系列は分割には対応しない8両固定編成として量産され、名古屋・長野方の両先頭車は前面展望にも対応した非貫通型でデザインされる(メイン画像は設計段階のもの)。